ナンパの日

(市況)

すみません。今日も遅くなってしまいました。

「概ね下落。米雇用統計を受けて」
週末の商品市場は軒並下落した。注目の米雇用統計が、予想比大幅なマイナスであったこと(民間調査会社が著しく強い数値を発表したことが混乱をもたらした感は否めないが)、平均時給が前月比比較的大幅なプラスとなっていることから、「景気減速&利上げ実施の可能性」の2つの効果で株価が調整したことが切っ掛けである。

但し、個別にファンダメンタルが強い商品が物色される流れには概ね変化なく、ニッケル等は積極的に物色されている状況。
毎度議論される、「下りのエスカレーターの速度」は徐々に速度を速める可能性が高くなってきている、といえよう。この流れがトレンド化するのか否かに関しては、19日のCPIと翌日のFOMCの議事録の内容に掛かっていると考えている。
尚、北朝鮮の問題は今のところ売り買い材料とは見ていないが、「地政学的リスク」というものが「存在すること」を再認識させる、という意味では「どちらかといえば」買い材料、と考えられる(インパクトは極めて小さいが....)。

(ひとりごと)

インターネットで「今日は何の日」を見ていたら、7月8日が凄い日であることが分かった。
なんと、
「ナンパの日」
なんだそうだ。日本ナンパ振興会が、内気な日本人の性格改善の観点からナンパを推進するべく1987年7月8日に制定した日なのだそうだ。
というのはウソだが、実際に7月8日はナンパの日なのだそうだ。
ナンパ、ナンパというが、大好きな大辞泉ではどのように定義しているだろうか?
調べてみたところ、

なん‐ぱ【軟派】
[名](スル)
1.強硬な意見・主義などをもたない一派。「―の議員」硬派。
2.女性と交際したり、服装に気をつかったりすることを好む態度。また、そのような人や、一派。「―の学生」硬派。
3.新聞・雑誌などで、文化・芸能関係の記事や記者。「―の雑誌」硬派。
4.街頭などで声をかけて、男性が女性を誘うこと。「―して遊びに行く」
 
とあった。反対語は「硬派」なのか。ナンパに対して、「コウハ」ってなんで言わないのだろうか?
まあその辺りはいいや。
1は文字通りなので今回の議論からは排除。でも。2〜4までは全て「男性」が主語である。
女の子が「私が逆ナンして」って言葉を使っているがあれは、日本語の使い方として正しいらしい。
でも、新聞雑誌で、文化芸能を担当する人のことを「ナンパ」というらしい。何かの間違いじゃないか?
ということで、今度は大辞林で調べてみた。

なんぱ01 【軟派】
1.強硬な意見・主義をもたない一派。
2.詩や小説を読みふけったり、異性との交際や流行の派手な服装を好む若い人々。
3.新聞で、社会面や文化面などを担当する記者。
4.株式や商品市場で、相場が先行下落すると見て、売りに出るグループ。弱気筋。
5.遊びを目的に異性に交際を求めることをいう。

3.にあるとおり、新聞・雑誌社のこの分野の人は「ナンパ」と呼ぶのが正しいようだ。
政治面から文化・社会面に異動になると、「俺、ナンパに異動になったよ」とかいうのだろうか。
よくよく見ると、なんと、相場に対してベア(弱気)な人も4の通り、「ナンパ」と呼ぶらしい。
これから毎日書くレポートは、「来週はベア目の相場展開を予想」じゃなくて、「来週はナンパな相場展開を予想」と
書くべきなんだろうか。
おっと。女性のことを書こうかと思ったけど、まったく書く余地がなくなった。
続きは明日。