不良スーツ

(市況)

「上昇」
昨日の商品市場は軒並上昇した。好調な米耐久財受注を受けて非鉄金属が上昇、ナイジェリアのBonny Lightがフォースマジュールで輸出がストップしてしまったこと等を受けて原油価格が上昇した。また、原油・石油製品については欧米が猛暑であることも支援材料となっており、在庫の水準は充分だが天然ガス価格が上昇している。
ですが、今年のテーマであります「金融政策変更」の引き金となり得るインフレ関連指標、経済統計に一喜一憂の展開には変わりはなく、今晩発表されるQ206米GDP速報値の内容に注目したいと考えている(市場予想前期比年率+2.6%)。

この内容が「低インフレ・高成長持続」であれば来月初めにファンドが動くものと考えられ、そうでなかった場合(8月のFOMC金利引上げをせざるを得ないような内容が発表された場合)には下落することとなろう。

(ひとりごと)

ちょい悪オヤジが流行って随分たつが、最近の雑誌のコピーも行きすぎなような気がする。
ちょっと前にみたのは、「チョイ悪オヤジの不良スーツ」ってタイトル。
あれって、「悪いオヤジ」がきるから「不良スーツ」なわけで、不良スーツを着たから「不良オヤジ」なわけではない。
でも、以前この雑感のコーナーで指摘した「まずやってみる」の観点からすれば正しいのか(シャム猫の話参照)。
とあれこれ悩んでいたらカミさんが一言。

「不良スーツって、出来の悪いスーツってこと?」

....そうなのか?

あの雑誌には申し訳ないが、そうとも読めるな。確かに。