おでん-その2

(ニュース)

・ECBトリシェ総裁「G7通貨の過度な変動は望ましくない」   
・中国国家発展改革委員会「中国の石油・ガス需給は均衡へ。石油製品需給は逼迫の恐れ。原材料と燃料価格は大幅に変動するリスクがある。」

・米ブッシュのエネルギー政策に関し、エクソンは「米石油の70%を輸入に頼るその依存度の低下策として、エタノールに依存するのは見当違い」(GSのセミナーにて)
・イラン ハメネイ師「ガス版OPEC」構想でロシア イワノフと会談(日経)

(市況)

「下落」      
 昨日の商品市場は概ね下落した。エネルギーはレンジ相場の中、利食いに押された格好。非鉄金属ギニアゼネスト終了の影響でアルミが急落したことがセンチメントを悪化させた様子。ソフトも同様に水準を下げた。一方で株式市場は堅調に推移している。

(ひとりごと)

TBSのホームページで、「華麗なる一族チェック」をやってみた。
私は、

長谷川京子

でした。やはり。

え?

さて。
   
おでんに関して、やっぱり反応を頂いた。      
あえて書いておかなかったのだが、やはり大根を強く押す人は多かった。      
      
実際のところテレビのドラマでは必ず、ステンカラーのコートを来たサラリーマンが、屋台のおでん屋で      
大根のちくわとはんぺんを頼むのが定番となっている。      
アルミ製のお燗器で温めた熱燗も欠かせない。      

酒飲みの人間からすれば、お酒は燗ではなく、冷で飲むのが良い、とされているわけだが、
私は個人的には熱燗の方が良い。出来るだけ熱く燗してあるのがポイントだ。
寒いときに熱い燗酒を何も食べずに腹に流し込むと、胃がカッと熱くなって食欲が増す。
フランス料理では食前酒に、ドライシェリーとか、シャンパンを頼むが、あれらの酒に比して
燗した酒の食欲増進作用は、比較にならないほど強い。
個人的にはワインが体に合っているらしく好きなのだが、熱燗があれば、そっちを選んでしまう。

大なり小なり酒を飲むと胃がやられてしまうが、汁を大量に吸い込んだ大根を流し込むと
(本当は医学的にそんなことはないんだろうが)、胃壁が大根のすった汁で潤される感じがして、非常に心地よい。
まさに黄金の組み合わせである。

家内と話をしていて驚いたのだが、九州出身の彼女の実家では、おでんに辛子をつけないんだそうだ。

もったいない

大根には辛子をたくさんつけて、酒とともに流し込むべきなのだ。
読者の方からやはり、と思って指摘されたのが「もち巾着」。
カミさんの好物でもある。
個人的な好みを言えば、やはりもちは水分を吸って、しっとりしているほうが良い。
なので、切り餅をあぶって食べるっていうのは私からすればNGである。

あとはいろいろご意見いただいた中では、
牛筋とか、じゃがいも、とか、変わったのではトマトというのもあった。

牛筋はちびまる子ちゃんにも出てくるとおり、東京では見られないものの、静岡のおでんには必ず入っている。
あの味の具材であれば、おでん汁はなるだけ濃い味のほうが良い。
銀座の名店「お多幸」のおでん汁ぐらいの味付けが良い、と思う(他の具を食べるときには甘すぎの感も否めませんが)。

じゃがいもも、出来るだけ汁を吸ったのに、辛子を大量につけて食べるのが好きだ。
辛子が辛すぎて鼻に来たときに、熱燗を流し込んで辛さを和らげるのがたまらない。
「阿吽の呼吸」とはまさにこのことであろう。

変り種のトマトってのは、試したことがないが、どんな味になるんだろうか?
察するに薄味の汁が合うように思う。

と、いちいち、具のことを説明していると本当にきりがない。
おでんは他の食べ物と違い、具材ひとつひとつに食べる人の思い入れが強い食べ物なのだ。
ポトフとか、シチューとかで具材1つ1つにコメントすることは結構難しいと思うし。

あ、皆さん普通、おでんの汁、っていったらどういう汁にしてます?
私はかつおと昆布で取った澄んだ色の出汁が好きなんですけど。