イベリコ豚

(ニュース)

・Q406ユーロ圏GDP速報 前期比+0.9%(Q306改定+0.6%)、市場予想+0.9%。   
・Q406米非農業部門労働生産性改定 前期比年率+1.6%(速報比▲1.4%)、市場予想+1.5%。   
・Q406米単位労働コスト 前期比年率+6.6%(速報比+4.9%)、市場予想+3.2%。インフレ懸念が残存か。   
・1月米中古住宅販売 前月比▲4.1%(12月改定+4.5%(速報比▲0.4%))、市場予想▲1.2%。12月な温暖な気候の反動の可能性。   
・1月米製造業受注 前月比▲5.6%(前月改定+2.6%(速報比+0.2%))、市場予想▲4.5%。   
FRBバーナンキ議長の講演では特段のコメントなし。   
・欧米はイラン問題に関して60日間の新たな期限を与えるという中国とロシアの提案に合意。   

・チリ CodelcoのRadomiro Tomic鉱山(300KMt/y)は3月2日の火災で稼働率が低下しているが後15日ほどで復旧する見込み。   
ザンビア Luanshya銅山、労使交渉に伴う稼動停止で390Mtの生産に影響。      
・Xstrata UkのNorthfleet Smelter(2006年の鉛生産量:162KMt)は、オーストラリアMount Isa鉱山からの鉛供給停止によりフォースマジュールを宣言。

IOCのGuwahati製油所(20KBD)に火災が発生。修理は4日程度で終了する見込み。      
・Exxon Mobilは6月と7月に、シンガポールのJuron地区緒製油所(309KBD)をメンテナンスのため停止の見込み。      
・EIA月報      
2007年石油需要見通し、Q107 86.8MBD(前回発表時比+0.3MBD)、Q207 84.8(同▲0.3MBD)、Q307 86.3(同▲0.1MBD)。   
2007年中国の石油需要 7.8MBD、2008年は8.3MBDと予想。      
OPEC10の1月の産油量は26.46MBD(前月比▲0.2MBD)。 

(市況)

「軒並み反発」      
 昨日の商品市況は軒並み反発した。昨日発表された経済統計は決して好調な内容ではなかったものの、株式市場が一時期の大幅下落から回復、反発したことを受けて心理的に買い安心感が広がったものと考えられる。為替の急速な円高進行にある程度歯止めがかかりアジア株に戻り基調が強まったことなどが背景として挙げられる。
 非鉄金属・エネルギーとも買い戻しが優勢。ソフトコモディティも戻り基調を強めたものの、前日比マイナスで引けた。今後も引き続き株価動向をにらみながら一進一退の展開が継続することとなろう。

(ひとりごと)

すみません。昨日も急に休んでしまいました。申し訳ないです。
読者の方から指摘があったが、

「痛みに耐えてよく頑張った」のは
カミさんと貴乃花であり、朝青龍ではない。

とのこと。
確かに、朝青龍ではなかった。すみませんでした。

さて。

とある非鉄関係の人と豚シャブを食べに行った。
そのお店はイデリコ豚のシャブシャブを出す店である。

店に行くまで、どんな料理が出てくるか知らなかったので、彼に聞いてみた。
そうしたら彼は力強くこういった

「コデルコ豚ですよ」

えッ!!
コデルコ豚ですか!?

そういわれるとどうも、ストで怠けていて、油っぽい豚のような気がする。
もしくは、体に必須の亜鉛とかがたっぷり入っているようにも思える。

こんな話で笑える人、そんなにいないんだろうなぁ。
多分2000年頃の日本で総勢1000人ぐらいしかいなかったと思う。
でも日銀の吉国統計資料をもとに計算すると、
2000年12月と2006年6月時点のデリバティブの想定元本の総額伸び率は、は実に1077%となっている。

これと略同じ伸び率で、非鉄業界の知識がある人が増えたと仮定すると、
コデルコの名前を知っている人は計算上では、11,770人になっているはずだ。

将来の目標は、日本国民全員が、コデルコ豚で笑ってくれる世の中にすることです。