オトナの合コン

(経済関連ニュース)
・米MBA住宅ローン申請指数 前週比+2.4%の652、購入指数 前週比+2.1%の420.2、借り換え指数 前週比+2.7%の2,003.2。
・8月米卸売り在庫 前月比+0.1%(前月+0.2%(速報比変わらず))、市場予想+0.3%。
・8月米売上高 前月比+0.4%(7月+0.2%)、在庫比率は1.11ヶ月(前月比変わらず)。
・Q307シンガポールGDP速報 前期比年率+6.4%(Q207 +14.4%)、市場予想+5.1%。
・トウモロコシ、大豆とも上昇。投機筋の買いが継続。
・小麦は上昇。昨日のコメントどおり、昨日の下げが投機筋の利食い売りによるものであった様子であり、買い戻しが優勢に。世界在庫少なくファンダメンタル強い。


非鉄金属関連ニュース)
・貴金属は上昇。ドル安の加速を受けて昨日の流れを引きつぎ、上昇した。
・Southern Copper(700KMt/年) のペルー労働者、職場に復帰。Toquepala、Cuajone鉱山の操業は数日のうちにフル稼働になる見込み。メキシコのストは継続。

(エネルギー関連ニュース)
・トルコ軍、イラク北部に侵攻の可能性。
・BP Prudohoe Bay油田で火災発生、30KBDの減産に。
・Chevron ナイジェリアの労働者が10月9日から違法なストライキを開始した、と発表。
EIA石油需給報告(昨日書き忘れました...)
Q407世界石油需要 87.41MBD(前回調査時比▲0.06MBD)、米需要見通し 20.91MBD(▲0.11MBD)。
Q108世界石油需要見通し 87.60MBD(▲0.06MBD)、米需要見通し20.96MBD(▲0.10MBD)

(商品市況概況)
「軒並み上昇」
 昨日の商品価格は軒並み上昇した。ドル安の進行が材料視されているようである。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は大幅に上昇上昇した。ドル安のが継続していることから、貴金属とともに買われた。10日移動平均線レジスタンスラインをトライして上昇すると見ていたが、小職の予想を上回る上げ幅となった。LME在庫の大幅な増加は殆ど材料視されなかった。LME在庫は+1,775Mt増加、(FSCは2.7日)、(キャンセルワラント率は0.6%)。売買高は6,191枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期近を中心に全ゾーン上昇。C-3は57㌦バックとバック幅を拡大した。

 昨日の亜鉛価格は予想通り上昇した。但し、銅価格や鉛価格の大幅な上昇もあって、目標としていた10日移動平均線レジスタンスラインを上抜けしてしまった。LME在庫がまとまって減少したことも材料視されている。LME在庫は▲250Mt減少、FSCは1.8日(キャンセルワラント率は9.6%)。売買高は2,830枚。イールドカーブは期先を中心に全ゾーン上昇し、ブルスティープニング。C-3は5㌦バックとバック幅を縮小した。

 昨日の鉛価格は大幅に上昇した。LME在庫の小幅増加はあったものの、大手生産者の生産障害が継続しているなど、ファンダメンタルが強くドル安の進行もあって買いが継続している状況。心理的な節目である3,800㌦を上回って寄り付いた後高値でもみ合い推移して引けた。LME在庫は+300Mt増加、(FSCは1.0日)在庫水準の低さやキャンセルワラント率の高さ(キャンセルワラント率は1.4%)を背景に、ファンダメンタルは非常に強い。売買高は1,292枚。イールドカーブは期近を中心に全ゾーンパラレルに上昇。C-3は99㌦バックとバック幅を縮小した。

 昨日のアルミ価格は予想通り上昇した。LME在庫の減少やエネルギー価格の上昇といった支援材料もあり、10日移動平均線レジスタンスラインをトライ、一時このラインを上抜けして7月から下回り続けていた50日移動平均線をトライする動きとなったが、結局10日移動平均線まで水準を切り下げて引けた。LME在庫は▲500Mt減少、(FSCは9.1日)しているが、需給は他非鉄金属と比べてタイトではない。(キャンセルワラント率は4.2%)。売買高は7,913枚。イールドカーブは中期近が上昇した(上に凸に)。C-3は53㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。

 昨日のニッケル価格は上昇した。一昨日の株高を受けてセンチメントが好転したことや、株高の一方で進行しているドル安が材料であった。LME在庫の大幅増加はまったく材料視されず、寄付きから前日比プラスで寄り付き、高値でもみ合いながら結果、10日移動平均線レジスタンスラインを上抜けした。今のところ30日移動平均線をサポートラインとして、中期的には一目均衡表の雲の上限を上値として頭重い推移となっている。LME在庫は+336Mt増加、(FSCは9.1日)、キャンセルワラント率は3.2%。売買高は495枚。イールドカーブは期近が大幅に上昇して全体的にブルスティープニング。C-3は350㌦コンタンゴと前日と変わらず。

 昨日の錫価格は上昇した。一昨日のNY株の大幅上昇受けて寄り付きから前日比プラスとなり、LME在庫の減少やニッケル価格の上昇もあって、10移動平均線のサポートラインを固める展開となった。LME在庫は▲70Mt減少、(FSCは13.1日)、キャンセルワラント率は4.26%。売買高は147枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇。C-3は120㌦コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。


(エネルギー)
 昨日のNY原油は上昇した。トルコ軍のイラク進行の可能性やBPのアラスカ油田の生産カット等の支援材料を受け、ファンダメンタルの強さ、ドル安の進行を背景に買いが優勢となった。10日移動平均線レジスタンスラインを上抜けした所から上げ足を速め、前日比大幅なプラスで引けた。今のところ30日移動平均線を下値に堅調な推移が続いている(基本レンジワークなんですけど)。イールドカーブは期先を中心に全ゾーン上昇している。Brentも同様、NY時間の後場に入ってから上げ足を速め、10日移動平均線を上回って引けた。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇。。WTIとBrentのネガティブスプレッドは徐々に解消されつつある。
 石油製品も上昇。RBOBもNY時間の後場に大幅に上昇。依然として一目均衡表の雲の下限を下値として堅調な推移が続いている。石油製品在庫の水準が低いことも材料である。イールドカーブは略全ゾーンパラレルに上昇。ヒーティングオイルも引けにかけて大幅に上昇。冬場を控えた在庫水準の低さが下値をしっかりさせている。イールドカーブはパラレルに上昇。ICEガスオイルも上昇。イールドカーブは期近が上昇、期先が下落している。

(ひとりごと)
週末久し振りにフランス料理を食べに行った。
混んでいるところを無理に席を作ってもらったので、本当に満席であった。
で。
久し振りに見ました。横のテーブルは好きなワインを持ち込んでワインを飲み比べる「ワイン会」でした。

むかーしこの店に来たとき、同様のワイン会をやっているのを見て以来なのでもう4年ぶりぐらい。
持ち込み可能な店であったので、それこそ大量に持ち込んでいた(当然抜栓料は取られます)。
私もワイン好きであるが、隣のテーブルで話していることがもぅ、マニアックでマニアックでさっぱり分からない。
2人程やたらマニアな人がいて、「アタックが柔らかいが骨格がしっかりしている」とか「タンニンが思ったより優しい」
とか、「この赤の深みはこの地方の特徴で....」とか。
そんなこと話していて、本当に美味しいのだろうか?
もう、ポルトガル語を話す人々の群れに放り込まれた日本人のような感覚である。

ビックリしたのは、さぞ、しょっちゅうこういう会が催されているのだろう、と思ったら食後に全員名刺交換していたこと。
つまり、相手の名前も素性も分からず、「タンニンが....」といった話をしていたわけだ。

はッ!!(゚Д゚;)!!

これってひょっとして、大人の合コン!?

この前、飲み会を設定する際に若者に、

「何か企画があったほうがいいぞ」

といっていた自分。
実は大人の合コンをしようとしてただけなのでは...!!
反省しきりの週末であった。
でも、あの合コンじゃぁ、愛は生まれないだろうな。