インチキ臭い男

(経済関連ニュース)
・10月ユーロ圏サービス業景気指数確定値 55.8(前月54.2)。
・9月独製造業受注 前月比▲2.5%(前月改定+1.9%)、市場予想▲0.3%。
・米国株は大幅高。原油価格・素材価格の上昇を受けて素材関連業種が上昇したことに加え、金融関連株に安値拾いの買いが入り短期的にセンチメントが好転したこと
 から。
・ドルが対ユーロで最安値更新。FOMCでの追加利下げ観測の高まりから。

穀物市場サマリー)
・大豆は上昇。10日移動平均線のサポートラインを上回って寄り付いた後、ドルが対ユーロで最安値を更新したこともあって上げ足を速めた。
・トウモロコシも上昇。エネルギー価格の高騰やドル安の進行を受けて、大豆同様10日移動平均線のサポートを上回って寄り付いた後、一貫して水準を切り上げた。
・小麦は上昇。材料は同じくドル安の進行で輸出が増加し、米国内需給が逼迫するのでは、との見方から。但し10日移動平均線レジスタンスで頭を抑えられている。

非鉄金属関連ニュース)
・貴金属は小幅上昇。ドルが対ユーロで最安値を更新したことから金・銀は買われた。プラチナとパラジウムも続伸。南アの供給懸念が継続する中、ドル安の進行が
 上昇に拍車を掛けた。
・ペルー鉱山労働者は今年2回目のナショナルストライキを開始。スト参加者が増加。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計市場予想 原油▲1.7MB、ガソリン±0.0MB、ディスティレート▲0.8MB、稼働率+0.7%
ConocoPhillips,BPは、天候の悪化を受けて海上油田のプラットフォームから労働者を一時引き揚げ。
・Motiva Covent製油所(235KBD、ルイジアナ、P3),火災のために稼動停止。

(商品市況概況)
 昨日の商品価格は総じて上昇した。ドル安の進行や北海油田の生産減少観測、そもそもの需給の強さからエネルギー価格は上昇、NY株の上昇やドル安を受けて非鉄金属は安値拾いの買いが入った。ソフトや貴金属も同様である。但し、あえてここで言いたいのは「この1週間でそれほど環境が変わったのだろうか?」ということだ。エネルギーや非鉄金属といった一次産品を巡るファンダメンタルは、新興国需要が旺盛であり、下値は固い、といった状況になんら変化はないが同時にサブプライムローン問題は解決を見ておらず、価格の著しい上昇が消費に悪影響を与える可能性(特にエネルギー)がある状況になってきている。毎日レポートを書いているが、正直「その日の」センチメントで大幅に価格が振らされている、との印象である。引き続き需給を巡る環境が変わらない中、高値での推移が続くと見るが来年以降は価格が低下することになると見ている。
 少し話が変わるが、少なくとも日本では、現在の素材価格の上昇は消費や企業活動に大きな制約を与えるレベルに達していると考えられるが、毎週発表される米エネルギー統計を見るに少なくとも米国内の需要は減少が確認されていない。おそらく(i)政策金利の変更等、中央銀行のオペレーションの余地が大きいこと、(ii)10年に及ぶ景気拡大によって企業体力もまだあると思われること、からこの価格上昇でもまだ欧米の消費者は容認できるのだろう。日本がもし、輸入物価を引き下げるべく金利引き上げを行えば、金利上昇に伴う企業収益の悪化や円高の進行に伴い輸出企業に悪影響を与えかねないことから、静観せざるを得ない。原油価格が100?を上回ったときに、欧米各国がこの価格上昇を容認できるか否かが今後の日本の景気を占う上で大きなポイントになってくると考えている。日本だけ取り残されることにならなければいいのだが。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は上昇した。ドルが対ユーロで最安値を更新したことやここ1週間の価格下げが大きかったこと、200日移動平均線の大きなサポートラインに近づいていることから安値拾いの買いが入った。ちなみに直近で200日移動平均線を下回っていたのは、今年3月末までと、サブプライムショックで大幅に株価が下落したときの2回。LME在庫は+125Mt増加、(FSCは3.4日)、(キャンセルワラント率は0.4%)。昨日は欧州で在庫が増加している。売買高は5,959枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇している。C-3は?フラットとFALSE
 昨日の亜鉛価格は上昇した。ドルが対ユーロで最安値を更新したことやLME在庫の減少が買い材料視された。但しここしばらく上回ることのできていない10日移動平均線レジスタンスラインで頭を押さえられて引けている。LME在庫は▲525Mt減少、FSCは2.5日(キャンセルワラント率は5.5%)。Singapore, Dubai, St.Louisで在庫が減少している。売買高は3,140枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇している。C-3は3?バックとバック幅を縮小した。
 昨日の鉛価格は上昇した。一旦10日移動平均線のサポートラインを試すと見ていたが、ドルが対ユーロで弱含んだこともあって上昇することとなった。但し売買高を伴う上昇とはなっていない。LME在庫は▲25Mt減少、(FSCは1.8日)。Singaporeで在庫が減少。尚、在庫水準の低さ(キャンセルワラント率は1.3%)。売買高は959枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇している。C-3は62?バックとバック幅を拡大した。
 昨日のアルミ価格は上昇した。ドル安の進行やLME在庫の大幅減少などが端的に買い材料視された。2,620?の一目均衡表の雲の上限を超えたあたりから上げが加速、2,600?は比較的コールオプション建玉がつみ上がっているポイントでもあったことから大幅な上昇となった。ここ数日間のアルミ価格の上昇はやや説明に苦しむところであるが、流動性が極めて高い非鉄金属であることもあって金等と同様の感覚で取引されている、との印象を持っている。LME在庫は▲3,325Mt減少、(FSCは8.8日)。シンガポール・韓国で在庫が減少する一方、米国での在庫増加が継続している。(キャンセルワラント率は3.4%)。売買高は8,124枚。イールドカーブはCal08,Cal09を中心に上昇している。C-3は49?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日のニッケル価格は上昇した。LME在庫の減少やドル安の進行を受けて100日移動平均線のサポートラインでサポートされながら上昇することとなった。LME在庫は▲114Mt減少、欧州、韓国で在庫が減少している。(FSCは10.1日)、キャンセルワラント率は3.1%。売買高は769枚。イールドカーブはCal08,Cal09を中心に全ゾーン上昇。C-3は375?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の錫価格は上昇した。流動性の観点から投機の対象となっていないこともあって、錫は鉛と同様、一人旅を続けているとの印象である。今のところは10日移動平均線のサポートラインを下値として堅調な推移が続いている。LME在庫は▲40Mt減少、韓国・マレーシア・シンガポール在庫が増加。(FSCは12.9日)、キャンセルワラント率は2.03%。売買高は337枚。イールドカーブは期先を中心に全ゾーン上昇した。C-3は180?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。

(エネルギー)
 昨日のNY原油は上昇した。北海油田で天候悪化に伴い、従業員の一時的な引き揚げが起きたことから供給懸念等で買い進まれた。対ユーロでドルが弱含み市場最安値を更新したことも拍車を掛けたようである。今のところはマーケットのセンチメントは完全にブルであり、100?の節目に向けて着々と水準を切り上げる動きが継続している。小職も年内はブルであると考えているが、予想以上のペースで価格が上昇している。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇している。Brentも同様に上昇。北海油田の生産減少観測に伴い、こちらは期近の上昇幅が大きい。
 石油製品も大幅に上昇。ドル安の進行や、原油高に連れ高となり、一昨日の下げ分を完全に取り戻す形で上昇して引けた。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇している。ヒーティングオイルも上昇。原油価格の上昇を受けて上昇。こちらは米統計でも確認できているように、冬場を控えたヒーティングオイル在庫の水準が過去5年の最低水準であることも手伝い、上げ幅を拡大した。イールドカーブは期近を中心に上昇しブルスティープニング。ICEガスオイルも大幅に上昇。定修からの回復の遅れや北海油田の生産減少、不慮の事故(イギリス)等から域内製品供給が滞りがちとなっていることが相場の押し上げに寄与した。イールドカーブは期近を中心に小幅上昇し、ブルスティープニングしている。

(ひとりごと)
風邪引きました。
この2週間で2回目。のどが焼けるように痛いです。皆さん、気をつけてくださいね。


さて。
今朝、会社に来るときに非常にインチキ臭い感じの人をみた。

口ひげとあごひげを生やし
髪は方まで長く
非常に細身のグレーのスーツを着て
サングラスを掛け
手にパンを持って歩いている

30代中ごろの男である。
インチキ臭いな、と思っていたがふと

髪が長くなくて
サングラス掛けていなければ

俺と同じ?
自分の子供は自分の様になってほしくないな、と朝から非常に元気がなくなった。
ただ、インチキ臭い男の人を見ただけなのに....