焼きそば

(経済関連ニュース)
・11月独Ifo景況感指数 104.2(103.9)、市場予想103.3。予想外の上昇。同統計は票直後にユーロは強含み。
・11月米消費者信頼感指数 87.3(前月改定95.2(速報比▲0.4))、市場予想91.0。カトリーナ襲来依頼の低水準。
・ブロッサーフィラデルフィア連銀総裁「インフレが加速すれば利上げも。Q408GDP成長率は前年同期比+2.5%に。10月の利下げtでインフレ期待に上ぶれリスクが」
・米シティグループアブダビ投資庁(ADIA)が75億?(8,100億円)出資。
・米国株式は上昇。シティグループの出資受け入れ報道を受け、金融機関の資金繰りの緩和観測が広がったため。但し10日移動平均線レジスタンスラインをまたしても上回らずに引けている。為替はドルが対ユーロ・円とも上昇。株価の上昇等を好感。

穀物市場サマリー)
・大豆は急落。ドル高・金安・原油安を受けて売りが優勢となった。但し金等と同様、10日移動平均線の短期的なサポートラインでサポートされて引けている。
・トウモロコシも下落。売り材料は大豆と同じ。この下落により短期的なサポートラインであたt10日移動平均線を再び下回ることとなった。
・小麦は上昇。チャート的に30日移動平均線を上回っていたことから上値を試しやすい地合いであり、作柄報告も1999年以来最悪の状態であることから、ドル高はあったものの、大豆やトウモロコシのように水準を切り下げずに引けた。

非鉄金属関連ニュース)
・貴金属は下落。金はシティの報道を受けたドル高の進行や、原油の下落を受けて手仕舞い売りに押された。引き続き10日移動平均線の短期的なサポートラインは維持している格好。銀も同様に大幅に値を下げ、30日移動平均線ラインまで値を崩している。プラチナも下落。南アの問題は引き続き残存しているが、ドル高・金安を受けて売り込まれ、30日移動平均線まで水準を切り下げて引けている。パラジウムも同様。
・中国国家発展改革委員会は国内の亜鉛・鉛業界に対する投資の伸びが「過剰に速い」ペースになっていることに懸念を表明。
・南アのストライキは実行される見込み。
・チリの10月の銅輸出は481,944Mt(前年491,996Mt)と、2%減少。老朽鉱山からの生産減少で。Codelcoによれば、同社の2007年の生産は1.6百万Mt(前年1.68百万Mt)に減少する見通し。
・Rusal「Norilskの株25%取得は買収へのステップだ」。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計市場予想 原油▲0.8MB、ガソリン+1.0MB、ディスティレート▲1.2MB、稼働率+0.6%
・Valero Houston製油所(103KBD、テキサス、P3)のコンプレッサーを停止。
・Suncor Sarnia製油所(70KBD、オンタリオ、カナダ)の稼動は、2週間以内に通常状態に回復する見込み。
・BP Texas City製油所(460KBD、テキサス、P3)、重油熱分解装置を再稼動。カトリーナ襲来以来略2年ぶり。
・Valero Port Arthur製油所(325KBD、テキサス、P3)、Kerosene水素化分解装置を再稼動。
コスモ石油 四日市製油所(85KBD)、11月26日に原油処理装置を再稼動。
サウジアラビア ヌアイミ石油相「9月のOPEC総会決議に基づき、同国が生産量を9MBDに引き揚げている。」
カタールティーヤエネルギー鉱業相「市場に原油は十分に供給されている。来月の総会で増産をする必要はない。750KBDの増産に関して議論されている、と報道されているがそのような事実はない」

(商品市況概況)
「大相場もそろそろ終焉か」
 昨日の商品価格は総じて軟調であった。非鉄金属は米国株の下落やドル高の進行もあって軟調な展開、エネルギーはOPECの750KBDの増産、といったうわさが実しやかに流れたことやドル高の進行で売られた。金もドルが株価の上昇を受けて強含んだことから急落している。あまり大きな影響を受けていないのは穀物だけである。最近毎日コメントしているが、米景気の減速の可能性は引き続き高く、商品相場全体に下ぶれリスクが高い相場展開が続くと考えている。しかしながら今週末は米系ファンドや米主要投資銀行の決算月であることから、商品市場に流入していた資金の退出がおきやすいタイミングに差し掛かっているのも事実であるが、それは決算を過ぎた来月からと考えておくべきであろう。よって今週は全ての商品が高値で推移すると考えておいたほうがよさそうである。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は下落した。昨日予想したとおり、NY株の大幅調整を受けて朝方は前日比大幅なマイナスで寄り付いたが、押し目買い意欲も旺盛であり欧州時間にかけてじりじりと値を上げる展開となったが、欧州時間に入ってからドル高の進行もあって急速に値を崩した。米州時間に入ってからは株価が大幅に上昇したこともあって下げ幅を削る展開となった。LME在庫は▲400Mt減少、(FSCは3.7日)、(キャンセルワラント率は2.4%)。イタリア・シンガポール・英国で在庫減少となった。売買高は7,040枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期近を中心に低下し、ベアフラットニング。C-3は40?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の亜鉛価格は下落した。昨日朝方の米国株の大幅調整を受けて軟調に推移していたが、LME在庫がまとまったアマウントで減少したことや独経済統計が好調であったことを受けたドル安の進行などから上昇。その後、ドルが強含んだことからNY時間にかけて水準を切り下げもみ合いながら推移し、結果的に前日比プラスで引けることとなった。LME在庫は▲575Mt減少、FSCは2.5日(キャンセルワラント率は6.2%)。英国・ドバイで減少している。売買高は3,098枚。イールドカーブは期近が低下、期先が上昇。C-3は10?コンタンゴとバックからコンタンゴに転じた。
 昨日の鉛価格は上昇した。米国株の大幅上昇を受けて、インド株も上昇、独統計を受けたドル安の進行もあって上昇余地を探る展開となったが、LME在庫が大幅に増加したことや、欧州〜NY時間にかけてのドル反転上昇を受けて上げ幅は限定されることとなった。LME在庫は+1,100Mt増加、(FSCは1.9日、キャンセルワラント率は3.4%)。在庫はシンガポールで減少した。売買高は1,404枚。イールドカーブはパラレルに上昇している。C-3は4?コンタンゴとバックからコンタンゴに転じた。
 昨日のアルミ価格は下落した。朝方は米株の上昇や独統計を受けたユーロ高の進行もあって上昇余地を試す動きとなったが、ドルが強含んだことや原油価格が下落したこともあって、もみ合いながら水準を削り、結果50日移動平均線レジスタンスを上回らずに引けることとなった。LME在庫は▲1,950Mt減少、(FSCは9.0日)。在庫はシンガポール・韓国で増加。(キャンセルワラント率は3.3%)。売買高は8,670枚。イールドカーブは期先を中心に上昇し、ブルスティープニング。C-3は53?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日のニッケル価格は下落した。朝方の米国株下落を受けて他のメタル同様軟調な推移となっていたが、ドル安の進行もあって一時上昇、その後LME在庫の増加やドルの切り替えしを受けて下落することとなった。決め手になる材料にかける中、小動きが続いている。LME在庫は+72Mt増加、ドイツ、ロッテルダムで増加、シンガポール、米国、韓国で減少している。(FSCは11.1日)、キャンセルワラント率は4.2%。売買高は691枚。イールドカーブは期近が下落、期先が上昇している。C-3は300?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の錫価格は上昇した。株高・ドル安の進行、LME在庫の減少を受けて上昇した。LME在庫は▲80Mt減少、(FSCは12.9日)、シンガポールで在庫が減少している。キャンセルワラント率は9.3%。売買高は225枚。イールドカーブは期先を中心に上昇し、ブルスティープニング。C-3は110?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。

(エネルギー)
 昨日のNY原油価格は大幅に下落した。12月のOPEC総会で増産が議論されている、との報道や米シティの出資報道を受けた株高・ドル高の進行、と同時に米国経済がリセッションに入った可能性を示唆するようなコメントの発表といったマイナス材料が積み上がったことから大幅な下落となり、10日移動平均線のサポートラインを下回ることとなった。11月末の米ファンド決算を控えた手仕舞い売りも入ったものと見られる。イールドカーブは略全ゾーンパラレルに低下している。Brentも同様に略一貫して下落し、10日移動平均線を下回った。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。
 石油製品も大幅に下落。RBOBも欧州時間から下落をはじめ、10日移動平均線を下回ることとなった。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。ヒーティングオイルも下落。但し、下の統計コメントにも出ているように。ヒーティングオイル在庫は水準が低く需給がルーズなわけではないため、下げ幅は比較的限定され、10日移動平均線でサポートされて引けることとなった。イールドカーブはパラレルに全ゾーン低下。ICEガスオイルも下落。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。

(ひとりごと)
何だか金銭を巡って痛ましい事件が続いていますね。
年の瀬なんだから、少しぐらい明るいニュースが増えて欲しいものである。

さて。

以前、このコラムで書いたことがあるが、カップ焼きそば。
みんな好きですよね。
最近こそあんまり食べなくなったのだが、少し前はいろいろと食べ方を試したものである。

ということを試みてみた。
まずとんかつソースを足してみたが、これが大失敗。
とんかつソース自体、結構甘いものなので、辛い味の関東風のカップ焼きそばには決定的に合わない。
なので、その次はウスターソースを加えることを試みた。
これは結構いける。
ウスターソースはとんかつソースに比べて圧倒的に辛く、ぴリっとした風味がカップ焼きそばにも合うのだ。
しかしながら、市販のウスターソースは味が強いため、殆どウスターソース味になってしまい
どこの会社の焼きそばを買っても同じになってしまうので、この方法も結果的に用いなくなった。

その次に遣ったのが、ウスターシャーソース。
ウスターソースの元のソースである(オレンジ色のラベルで、小さめのビンに入ったの。スーパーには必ず売っている)。
これはうまくいった。
ウスターソースほど味がきつくなく、その一方でスパイシーであるためだ。
我が家ではカレーや煮込むトマトソースを作る際に必ず入れることにしている。一味違って旨い。

その次に試してみたのが、オイスターソースを入れること。
これが旨い。
やはり、料理はコクが大切なのだ。
キッコーマンか何かが作っている比較的さらっとしたソースを小さじ一杯程度混ぜるだけで、格段に味が変わる。
しかも、カップ焼きそばの本来の味をあまり損なわない。

ちょっとやってみてください。