年寄り?

(経済関連ニュース)
・米MBA住宅ローン申請指数 前週比▲4.3%の652.5、購入指数+6.1%の450.1、借換指数 前週比▲15.3%の1,862.9。住宅価格の下落で借換や購入が困難に。
・10月米製造業耐久財受注 前月比▲0.4%(前月改定▲1.4%(速報比+0.3%))、市場予想▲0.1%。
・10月米中古住宅販売 前月比▲1.2%の497万戸(前月改定503万戸(速報比▲1万戸))、市場予想500万戸。1999年の統計開始以来、最低の水準。
・Q307マレーシアGDP 前年同期比+6.7%、市場予想+5.9%。高成長続く。
・米国株式は大幅続伸。コーンFRB副議長の利下げを示唆する発言を受けて、買いが優勢となった。金融株の上昇は軒並み5%を超える。為替は米国株高の影響で大幅に上昇。

穀物市場サマリー)
・大豆はしっかり。取引序晩は堅調な推移であったが、急速なドル高の進行や原油安を受けて下落。但し10日移動平均線のサポートラインを割り込むには至らなかった。
・トウモロコシも上昇。大豆の上昇を受けて上昇したが、ドル高を受けて下落。その後グレートプレーンズの乾燥予報等を受けて上昇した。
・小麦は値幅制限一杯の上昇。米グレートプレーンズの乾燥気候が恵贈k氏、作柄状況も悪化していることから、50日移動平均線を上回って寄り付いた後、株価の上昇も手伝って大幅な上昇となった。

非鉄金属関連ニュース)
・貴金属は下落。金は急速なドル高の進行や原油安の影響を受けて続落隣、ぎりぎり800㌦の節目を引けで回復して引けた。銀も金の下落を受けて水準を切り下げ、
場中に50日移動平均線のサポートを試した後、30日のサポートラインを下回って引けることとなった。プラチナもドル高の進行を受けて50日移動平均線のサポートを確認した後下げ幅を削ったが、3日連続の大幅な下落となった。パラジウムも下落。チャート的に一目均衡表を下回っており、反発材料に乏しい。
・10月アルミ圧延品出荷 前年比▲1.0%の204,232Mt。自動車向けが前年比+6.7%の30,272Mt、食品関連が▲1.2%の35,866Mt、住宅向けが▲11.6%の54,822Mt。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計 原油▲0.4MB、ガソリン+1.0MB、ディスティレート▲0.1MB、稼働率+2.4%。
カタール(10月の原油生産830KBD)は12月から原油生産のプラットフォームの10%をメンテナンスのため停止する予定。合計90KBDの生産減少に。
・Shell Deer Park製油所(340KBD、テキサス、P3)。重油熱分解装置で火災発生。
・Petro Canada Edmonton製油所(135KBD)をアップグレードのため、2008年の下半期に60日稼動停止。
・Valero Benicia製油所(170KBD、カリフォルニア、P5)、30日のメンテナンスを終えて再稼動。
ConocoPhillips Bayway製油所(238KBD、ニュージャージー、P1)、通常通りの稼動に。
サウジアラビア ヌアイミ石油相「現在のファンダメンタルズと原油価格は何の関係もない。ドル安と投資家の投機的な動きが原因だ。」
OPECハミリ議長「原油価格高騰は問題であるが、今のところ世界経済はこの価格高騰を乗り切っている。また750KBDの増産も承知していない。個人的には原油は市場に十分供給されているが、市場への供給増加が必要になったときは喜んで増産する」
サウジアラビア当局は、208人のテロ容疑者を逮捕。

(商品市況概況)
「センチメントの転換?」
 昨日の商品価格はまちまちであった。非鉄金属は米国株の上昇を受けて堅調に推移。エネルギーはOPECの750KBDの増産といったうわさや米国株の上昇(株の上昇は基本はブル材料であるが、株からエネルギーへの資金逃避が起きていたことを鑑みれば、短期的にはベア材料)を受けて下落。金もドルが株価の上昇を受けて強含んだことから続落。穀物は乾燥予報を受けて上昇している。最近毎日コメントしているが、米景気の減速の可能性は引き続き高く、商品相場全体に下ぶれリスクが高い相場展開が続くと考えている。しかしながら昨晩のコーン副議長のコメントを受けて金融株を中心にNY株が大幅に上昇、しばらく上回ることができなかった10日移動平均線レジスタンスラインを大きく上抜けしていることから、「一時期の極端な悲観論」が後退、ベアから中立に投資家のスタンスが変化する可能性はある。引き続き中央銀行総裁や高官の発言には注目したいところ。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は上昇した。昨日予想したとおり、NY株の大幅上昇を受けて朝方から堅調な推移となったが、欧州時間にドルが強含んだことやLME在庫の大幅増加もあって一時前日安値まで値を下げた。しかしながらFRBの追加利下げ観測を受けてNYダウが長らく上抜けできなかった10日移動平均線を上回って上昇し、NY時間に大幅に上昇して引けた。但し予想通り10日移動平均線レジスタンスラインは上抜けしなかった。LME在庫は+1,225Mt増加、(FSCは3.8日)、(キャンセルワラント率は2.4%)。欧州・米国で大幅な在庫増加となった。売買高は7,455枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは全ゾーン上昇しているが、期近の上げはLME在庫の増加等もあって限定された。C-3は46㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の亜鉛価格は上昇した。ポイントとして挙げていた10日移動平均線レジスタンスラインを上回った後、NYで株価が大幅に上昇したこともあって亜鉛も結果的に大幅な上昇となった。LME在庫の減少傾向が継続していることも支援材料となった模様。LME在庫は▲250Mt減少、FSCは2.5日(キャンセルワラント率は6.6%)。ロッテルダム、米国、ドバイ、マレーシアで減少している。売買高は5,006枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに大幅に上昇。C-3は11㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の鉛価格は上昇した。米国株の大幅上昇を受けて、NY時間に入ってから大幅に上昇、10日移動平均線レジスタンスラインをトライする動きとなった。LME在庫の増加はあまり材料視されなかった。LME在庫は+300Mt増加、(FSCは1.9日、キャンセルワラント率は4.4%)。在庫はシンガポールで増加、イタリア、米国で減少した。売買高は1,348枚。イールドカーブは期近を中心に全ゾーン上昇している。C-3は8㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日のアルミ価格は上昇した。朝方は米株の上昇を受けて小高く推移したものの、ドル高の進行やLME在庫の増加といったマイナス材料を受けて下値を試し、一旦一目均衡表の雲の最も薄くなっているところを下抜けしたのだが、米株価が金融株を中心に大幅に上昇したこともあって上昇に転じ、前日比プラスで引けることとなった。LME在庫は+1,875Mt増加、(FSCは9.0日)。在庫はシンガポール・韓国で減少、米国・マレーシアで大幅に増加。(キャンセルワラント率は3.2%)。売買高は8,281枚。イールドカーブは期先を中心に上昇し、ブルスティープニング。C-3は54㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日のニッケル価格は下落した。朝方の米国株上昇を受けて取引序盤は小高い推移となっていたが、ドル高の進行やLME在庫の大幅増加といったマイナス材料を受け、力なく水準を切り下げる動きとなった。LME在庫は+396Mt増加、ドイツ、ロッテルダムで大幅に増加、韓国で減少している。(FSCは11.2日)、キャンセルワラント率は4.9%。売買高は1,230枚。イールドカーブは期近を中心に全ゾーン低下した。C-3は315㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の錫価格は下落した。米株高やLME在庫の減少といったプラス材料はあったものの、基本的に錫は投機資金の影響を受けにくい非鉄金属であることもあり、ニッケル価格の下落につれる形で下落した。LME在庫は▲550Mt減少、(FSCは12.4日)、欧州・シンガポール・マレーシアで在庫が減少している。キャンセルワラント率は5.87%。売買高は162枚。イールドカーブは全ゾーン低下し、綺麗なコンタンゴカーブを形成している。C-3は115㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。

(エネルギー)
 昨日のNY原油価格は大幅に続落した。夜間発表された米在庫統計がややベアな内容であったことから一昨日の流れを引継ぎ、水準を切り下げる動きとなった。米FRBの追加利下げ観測を受けてNYダウがしばらくぶりに10日移動平均線レジスタンスを上抜けたこともエネルギー市場での手仕舞い売りを誘ったようである。WTIはアジア時間は一昨日の下げを受けてやや買戻しが優勢であったが、NY時間に入ってから大幅に値を下げる展開となった。イールドカーブは期近を中止にに全ゾーンが低下。昨晩の統計でCushing在庫が2週連続で大幅な増加となったことが期近の下げを誘ったようである。Brentも同様にNY時間に入ってから下げが加速。90㌦の節目を割り込んで引けた。イールドカーブは期近の下げが大きいものの略パラレルに全ゾーンが低下している。
 石油製品も大幅に下落。RBOBは、米統計がそこまでベアな内容ではなかった(需要は引き続き堅調)ものの、原油の下落や株の上昇、11月末の決算を控えた利益確定の売りが出た模様。結果、サポートされると見ていた30日移動平均線のサポートラインを大きく割り込み230㌣も下回って引けている。イールドカーブは期近の下げが顕著であったが、全ゾーン大幅に低下している。ヒーティングオイルも下落。相場展開は他エネルギーと同様で米在庫統計を受けて水準を切り下げた。しかしながらシーズンを迎えたヒーティングオイル在庫の水準が低いことから下げ幅はICE ガスオイルと同様、限定された(下落率▲3.0%、原油は▲4.0%)。イールドカーブはパラレルに全ゾーン低下。ICEガスオイルも下落。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。

(ひとりごと)
この前大学時代のサークルのOB会に出席した。
卒業してから静岡や海外にいたために殆ど参加していなかったのだが、久しぶりに参加してみたくなり、出てみた。
連休の真ん中である。

で。

大体ですね。
こういうOB会では一番年長者が乾杯の音頭をやるわけなんですが
なんと私が参加者の中で一番上だ、とのこと。

よくよく見てみると私以外の人々は、みんな若い。
見た目一番若そうな人に話しかけてみたらなんと平成生まれだ、というではないですか。
私が大学1年生の時に生まれた人々なのである。

彼らに言わせると、サザンオールスターズなどの「希望の轍」などは、もう既に「懐メロ」に分類されるらしい。

うーーーーん。
そうなのか。。。
今から20年後には倖田來未も懐メロになるんだろうか
テレビに出てくると、青い山脈が流れると手拍子をして喜んでいる私の母親のように
今の平成生まれの子たちも手拍子するんだろうか。