ウルトラ出光人

(経済関連ニュース)
・12月独Ifo景況感指数 103.0(前月104.2)、市場予想103.8。2年ぶりの低水準。
・米MBAローン申請指数 前週比▲20%の653.8、購入指数▲11%の422.2、借換指数▲27.0%の2,093.6。2004年以来で最大の減少。住宅不況は継続中。
・米モルガンスタンレー、中国政府が出資する中国投資有限責任公司から50億?の出資を受けることに。サブプライムローン関連証券損失拡大で。
・Q307英GDP確定値 前年比+3.3%、市場予想+3.2%。個人消費の高い伸びで。
・米週間新規失業保険申請者数 前週比+12千人の346千人(前週改定 334千人(速報比+1千人))、市場予想335千人。
・11月米景気先行指数 前月比▲0.4%(前月▲0.5%(速報比変わらず))、市場予想、▲0.3%。
・12月米フィラデルフィア連銀製造業景況感指数 ▲5.7(前月8.2)、市場予想6.0。
・Q307ニュージーランドGDP 前期比+0.5%(前期改定+0.8%)、市場予想+0.4%。
・Q307米GDP確定値 前期比年率+4.9%(改定値比変わらず)、市場予想+4.9%。個人消費は上方修正(1.8%→2.0%)、住宅建設は下方修正(▲19.7%→▲20.5%)。
・米株は上昇。オラクルの決算が予想を上回ったことなどが好感された模様。ドルは対ユーロで上昇。金利据え置き観測で。対円ではキャリートレードの復活観測で下落。
中国人民銀行、基準貸出金利を0.18%引き上げ7.47%に。預金金利は0.27%引き上げられ4.14%に。今年6回目の利上げ。
穀物市場サマリー)
・大豆は上昇。ドル安の進行に伴う輸出の増加(昨日も市場予想を上回る)で、域内需給がタイト。10日移動平均線をサポートに堅調な推移となった。
・トウモロコシも上昇。輸出統計は略市場予想の範囲内なるも、新エネルギー法案に米大統領が署名したことなどが相場の追加下支え要因となっている。
・小麦は下落。歴史的棚家水準にあることに対する警戒感から手仕舞い売りに押されたが、週間輸出成約高が前週比大幅なマイナス(▲309.5KMt)となったこともあり、結果、10日移動平均線でサポートされ比較的堅調な推移となっている。

非鉄金属関連ニュース)
・貴金属はまちまち。金は対ユーロでドルが強含んだことを受け軟調に推移。しかしながら引けにかけては原油が急速に値を戻したことから反発した。結局50日移動平均線でサポートされている。銀は続伸。一目均衡表の雲の下限に沈んでいたが10日移動平均線をトライする展開。ややテクニカルな動きであり特段の個別材料があったわけではない。プラチナは下落。ドルが上昇したことや、南アのAnglo Platinum, Aquarius PlatinumのジョイントベンチャーMarikana鉱山の操業を本日から再開する、との報道を受けクリスマス休暇を控えた手仕舞い売りが発生した模様。ただし急速にタイトな需給が緩和するわけでもないので10日移動平均線を割り込むには至らず。パラジウム軟調

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計 原油▲7.6MB、ガソリン+3.0MB、ディスティレート▲2.2MB、稼働率▲0.9%
インドネシア プルノモエネルギー鉱相「来年、原油需要が増加する中で、非OPECの生産が伸び悩むことに伴う需給ギャップOPECは対応できる可能性がある」
・トルコ軍700人がイラク北部に進行、その後撤退。
・ExxonMobile Baytown製油所(586KBD、テキサス、P3)、機器の故障の影響で稼動停止。
・Total 同社がフランス国内に保有する製油所の半分にあたる5つの製油所で、ストライキが継続。

(商品市況概況)
「まちまち」
 昨日の商品価格はまちまち。非鉄金属は安値拾いの買いで上昇していたものの、中国の今年6回目となる利上げの影響で上げ幅を削る展開となった。エネルギーはスエズ運河の再開を受けて軟調に推移していたが、結局レンジワーク継続、貴金属はドル高の進行、南アの一部生産者が操業を再開するとの報道を受けて軟調に推移した。
 今後については、欧米金融機関の著しい信用悪化懸念が後退してはいるものの、それとは別に米景気の減速の可能性は引き続き高く、引き続き商品相場全体に下ぶれリスクが高い相場展開が続くと考えておくべきである。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は上昇した。価格下落が続いたこともあって安値拾いの買いが継続している。LME在庫の減少(ロッテルダム、米国、マレーシアで減少、イタリア、シンガポールで増加)は小幅であったが、上海在庫の減少(▲1,212Mt、5週連続の減少)もあって買い安心感があったものと見られる。チャート的には10日移動平均線レジスタンスを上抜けする局面もあったが、中国人民銀行の利上げやドル強含みもあって引けにかけて売られ、結局このラインは上回らずに引けた。LME在庫は▲250Mt減少、(FSCは3.9日)、(キャンセルワラント率は2.5%)。売買高は5,683枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは略パラレルに全ゾーン小幅上昇している。C-3(Cash vs 3M Fwd スプレッド)は39?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の亜鉛価格はもみ合い推移した結果上昇した。クリスマス休暇を控えて積極的なポジションテイクが手控えられる中、LME在庫の減少(ロッテルダム、英国)といったプラス材料や、ドル高の進行といったマイナス材料が混在する中、10日移動平均線を上値としてもみ合い推移した。総じてマーケットのセンチはブルにはなっておらず(あえて、ベアであるとはいえない)下値探りの動きが継続している状況だ。LME在庫は▲100Mt減少、FSCは2.7日(キャンセルワラント率は5.8%)。売買高は3,130枚。イールドカーブは全ゾーン上昇しているが、期先の上昇幅が大きくフラットニングが進んでいる状況。C-3は19?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の鉛価格は上昇した。10日移動平均線レジスタンスラインを上回って寄り付いた後、LME在庫の減少(イタリア、シンガポール、米国で減少)もあってジリ上がりの展開であったが、ドルが強含んだことや週末&クリスマス休暇を控えて引けにかけては売られた。LME在庫は▲175Mt減少、(FSCは1.9日、キャンセルワラント率は6.6%)。売買高は1,661枚。イールドカーブは期近を中心に全ゾーン上昇し、ブルスティープニング。C-3は3?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日のアルミ価格は下落した。取引序盤こそ、10日移動平均線レジスタンスをトライする動きであったが、最大生産国&最大消費国である中国が今年6回目の利上げを実施したことが端的に嫌気され、大幅な下落となった。LME在庫はシンガポール、米国で増加、韓国でで減少している。アジア地区で在庫が減少し、(昨日は違うが)米国で増加、といった動きに大きな変化はない。LME在庫は+425Mt増加、(FSCは9.0日)。(キャンセルワラント率は2.8%)。売買高は4,736枚。イールドカーブの形状は期近の下げ幅が比較的大きいものの、全ゾーンパラレルに低下している。C-3は47?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日のニッケル価格は下落した。10日移動平均線を上回って寄り付いた後、堅調な推移を続けていたが中国当局の利上げやLME在庫の増加、ドル高の進行といったマイナス材料を受けて行って来いの展開。結局10日移動平均線でサポートされはしたものの、前日比マイナスで引けることとなった。LME在庫が増加していることもマイナス要因。LME在庫は例年通り欧州(ロッテルダム)で増加が続いている。LME在庫は+18Mt増加、(FSCは12.0日)、キャンセルワラント率は2.2%。売買高は631枚。イールドカーブは期近を中心に下落し、フラットニングした。C-3は295?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の錫価格は上昇した。とはいっても朝方上昇した後、中国の利上げ報道を受けて下落したが、結局前日比プラスであった、という感じである。錫は投機の対象となりにくいため、中国の利上げといった需要に直接影響を与えると考えられる材料には比較的敏感に反応するようだ。テクニカルに100日移動平均線のサポートラインを試す動きが続いている。LME在庫の増加(ロッテルダムシンガポール)やドル高の進行もマイナス材料視された。LME在庫は+180Mt増加、(FSCは12.2日)、キャンセルワラント率は5.32%。売買高は297枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇。C-3は140?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。

(エネルギー)
 昨日のNY原油価格は下落後、上昇した。原油タンカー事故で運行停止となっていたスエズ運河が開通したことで、クリスマス休暇を控えたポジション調整の売りが入り軟調に推移していたが、10日移動平均線に近づくレベルでは買い意欲も旺盛であり、上昇。結果前日比マイナスであったが結局10日移動平均線〜30日移動平均線の間でのもみ合い推移となっている。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下している。Brentも下落後、上昇し、前日比マイナスで引けた。イールドカーブは期先の下げ幅が大きい。
 石油製品も下落。RBOBも取引序盤は軟調に推移していたが、原油の反発もあってNY時間に上昇、その後ポジション調整と思われる売りに押されて30日移動平均線を下回って引けることとなった。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。ヒーティングオイルも下落。ただし、週半ばの米統計にも見られるように在庫水準が低いこともあって30日移動平均線を下値として堅調な推移が続いている。イールドカーブは全ゾーン略パラレルに低下している。ICEガスオイルは上昇。北米はそれほどでもない、との予報であるが欧州は地中海地区まで気温が大幅に低下しており、域内需給が逼迫しているものと考えられる。イールドカーブは期近を中心に上昇している。

(ひとりごと)
ウルトラマン、みんな見ましたよね。
最近も新しいのをやっていたみたいだけど、メビウスが終わったところで一旦終了になったらしい。

この前とあるお客さんと飲んでいたときに、「ウルトラマンは全部で何人いるのか?」ということが話題になった。
彼いわく、ウルトラマンはどうも60人ぐらいいるらしい、とのことである。

ほンとうか??

と思って調べてみたら、以外に知られていない事実が明らかになった。
実際にウルトラマンはどうも沢山いるらしいことが判明。
どうもその60名の中には、アニメのザ☆ウルトラマンに登場するような「その他大勢」も含まれるらしく
テレビに最近出てくる「ウルトラ出光人」も含まれるらしいので、Pureな意味でのウルトラマンに数えるべきではなさそうだ。
少なくともコマーシャルを見る限り、ウルトラ出光人は怪獣と戦えそうに見えないし。

で。

いろいろ調べてみると、いわゆる怪獣と戦う、「ウルトラマン」と認識してよいものに2種類あるらしいということも判明した。
私たちが子供の頃に見ていたウルトラマンはM78星雲出身のと、そうでないのといて
ウルトラマンティガ等は、M78星雲出身じゃないらしい。
最近のウルトラマンの中で「ウルトラ兄弟」に分類されているのは、ウルトラマンメビウスだけなんだそうだ。

だからなんだ、といわれそうだが
気づかないうちにウルトラマンも進化していたのだった。

おしまい。