ゴルフボール

(経済関連ニュース)
・Q407日本GDP一次速報 前期比+0.9%、年率+3.7%、個人消費は前期比+0.2%。設備投資(同+2.9%)が牽引。
・Q407独GDP速報 前期比+0.3%(前期+0.7%)、市場予想+0.3%。消費鈍化。
・Q407仏GDP速報 前期比+0.3%(前期+0.8%)、市場予想+0.3%。消費鈍化、輸出減少。
・Q407ユーロ圏GDP速報 前期比+0.4%(前期+0.8%)、市場予想+0.3%。エネルギー価格の上昇等で消費鈍化、輸出減少。
アイスランド中銀、政策金利を13.75%で据え置きに。
・米週間新規失業保険申請者数 前週比▲9千人の348千人(前週改定357千人(速報比+1千人))、市場予想347千人。
・12月米貿易収支 588億?の赤字(前月改定631億?の赤字(速報比変わらず))、市場予想615億?の赤字。輸出がドル安の影響で+1・5%となる一方、輸入が▲1.1%に。
バーナンキ議長「FOMCの成長見通しは下方修正。FRB管轄下の全ての銀行が十分な資本を保持し、差し迫った破綻リスクに直面している銀行はない。経済成長を支援するため、タイムリーに行動する。米景気は年後半に力強い成長を予想しているが、素材高、株安等が消費に影響を与えている」
日本株は朝方のGDPを受けて大幅に上昇、インドや上海といった新興国株も上昇した。しかし米株式は大幅下落。バ議長が景気下ぶれリスクに関してコメントしたことやリーマンブラザーズの損失拡大報道で金融株が下落したことが主因の模様。チャート的にはSP500は30日移動平均線で頭を抑えられた格好。
・ドルは対円・対ユーロで下落。バ議長が金利引下げの可能性に関して示唆(下ぶれリスクに対して十分な保険を提供するため、時宜を得た行動をとる)したことから。

穀物市場サマリー)
・大豆は急騰。大豆作付け面積の縮小観測や、中国の悪天候に伴う生産減少により同国の輸入が増加するとの見方から。10日移動平均線をサポートに堅調推移。
・トウモロコシは急反発。大豆や小麦、エネルギー価格の上昇を受けてNY時間に入ってから高騰。週間輸出検証高は事前予想の範囲内。
・小麦は反発。日本やイラク、エジプトといった国の小麦の入札報道を受けて。エネルギー価格が上昇していることも支援材料となった。

非鉄金属関連ニュース)
・貴金属はまちまち。金はドル安や原油高を受けて上昇。その後もドルに振らされる展開で結局前日比小幅高となった。銀は下落。こちらもドルの振幅を受けて言って来いの展開となったが、結局前日比マイナスとなった。金銀とも10日移動平均線でサポートされ堅調な推移が続いている。
・プラチナは大幅上昇し、史上最高値を更新、引けベースで2,000?を上回って引けた。南アの電力障害(アルミでも影響)の影響が大きい。同国生産者の生産下方修正報道も支援材料となった。パラジウムも連れ高に。
・世界第2位の生産者Impala Platinum、40,000オンスの生産減少を発表(世界のプラチナ消費量の2日分に相当)。
・南アの電力公社 ESKOMはアルミ精錬業者向けの電力供給を全て停止する可能性があることを示唆。悪天候やプラントの修繕、燃料の供給不足等の要因が重なった。
・中国株洲(湖南省)の亜鉛生産は通常のレベルに回復。
・中国南西部では引き続き停電の状態。

(エネルギー関連ニュース)
ベネズエラ、欧米裁判所の同国海外資産凍結の判決への報復措置として、ExxonMobilへの輸出を停止。
・Shell Pernis製油所(420KBD、ロッテルダム、欧州最大の製油所)労働者は、労使交渉に伴う経営側の申し出を投票の結果拒否。
・Pemexはメキシコ湾の原油輸出ターミナルを再開。悪天候のため稼動停止となっていた。

(商品市況概況)
「まちまち」
 昨日の商品価格はまちまちであった。エネルギーはベネズエラの問題を受けて大幅に上昇した。ベネズエラは米国の大手輸入国である。非鉄金属はまちまち。南アの電力障害の影響で、アルミは暴騰、その他の非鉄金属バーナンキ議長が米景気の下ブレの可能性を指摘する発言を受けた株安の影響で水準を小幅切り下げている。穀物は作付面積減少(大豆)、輸出の活発化(小麦)、エネルギー価格の上昇(トウモロコシ)といった個別材料のあわせ技で極めて堅調な推移となっている。貴金属はドル安を受けて金銀はしっかり。南アの電力障害で深刻な生産減に陥っているプラチナは暴騰した。
 全てのコモディティについていえることであるが、需給は非常に微妙なバランスの上に成り立っており、生産障害が発生した場合には容易に価格が上昇し易い地合いが継続していることは忘れてはなるまい。ただ、米経済の悪化時に於ける素材価格の高騰は、後々の景気の大幅な失速を誘発しかねないため、各国中央銀行は極めて難しいオペレーションを余儀なくされることとなろう。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は下落した。取引序盤は中国休み明けの中国勢の買いや株価の上昇を受け手上昇していたが、上海在庫が増加に転じたことや、米国株式がNY時間早朝のバーナンキ議長のコメントを受けて大幅に下落したことから急速に地合いが悪化、比較的大幅な下げとなった。LME在庫は▲2,950Mt減少、欧州、米国、韓国で減少している。(FSCは3.0日)、(キャンセルワラント率は21.9%と上昇している(下グラフのオレンジ色の部分参照))。売買高は5,845枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期近を中心に全ゾーン低下している。C-3(Cash vs 3M Fwd)は20?バックとバック幅を縮小した。
 昨日の亜鉛価格は下落した。取引序盤は株高を受けた買いや上海在庫の減少を受けて上昇したが、株洲の亜鉛生産が通常レベルに回復したと報じられたことや、米国株の大幅調整が地合いを悪化させた。結局一目均衡表の雲の下限できっちりと上値を抑えられ、50日移動平均線を下回って引けた。LME在庫は+550Mt増加、米国で大幅に増加している。FSCは3.5日(キャンセルワラント率は4.1%)。売買高は3,818枚。イールドカーブは期近を中心に低下し、大幅なフラット化が進行した。C-3は19?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の鉛価格は下落した。取引序盤は前日の株高を受けて上昇、100日移動平均線のチャートポイントを上抜けしたのだがNY時間にバーナンキ議長が米景気の失速の可能性に関して言及したことから株価が大幅に下落、鉛も需要減少観測を映じてマインドが悪化し、結局前日比マイナスで引けることとなった。LME在庫は▲125Mt減少、(FSCは2.0日、キャンセルワラント率は9.1%ここ数週間でキャンセルワラント率は上昇している。)。売買高は1,258枚。イールドカーブは期近を中心に低下し、ベアフラットニング。C-3は9?バックとバック幅を縮小した。
 昨日のアルミ価格は上昇した。朝方から南アの電力公社のアルミ精錬所向け電力供給停止報道を受けて10日移動平均線を上回って寄り付いた後、上海在庫の大幅減少の影響や、中国の電力障害の残存の影響で略一貫して上昇して引けている。ただ、NY時間に入ってからは株価の下落の影響もあって上げ幅を多少削る展開であった。LME在庫は▲1,825Mt減少、引き続きシンガポールで大幅に減少している。(FSCは8.3日)。(キャンセルワラント率は3.7%)。売買高は19,820枚。イールドカーブは中国問題で期近の需給がタイト化する中、期近を中心に上昇しブルフラットニングし、全ゾーン見渡した場合には弊社の予想通り略バックの形状となった。C-3は36?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日のニッケル価格は下落した。取引序盤は前日の株高の影響もあり上昇したが、一目均衡表の雲厚く、NY時間に入ってからの株安を受けて結局水準を切り下げることとなった。といってもニッケルは新規材料に乏しい中、在庫水準の高さもあって現状レベルでのもみ合いが続いている。LME在庫は▲42Mt減少、(FSCは10.9日)、キャンセルワラント率は1.6%。売買高は841枚。イールドカーブのj形状は期先の下げ幅が大きい。C-3は213?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の錫価格は下落した。予想通り前日の株高を受けて上昇したが、LME在庫の増加やNY時間の株安の影響もあり、水準を切り下げた。但し、精錬錫の最大生産国である中国の生産が、電力障害でストップしていることやインドネシアの輸出鈍化の影響で錫は高値で推移しやすい。地味にであるが錫の需給はタイトなのである。LME在庫は+80Mt増加、(FSCは11.1日)、キャンセルワラント率は15.18%。売買高は203枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下している。C-3は50?コンタンゴと前日と変わらず。

(エネルギー)
 昨日の原油価格は上昇した。ベネズエラの対米向け輸出停止措置を受け、上昇した。前日比プラスで寄り付いた後、略一貫して水準を切り上げ一目均衡表の雲を上抜けしてしまった。チャート的にも一時はHead&Shoulderを形成していたものの、今は明確にダブルボトムを付ける急騰のサインを示している。やはり需給が微妙なバランスを保っている中で価格が下落していたため、供給懸念が発生するとやはり相場は容易に上昇してしまうようだ。期せずして供給体制の脆弱性が露呈した。但し引けにかけては米株が大幅に下落したことからさすがに上げ幅を削る展開となった。イールドカーブは略パラレルに全ゾーン上昇。Brentも同材料を受けて大幅に上昇し、一目均衡表を上抜けた。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇している。騰落率はWTIが+2.2%、Brentは+1.8%。やはりベネズエラの問題を直接被る米国原油のほうが上昇幅が大きいようだ。
 石油製品も上昇。RBOBも原油と同様の材料で大幅に上昇した。特にベネズエラは米国への大手ガソリン供給国でもあり、同国との関係悪化の影響が大きく出ることとなった。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇。直近限月の騰落率は+3.4%。ヒーティングオイルも上昇。こちらも材料は同じである。直近限月の騰落率は+1.9%。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇。ガスオイルも上昇。限月交代に伴う窓埋めと、ベネズエラ報道で上昇した。イールドカーブは期先の上げが大きかった。

(ひとりごと)
ゴルフボールって、便利ですよね。
便利って、あのボールって、マッサージに使えるから。
球技に用いられるボールの中で恐らく唯一といっていい、マッサージに使えるボールである。

基本的に使い方は2個同時。
2つ床に並べて、土踏まずのマッサージ
その後そのボールの上に寝転がって、背中のマッサージ
最後にふくらはぎと太ももの間にボールを挟んで、足のマッサージ

うーん。
便利。
最近はゴルフをあまりやっていないので、せっかく人からプレゼントされたボールも
殆どがカミさんのマッサージグッズと化している。

今日は落ちがないですね。
やっぱりだめですか、そうですか。