(経済関連ニュース)
・1月対中国投資 前年比+110%の112億?、2007年通年では前年比+13.6%の748億?に。
・1月中国PPI 前年比+6.1%(前月+5.4%)、市場予想+5.7%。エネルギー価格の高騰等の影響が大きい。
・NYはプレジデンツ・デーのため休場。
・ドルは対ユーロで強含み。英ノーザンロックの国有化を受け、短期的にではあるが域内金融市場不安からユーロが売られた模様。方々欧州株式は堅調に推移。
(穀物市場サマリー)
・休場
(非鉄金属関連ニュース)
・貴金属は軟調。ドルが対ユーロで強含んだことが材料視されたようだ。プラチナ・パラジウムは南ア問題を背景に堅調に推移し、プラチナにについては史上最高値を更新した。
(エネルギー関連ニュース)
・OPEC ノザリ石油相「OPECは5日の総会で減産を決定する可能性がある。冬場の終了に伴い、北半球の需要が減少するのに対応するためだ」
(商品市況概況)
「堅調」
昨日の堅調であった。米経済の失速懸念を背景に需要の先々の減少が予想されてはいるものの、エネルギーに関してはベネズエラやOPECの減産、非鉄金属は中国・南アの供給懸念、貴金属は弱いドルと南アの供給懸念、といった需要が堅調な中での供給トラブルが相場の押し上げ材料となっているようだ。
全てのコモディティについていえることであるが、需給は非常に微妙なバランスの上に成り立っており、生産障害が発生した場合には容易に価格が上昇し易い地合いが継続していることは忘れてはなるまい。
(非鉄金属)
昨日の銅価格は上昇した。中国の電力障害に端を発する供給懸念で、昨年からつみ上がってきたLME在庫の減少傾向が継続(先週は上海在庫は休日等の影響で増加)していることから、グローバルに需給がタイトになりつつあるためである。キャンセルワラント率も20%に達し、将来的な在庫減少のリスクが高まっていることも相場を押し上げた。LME在庫は殆ど全世界で減少している。LME在庫は▲6,275Mt減少、(FSCは2.8日)、(キャンセルワラント率は22.4%と上昇している(下グラフのオレンジ色の部分参照))。売買高は6,607枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期近を中心に上昇し、ブルスティープニング。C-3(Cash vs 3M Fwd)は40?バックとバック幅を拡大した。
昨日の亜鉛価格は上昇した。銅価格が大幅に続伸していることから連れ高となった模様。但しLME在庫の増加等もあって銅に比べれば上げ幅は限定された。チャート的には50日移動平均線を上値に頭重い推移となった。LME在庫は+575Mt増加、米国で大幅に増加している。FSCは3.6日(キャンセルワラント率は4.4%)。売買高は2,666枚。イールドカーブは期近を中心に上昇し、ブルスティープニング。C-3は20?コンタンゴとコンタンゴ幅を拡大した。
昨日の鉛価格は上昇した。株価下落を受けて下落すると見ていたが、銅価格が堅調に推移していることやLME在庫の減少(米国)、キャンセルワラント率の上昇といったプラス材料を受けて、高値のもみ合いとなった。LME在庫は▲275Mt減少、(FSCは2.0日、キャンセルワラント率は7.8%ここ数週間でキャンセルワラント率は上昇している。)。売買高は1,095枚。イールドカーブはいびつな形になっているが略全ゾーンパラレルに低下している。C-3は8?バックとバック幅を縮小した。
昨日のアルミ価格は上昇した。南アの電力公社のアルミ精錬所向け電力供給停止報道を材料に、供給懸念が台頭、韓国・シンガポールを中心にLME在庫が減少していることからファンダメンタルズが最も強い非鉄金属となってしまった。これを受けて堅調な推移が続いているが、正直上値の目処を立てにくい状況である。昨晩に関してはNY時間のドル上昇を受けて小幅、上げ幅を削る展開であった。LME在庫は▲1,775Mt減少、引き続きシンガポール・韓国で大幅に減少している。(FSCは8.3日)。(キャンセルワラント率は3.5%)。売買高は6,934枚。イールドカーブは南ア問題の長期化の可能性を背景として期先の上げ幅が大きくなっている。C-3は38?コンタンゴとコンタンゴ幅を拡大した。
昨日のニッケル価格は上昇した。株価の上昇を受けて堅調に推移していたが、LME在庫の大幅増加(ロッテルダム)もあって、引けにかけては水準を切り下げる動きとなった。引き続き50日移動平均線のサポートラインでサポートされ堅調な推移となっている。LME在庫は+216Mt増加、(FSCは10.9日)、キャンセルワラント率は2.4%。売買高は523枚。イールドカーブの形状は殆ど変わっていない。C-3は230?コンタンゴとコンタンゴ幅を拡大した。
昨日の錫価格は上昇した。やはり、最大生産国中国の生産が滞っている状況が相場を堅調にさせているようだ。第二位の生産国インドネシアの生産回復の足取りも重く、地味にファンダメンタルズの強い非鉄金属である。LME在庫も昨日は韓国、シンガポールとったアジア周りで減少、LME在庫も下グラフのとおりだらだらと水準を切り下げてきている。LME在庫は▲185Mt減少、(FSCは10.9日)、キャンセルワラント率は6.9%。売買高は176枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇している。C-3は38?コンタンゴと前日と変わらず。
(エネルギー)
昨日の原油価格は上昇した(NYは電子取引のみ)。OPECノザリ石油相の減産報道を受け、上値を試す展開となった。しかしながらドルが対ユーロで強含んでいたこともあり、取引後半は利益確定の売りに押されることとなった。Brentは小幅高。新規材料に乏しい中、高値でのもみ合いに終始した。イールドカーブはWTI、Brentとも小幅上昇。直近限月の騰落率はWTIが+0.4%、Brentは+0.3%。
石油製品もしっかり。RBOBはベネズエラの輸出停止やOPECの減産報道で取引薄い中堅調に推移した。足許、3月1日の高値、257.85?を目指して水準を切り上げる展開となった。直近限月の騰落率は+1.2%。ヒーティングオイルも上昇。こちらも材料がない中、高値でのもみ合いとなった。直近限月の騰落率は+0.5%。ガスオイルは変わらずであった
(ひとりごと)
この前、鮨桶を頼んで食べていたときに、思ったことがある。
皆さん、気づきました?
殆ど例外なく、鮨の盛り付けは斜めになっているの。
おそらく箸で取りやすいように、ということで斜めになっているんだろうが
なぜ、鮨をまっすぐ盛っていないのだろうか
全部まっすぐに盛られた鮨ってのはなぜだか知らないが美味しくなさそうだ。
少し斜め、というところが良いのであろうか。
物の本によれば、男と女が一緒に離すときには斜め45度でしゃべるほうが仲良くなるらしい
ミーティングするときも、真正面に座って話をすると実は上手くいかないらしいし
どうも人間は、正面に座っていると「自分の領域を侵害された」と本能的に判断し
相手を拒絶する傾向があるんだそうだ。
そう考えると、会社の応接ってのはどこの会社も正面を向かって座るようになっている
商談を上手く進めるには、どこかのサロンみたいに斜めに座る仕組みしたほうが良いのかも。
鮨も同じなのだろうか。
斜め45度で見たほうが、鮨を身近なものに感じることができるからなのだろうか
まっすぐ出されると
おまえ、俺に何か言いたいことでもあるのかッ!!
と、マグロに攻撃されたと思って、興奮しちゃったるする人がいるのだろうか。
江戸の昔から、職人さんが悩んで編み出した匠の技なのだろう(きっと)。
でも、まっすぐになっているよりも、左に傾いていることで
左利きの人は攻撃を通り越して怒りを覚えているに違いない(きっと)。
ひょっとして、調べてみたら、左利きの人は鮨屋が嫌いな人が多い、かも。