カブトムシ

(経済関連ニュース)
・豪Q208CPI 前期比+1.5%(前期+1.3%)、市場予想+1.3%。
・米MBA住宅ローン申請指数 前週比▲6.2%の489.6、借換指数▲5.6%の1,392.7、購入指数▲6.7%の335.6。
・ブラジル中銀 政策金利75bp引き上げ13%に。
フィラデルフィア連銀 プロッサー総裁「住宅ローンのコスト上昇や、住宅価格の連続的な下落は利上げの妨げにならない」
岩手県で震度6の大地震発生(最近東北は多いですね....)
ニュージーランド中銀 政策金利25bp引き下げ8%に。
ファニーメイフレディマックを支援するGSE救済法案が米下院本会議で可決される。

・ドルは対ユーロで続伸。フレディマックファニーメイ救済のための支援法案が可決する見通しとなったことや原油相場の下落がドルを押し上げることとなった。ドルは対円でも上昇している。
日本株は続伸。米フレディマックファニーメイの救済法案が可決されるとの見方が強まり、今まで下落幅の大きかった金融や不動産株が買われた。上海A株は小幅安、インドSensexは大幅続伸。シン政権が信認されたことを受けた買いが続いている。ブラジルBovespaは続落している。Dax、FT250はしっかり。米国株は上昇。原油価格の下落やGSE法案可決の見通しといったプラス材料を受けて金融・不動産が買われた。
穀物市場サマリー)
・大豆価格は下落。米国の天候好転が続く中、ドル高の進行、原油価格の下落が地合いを悪化させ、下落となった。この下落で一目均衡表の雲を下抜けし、10日移動平均線が30日移動平均線、50日移動平均線を上から下に抜け、チャート的にも下値を狙い易い地合いに入った。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下している。
・トウモロコシ価格は続落。エネルギー価格の下落やドル高の進行、生産地の天候好転といった売り材料を受け、かつチャート的にダブルトップを形成していることから大幅な下落となっていたが、下値の目処は5月29日の安値である573?が意識され、引けにかけて買い戻しが入り小幅な下げに留まった。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下している。
・小麦価格も下落。材料は大豆やトウモロコシと同じく原油価格の下落とドル高の進行。トウモロコシ価格の下落で「代替家畜飼料」としてその割安感が注目されていたが、再びトウモロコシ回帰が起きている可能性が高い。イールドカーブの形状は期先の下げ幅が大きい。

非鉄金属関連ニュース)
・金は大幅に続落。GSE法案可決見通しに伴うドルの対ユーロでの上昇や、原油価格の大幅な下落といったマイナス材料を受けて続落し、30日移動平均線を試す動きとなり、下回って引けた。しかしながら今年から来年に掛けて恒常化すると見られるドル安傾向が金相場を支えると考えている。
 短期的に金価格は堅調に推移すると考えている。地政学的リスクの高まりや、米景気の後退懸念に伴う恒常的なドル安傾向、株式市場のパフォーマンスの悪化、といった材料を受けて安全資産であり、市場規模のうちの半分近くが投機資金である金は、質への逃避で物色されると見ておくべきである。但し今のところ一次回帰分析の結果では現在の金価格はほぼ一次回帰直線状に位置し、テクニカルな売買が行われるような環境にはない(金価格=1,188.3×ドル・ユーロ-924.75。これはもしユーロが1.6?まで下落して場合には977ドルに相当)。但しまた同時に金価格の上昇が宝飾品需要を落ち込ませている可能性が高く(WGCの発表によればQ108の宝飾需要は前年比▲21.5%の454.4Mtに、世界最大の金消費国であるインドの需要は前年比▲50%の102.1Mtに落ち込んでいる)。価格上昇局面での下押し圧力となりえるため、金価格は当面高値で安定推移すると見ておくのが妥当であるといえよう。
 NY銀も大幅に下落。30日移動平均線を割り込んで、一目均衡表の雲の上限でサポートされて引けた。原油下落、ドル高進行が材料視された。

・NYプラチナ価格は大幅に下落。原油価格の続落、ドル価格の上昇、年初からの原油価格の高騰で車離れが定常化している可能性があることが材料視され、力なく下値を探る動きとなった。この下落によって1,800?の節目をとうとう割り込むこととなった。但し引けに掛けては南アのストライキの報道を受けて下げ渋っている。
 中期的な見通しについてプラチナは、為替・ファンダメンタルズの両要因で堅調な推移になると考えている。2008年の需給は711キロオンスの、2009年に関しても458キロオンスの供給不足になると考えられ、年内については米金利低下を背景としてドル安傾向が持続すると見られるためである。価格上昇に対するリスクシナリオは、プラチナ価格が上昇し代替品としてパラジウムが代用品として利用されるリスクであろう。今のところディーゼル車向けに用いられているパラジウムは全体の10%程度であり、これは将来的には25%程度まで上昇すると考えている。また地上在庫の多さがこうした不足分を補うと見られることから、結局のところ生産不足分は相殺されニュートラルになる可能性があることも相場の下押し材料となりえよう。もう一つの材料はそもそもの需要減少リスクである。エネルギー価格の高騰が自動車離れを引き起こし始めており、触媒需要の落ち込みの可能性は否定できない。しかしながらやはり南アの生産状態が電力価格の上昇やその他のコストの上昇等で不安定であることから当面、高い水準で堅調な推移が続くことになると考えている。
 NYパラジウム価格も大幅に続落。400セントの節目を下抜けしたことから下げが加速する形となった。この先、目立ったチャートポイントは存在せず、ドル高・原油安が続けば更に下落する可能性は高い。
 今後パラジウムの価格は上昇すると考えている。プラチナ価格の高騰に伴う代用品需要の高まりが期待されるためだ。プラチナのところでもコメントしているように、プラチナ触媒がパラジウム触媒に置き換わることによる需要増加や、宝飾品にパラジウムが用いられる可能性がある。しかしながら非常に多い地上在庫(弊社見積もりではチューリッヒに8百万オンス、ロシアに10百万オンスの地上在庫があると見ている)が、価格の上限を押さえることとなろう。

南アフリカで、電力価格の引き上げや、自動車工場閉鎖に反発すし、ストライキ発生。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計 原油▲1.6MB、ガソリン+2.8MB、ディスティレート+2.4MB、稼働率▲2.4%
・豪Q208CPI 前期比+1.5%(前期+1.3%)、市場予想+1.3%。

(商品市況概況)
「当局規制期待のせい?いえそうではないでしょう」
 昨日のコモディティ市場はエネルギー価格の続落を受け再び下落した。CFTCによる監視強化観測の影響で、投機資金が市場から退場しているため、との説明を良く目にするが、そうではないだろう。弊社が繰り返しコメントしてきた「需要家がショックと考える価格レベル、150?が視野に入ったため需要減少観測の高まりが意識された」ためであろう。また、米フレディマックファニーメイの救済法案の可決もドル高を進行させるため、商品市場でロングポジションを保有している市場参加者の手仕舞いに伴う益出し売りも相場の下押し材料となっているようだ。
 CFTCがどのような監視強化を行うかは正確なところはわからないが、米国は伝統的に市場の価格形成を重視する国であるため、報告される先物取引の裏づけとなる取引の詳細の開示(顧客のヘッジ玉なのか、自己ポジションなのか)強化、後はもしやるとしても値幅制限の設定程度に留まるのではなかろうか。よってここでのエネルギー価格の下落は引き続き、ファンダメンタルズによるものであり、需要減少に対する著しい不安が相場を下押ししたものと考えているため、いずれ買い戻しが優勢になると見ている(但し足許は一旦調整だろう)。
 毎日繰り返し書いてきた(i)エネルギー価格の高騰に伴う生産コストの上昇→生産減少、(ii)素材価格の高騰に伴う世界の需要減少、をどのように判断していくか、ということであるが、新興国の需要が急速に落ち込むとは考えにくく当面は(i)の生産調整の方が強く相場に影響を与えると考えていたのだが、足許は結果的に(ii)の需要減少の方がクローズアップされた。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は下落した。米ファニーメイフレディマックを救済するための法案が可決の見通しとなり、ドル高が進行したことが材料視された。また原油価格の下落に伴う生産コストの低下観測も相場の下押し材料となった。しかしながら8,000?のラインは下値として強く意識されており、この水準を割り込むには至っていない。引き続き、中国の固定資産投資や鉱工業生産の水準の高さを鑑みれば、依然需要は堅調であり、コンセントレートの供給不足もあって大幅な調整の可能性は低かろう。LME在庫は+125Mt増加、(FSCは2.5日)、(キャンセルワラント率は7.0%)。売買高は7,611枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期先を中心に低下し、ベアフラットニング。C-3(Cash vs 3M Fwd)は217?バックとバック幅を縮小した。
 昨日の亜鉛価格は上昇した。取引序盤はLME在庫の減少を受けてジリ高の展開となったが、その後エネルギー価格の下落を受けて一旦下値を探る動きとなったが、引けに掛けては買い戻しが優勢となり上昇して引けた。需要が強いというわけではないが、大生産国であるはずの中国の輸入が増加傾向を辿っており(亜鉛、鉛はオリンピック期間中は10%の生産量削減)、LME在庫も減少傾向となっていること、1,800?のコストラインに近づくレベルでは生産減少の可能性が根強いことから堅調な推移となっている。LME在庫は▲300Mt減少、FSCは4.6日(キャンセルワラント率は6.7%)。売買高は6,564枚。イールドカーブは期近を中心に上昇し、ブルフラットニングしている。C-3は10?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の鉛価格は上昇した。ピークシーズンに入りしているバッテリー需要の高まりやLME在庫が完全に減少トレンド入りしたこと、キャンセルワラント率の高まりが材料視され堅調な推移となった。亜鉛と同じく、中国はオリンピック期間中の鉛生産量を10%削減する見通しであり、中国向けの鉛流入が継続している状況だ。チャート的に10日移動平均線が50日移動平均線を下から上に抜けるゴールデンクロスとなっており、テクニカルに買いが入り易い地合いとなっていることもCTA等の買いを誘っていると見る。LME在庫は▲150Mt減少、(FSCは3.8日、キャンセルワラント率は7.0%ここ数週間でキャンセルワラント率は上昇している。)。売買高は4,037枚。イールドカーブは期近を中心に上昇し、ブルスティープニングしている。C-3は17?バックとバック幅を拡大した。
 昨日のアルミ価格は下落した。原油価格がドル高の進行や熱帯性暴風雨の油田地帯回避、需要の減少等で下落したことから、アルミ価格も終始軟調な推移となり、節目の3,000?をはさむ攻防となった。エネルギー価格の下落に伴い、生産コストも2,600?前後まで低下している可能性が高く(あくまでエネルギー価格の下落率を元に算定した推計)、以前に比して下げ余地が広がってきている状況である。LME在庫は▲425Mt減少、(FSCは9.8日)。(キャンセルワラント率は2.0%)。売買高は13,286枚。イールドカーブは期先の下げ幅が大きく、ベアフラットニングしている。C-3は50?コンタンゴと前日と変わらず。
 昨日のニッケル価格は下落した。エネルギー価格の下落やアルミの大幅調整といった周辺のマイナス材料、ステンレス需要自体の落ち込みといったファンダメンタルズ材料を受けて軟調な推移となり、20,000?ラインをとうとう割り込んで引けた。その一方でLME在庫は欧州中心に取り崩しが発生しており、下げ幅を限定させた。エネルギー価格が下落している以上、殆どの非鉄金属に下げ圧力がかかるものと見られる。この後目立ったチャートポイントは存在せず、強いて挙げれば2006年6月14日につけた17,050?が意識されようか。LME在庫は▲366Mt減少、(FSCは10.0日)、キャンセルワラント率は2.7%。売買高は1,330枚。イールドカーブは期近を中心に下落し、フラットニングが進行している。C-3は160?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の錫価格は下落した。原油価格の下落、ドル高の進行が嫌気されてLME在庫の減少に全く反転の兆しは見られないものの、下値余地を探る動きとなった。やはり生産コストの軸となる原油価格の下落は商品相場全体に与える影響が大きいといえる。しかしファンダメンタルズに大きな変化のない中、比較的堅調な推移となっている。LME在庫は▲45Mt減少、(FSCは5.5日)、キャンセルワラント率は7.36%。売買高は261枚。イールドカーブは全ゾーン略パラレルに低下している。C-3は25?バックとバック幅を縮小した。

(エネルギー)
" 昨日の原油価格は大幅に続落した。メキシコ湾で発生している熱帯性暴風雨が油田地帯を回避したことや、する見込みとなったことやドル高の進行から大幅な下落となった。昨晩発表された米在庫統計はこのコラムで指摘しているように、在庫日数(FSC)を過去5年平均程度に留めるオペレーションが続いており、原油在庫は減少、石油製品在庫は大幅な増加となった。原油は統計発表後から上昇したものの、ドルの断続的な上昇を受けて反転下落し、100日移動平均線を探る動きとなった。先進国での需要は減少しているものの、中国やインド、ロシアといった新興国の需要が急速に減少する可能性は低いことから、下値ではしっかり買いが入ると見ておりハリケーンシーズンを控えていることもあって更なる調整には追加材料が必要だろう。現在のレベルは5月にドル高が進行した際につけたレベルと略同じである。WTIイールドカーブは期近を中心に低下しベアフラットニング。Brentも期近の下げ幅が大きくカーブは略フラットな状態。直近限月の騰落率はWTIは▲2.9%、Brentは▲3.5%。
 石油製品も下落。RBOBは前日比マイナスで寄り付いた後、統計発表後の原油の上昇につれる形で上昇する局面もあったが、需要自体が前年比マイナスとなっていることや季節性を無視した需要減少、在庫の増加傾向もあって結局のところ下落に転じ、100日移動平均線のサポートラインをとうとう割り込むに至った。イールドカーブは期近の下げが大きい。直近限月の騰落率は▲3.9%。ヒーティングオイルも大幅に下落。統計発表後に上昇する局面はあったが、その後ガソリン同様下落に転じ、100日移動平均線を試す展開となった。但し米国内のディスティレート需要は季節性を無視して堅調であり、需要が減少したという感じは見られていない。しかしながら在庫の積み増しペースが例年を上回っており、FSCは過去5年平均を維持している。イールドカーブは期近の下げ幅が大きい。直近限月の騰落率は▲3.7%。ICEガスオイルも大幅下落。ヒーティングオイル同様、100日移動平均線のサポートをトライし、サポートされて引けた。イールドカーブは期近の下げ幅が大きい。直近限月の騰落率は▲1.8%。

(ひとりごと)
最近東北で地震が多いですよね...
被災された方、心中お察しします。
早く平穏な状態に戻って欲しいものです。

さて。

子供の頃、カブトムシが大好きであった。
かっこいいし。
でも私の兄は、カブトムシではなく、クワガタが好きであった。
かつて、日本のお祭りではカブトムシやクワガタが売られており
夏休みにはそこでカブトムシないしクワガタを購入し
家で飼うのが少年の楽しみの一つである。

で。

今年もパパとママにクワガタとカブトムシを買ってもらい
各々育て始めた。
オスとメスのつがいなので、上手くすると子供が生まれて来年はカブトムシの楽園ができるのでは?
なんてことを夢想しながらカブトムシにえさをやったりしていた。

だが。
昔の(今も?)私は頭が悪かった。相当。
兄のクワガタを入れている入れ物が大きかったので、自分のカブトムシも是非、そこに入れたいと思ったのだ。
だって、クワガタとカブトムシが一緒のケースに入っていたら、なんとなく自然っぽくていいじゃないですか。

なので、私のカブトムシのオス・メスともに兄のクワガタの入れ物に入れる。
早速カブトムシとクワガタがけんかを始めた。
だが、カブトムシはやっぱり強い。
クワガタを角で弾き飛ばしてしまった。
なんとなく悲しそうな顔をする兄。
得意満面の私。

しかし、悲劇が起きた。

観察日記を付けるので、翌日早起きして甲虫ケースを開けてみてみる。
そこにあったのは...
胴体とクビが離れてばらばらになったメスのカブトムシが...

泣いた。
本当に泣いた。

クワガタもさ、江戸の仇を長崎で討つみたいな
オスの仇をメスで討つ

みたいなことするなっていうの!!
え?お前が悪いって?
おっしゃるとおりでございます...
それ以降一度も私はカブトムシを飼っていない。