どんどん

(商品市況概況)
「非鉄は続落。GW前の中国の買い一服」
 昨日の商品価格は軒並み低下している。4月も来週が最終週であり、中国も5月関税の変更やGW前の前倒し購入が一巡したと見られ、比較的落ち着いた推移となった。IMFの経済見通しが悪化したことも、相場の過熱感を冷やす上では重要な材料となった。経済対策の影響で各商品の下値が徐々に切り上がる展開となっているが、そもそも「景気底割れが回避された可能性が高い」だけであり、本格的な価格上昇局面入りしているわけではないことは、このコラムで何回か説明している通りである。今後は、著しい価格低下が修正され、以前の極端に低い価格水準から脱却、各国のインフレ政策を切っ掛けに年初よりも高い水準で需給が均衡するか否かがこの四半期の最大の注目点になると見ている。繰り返しになるが、足許の価格上昇は景気底割れ回避への安心感が株式市場の上昇を促し、それに連れる形で商品価格も上昇しているが、現在の相場水準は多くの商品で生産コストを意識せねばならない水準にあり、「行き過ぎた価格の下落が修正される形での上昇」が足許のメインシナリオである。

(経済関連ニュース)
IMF世界経済見通し 2009年の世界経済成長率▲1.3%(前回調査時比▲1.8%)、2010年見通し+1.9%(同▲1.1%)。
 米国▲2.8%(2010年±0.0%)、ユーロ圏▲4.2%(▲0.4%)、日本▲6.2%(+0.5%)、中国+6.5%(+7.5%)、インド+4.5%(+6.5%)。
・米MBA住宅ローン申請指数 +5.3%の1,172.2、借換指数 +7.7%の6,540.7、購入指数 ▲4.2%の253.0。
・Q109豪CPI 前年比+2.5%(前期+3.7%)、市場予想+2.8%。
・2月米住宅価格指数 前月比+0.7%(前月改定+1.0%)、市場予想▲0.7%。2ヶ月連続のプラスは2年ぶり。
・2008年度日本貿易収支 7,253億円の赤字。オイルショック以来28年ぶりの赤字に。

・ドルは対ユーロで続落。米金融機関へのストレステスト実施への思惑等で、ドルが売られた。円は2008年の貿易収支が28年ぶりの赤字になったものの、3月の貿易収支が黒字となったことなどが材料となり、買われた。
日本株は小幅上昇。米国株が下落したものの、本邦企業決算を見極めたいとの動きから小動きとなった。米国株は下落。金融機関の四半期決算が出始める中、一律に回復しているわけではないことから調整売りに押された。

非鉄金属関連ニュース)
・NY金は上昇。IMFの経済見通しが前回から悪化したことを嫌気して株が下落、反対に安全資産ニーズが回復し金が物色された。ここしばらく、金は200日移動平均線のサポートを試す動きとなっていたがこの水準を割り込まなかったこと、堅調に推移していた株が調整していることから再び騰勢を強めている。この価格上昇が継続するか否かは今後株価動向にかかっているが、今後も株が堅調に推移し市場参加者のセンチメントが好転した場合、ドルユーロとの従来の関係が回復したとすると800ドル程度までの下落はあってもおかしくない。銀も上昇。金価格の上昇もあり、200日移動平均線レジスタンスを試す動きとなった。

・NYプラチナ価格は上昇。200日移動平均線のサポートが比較的堅いことや金価格の上昇を受けてプラチナは連れ高となった。パラジウムは大幅に上昇し、200日移動平均線レジスタンスをトライする動きとなった。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は上昇した。引き続き株価が軟調に推移していることから下値余地を探る動きとなったが、LME在庫の大幅減少を受けてNY時間にかけて買い戻しが優勢となった。中国の関税変更とGW前の駆け込み需要が一服、急速な価格上昇に対する警戒感から一旦下値を固める動きとなっている。ファンダメンタルズについては先々コンセントレートが継続的に不足する可能性が高い環境に変りはなく、各国政府の追加経済対策への期待や中国政府による市中在庫買い上げへの期待が高まっていることや相次ぐ景気対策の発表に伴い、市場参加者のセンチメントも好転しており価格は一旦底を打った可能性が高い。但し、景気が回復しているわけではないこともあって、一本調子の上昇にはならないと考える。目先は200日移動平均線(5,000ドル)が次のターゲットになろう。LME在庫は▲7,200Mt減少、(FSCは9.3日)、(キャンセルワラント率は15.8%)。売買高は9,666枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期近が上昇、期先が大幅に低下しツイストする形でスティープニング。C-3(Cash vs 3M Fwd)は9ドルバックとバック幅を拡大した。
 昨日の亜鉛価格は下落した。同と同じく5月前の中国の需要が一巡、株価が不冴えであったことから下値を探る動きとなったが、ドル安の進行や銅の買い戻しもあり、結果的に200日移動平均線でサポートされ、引けにかけては下げ幅を大きく削る展開となった。但し価格上昇が生産者の増産を引き起こす可能性があることから、上値は重かろう。亜鉛価格は、50パーセンタイルコスト近辺まで価格が低下していたことから割安感も強く、加えて中国政府による市中余剰在庫の買い上げの動きを受けて下値が切り上がってきている状況。LME在庫は前日比変わらず。FSCは11.6日(キャンセルワラント率は7.2%)。売買高は3,534枚。イールドカーブは略前日を変わらず。C-3は27ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の鉛価格は下落した。株価が軟調に推移する中、夜間にかけて売りが入り200日移動平均線を割り込んだが、ドル安の進行や銅価格の上昇もあって買い戻しが入り、下げ幅を大きく削って200日移動平均線を維持して引けた。LME在庫は+75Mt増加、(FSCは2.8日、キャンセルワラント率は4.1%。)。売買高は1,455枚。イールドカーブは期近が下落し、ベアフラットニングしている。C-3は7ドルバックとバック幅を縮小した。
 昨日のアルミ価格は上昇した。前日の流れを受けて下値を探る動きとなったが、ドル安の進行等もあってNY時間にかけて買い戻しが優勢となった。中国中心に新規の物色の流れが見られていたが、GWと中国の関税変更前の駆け込み需要も一巡、市場は落ち着きを取り戻しつつある状況。今後はFOMCや米政府による金融システム対策、信用不安対策が進捗していることで相場の雰囲気が好転しており、実際発表される経済統計も最悪期を脱した可能性を示唆する内容のものが多く、コストベースで見た場合、限界レベル(弊社の2009年見通しは1,358ドル〜1,454ドル)を固める動きになると考えている。LME在庫は+9,525Mt増加、(FSCは36.0日)。(キャンセルワラント率は1.7%)。売買高は6,640枚。イールドカーブは期先の上げ幅が大きく、ブルスティープニングしている。C-3は37ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日のニッケル価格は上昇した。前日までの流れを受けて軟調に推移し、ドルの下落を受けてNY時間にかけて買い戻しが入った。ここ数週間の株価上昇で上値をトライする動きとなっていたがGW前の調達にある程度目処が立ったと見られることから、下値を固める動きが続いている。足許のステンレス需要の回復は遅く、上値余地は限られているが、コストベース(2009年のニッケルの限界生産コスト予想は7,289〜9,729ドル)を下回って下落するのは難しいと考えており、金融市場の安定化とともに下値は徐々に切り上がっていくことになろう。LME在庫は+636Mt増加、(FSCは28.8日)、キャンセルワラント率は4.0%。売買高は1,549枚。イールドカーブは期近の上げ幅が大きく、ブルフラットニングしている。C-3は67ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の錫価格は上昇した。株の下落やドル安の進行といった強弱材料が混在する中、期近は需給のタイトさとキャンセルワラント率の高まりから上昇したものの、期先は下落した。錫は、景気悪化以降も需給がタイトな状態が続いており下値が堅い状態であったが、他金融商品景気対策の影響で上昇する中、下値が固まっていることもあって結果的に騰勢を強めている。LME在庫は+15Mt増加、(FSCは11.7日)、キャンセルワラント率は8.24%。売買高は276枚。イールドカーブは期近の上げ幅大きく、ブルスティープニングしている。C-3は275ドルバックとバック幅を拡大した。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計 原油+3.9MB(市場予想+2.5MB)、ガソリン+0.8MB(▲0.7MB)、ディスティレート+2.7MB(▲1.0MB)、稼働率+3.1%(+0.7%)。
・イラン ハティビ理事「5月OPEC総会で追加減産を支持する可能性がある」

(エネルギー)
 昨日のNY原油は上昇した。限月交代に伴う窓埋めで下落すると見ていたが、ドル安の進行等もあって比較的堅調な推移となった。その後、米在庫統計が発表されたが予想に反し輸入が大幅に増加したことから供給量が増加、但し稼働率の改善などもあってFSCは低下、結果的に強弱材料が混在する中で高い水準で激しくもみ合い推移した。イールドカーブは期近の上げ幅が大きく、ブルフラットニング。直近限月の騰落率は+4.6%。Brentはもみ合った結果、前日比小幅マイナスで引けている。イールドカーブは期先の下げ幅が大きくベアフラットニングしている。直近限月の騰落率は▲0.0%。WTI/Brentのネガティブスプレッドは大幅に縮小している。但し月初・限月交代時にはこのスプレッドは大きく変化するが、原油価格の絶対水準を議論する上では引き続きBrentを用いるべきであろう。
 石油製品は下落。RBOBは統計発表簿に水準を切り下げたが、原油価格が高止まったこともあって小幅な下落となった。統計としては稼働率の上昇に伴う供給量の増加により、市場予想に反し在庫は増加している。イールドカーブは期近の下げ幅大きくベアスティープニング。直近限月の騰落率は▲1.7%。ヒーティングオイルも下落。同様に統計を受けて水準を切り下げた。冬場の終了とともにディスティレート需要は大幅に低下していると見られ需要は弱い。イールドカーブは期近の下げ幅が大きくベアスティープニング。直近限月の騰落率は▲1.4%。ICEガスオイルは下落。イールドカーブはパラレルに低下。直近限月の騰落率は▲1.1%。
(ひとりごと)
SMAPの草なぎ君が、赤坂で裸でいるところを逮捕されたらしい。
なぜ突然、そんな暴挙に出たのか良く分からないし
しかも1人で裸でいたらしいから、また不思議だ。
やっぱり芸能人もストレス溜まる仕事なんでしょうね。
芸能人は見られるのが仕事、なんでしょうが、そこまで見せなくても良かったのではないかと思う。
ある意味、サービスしすぎである。


芸能人は大変だ。
ちょっと女の子とデートすれば、「熱愛」になってしまうし。
そんなことを言い出したら、我々民間人、ちょっとご飯を食べただけで、熱愛だらけである。
しかし最近、そういった類の熱愛報道に全く興味がなくなってきた。



「熱愛が発覚した場合、だいたい上手く行くケースが少ない」


のと



「最近は本当に熱愛している人々は、結婚しました、ってことで熱愛が発覚するケースが殆ど」


であるのが最大の理由だろう。
あ、でもですね。
最近の若い芸能人の名前がちっとも分からなくなってきた、っていうのも切実な理由だったりします。
やっぱ、歳なんでしょうね...


と、とあるときにテレビ局の人に、「テレビに出てる人が不倫とかしたら、どの程度のレベルでニュースになるのか」
聞いてみてたところ、レギュラー番組を持っている人は、なる可能性が高い、とのこと。
でも、



「あ、少なくとも油売りさんは全くニュースになりませんから、どんどんやってください」



と、言われました...
どんどん、ねぇ...