セールスマン-その2

(商品市況概況)
「尋常ではないマインドの著しい改善」
 昨日の商品価格は爆騰した。経済統計の改善(中国PMI、米ISM指数)を受けて株価が大幅上昇、それに伴い市場参加者のセンチメントが大幅に改善、同時にドル安が進行したことから商品市場にもリスクマネー流入、実需の買いも入り大幅な上昇となった。
 ここまでの上昇は、経済対策の効果に伴い、価格の下方硬直性が強まってきている中、株価の上昇に伴うセンチメントの改善によるものであると考えている(その根拠は米石油統計で需要の回復が確認できていないこと)が、企業業績が良くなったとは言っても、コスト削減や経済対策の効果による改善であり、加えて雇用情勢も不安定であることから、ここまでの価格上昇を正当化できる材料は存在していないし、そのことは多くの市場参加者の認識と大きくズレていないと思う。しかしながら先々の景気回復に強い確信が得られないため、短期的なトレンドに反応しやすくなっていることもまた事実であろう。
 とはいっても2008年までは景気が拡大基調にあったことから価格が上昇してもあまり違和感が無かったのだが、現在の価格上昇は景気が引き続き低迷している中での価格上昇である。中長期的には価格は上昇するとの見方は変更する必要性はないと考えているものの、現在の価格上昇のピッチはやや早すぎであり、調整の可能性は引き続き高いと考えている。しかし、今週末の米雇用統計はそれほど良い内容にならず一旦調整の売りが入ると予想されるが、不本意ではあるが以前想定していたような大幅な調整の可能性も同時に低くなってきたといえる。


(経済関連ニュース)
・7月中国製造業PMI 52.8(前月改定51.8)。
・6月独小売売上高指数 前月比▲1.8%(前月改定▲1.3%)、市場予想+0.5%。
・7月ユーロ圏製造業景気指数改定 46.3(速報比+0.3)。
・7月米ISM製造業景況指数 48.9(前月改定44.8)、市場予想46.5。
・6月米建設支出 前月比+0.3%(前月改定▲0.8%(速報比+0.1%))、市場予想▲0.5%。
大証WTI ETFを上場。


NY Dow  :9,286.56(+114.95)
S&P500   :1,002.63(+15.15)
NIKKEI225 :10,352.47(▲4.36)
JPY/USD :95.25(+0.62)
USD/EUR :1.44(+0.0161)

・ドルは対ユーロで下落。経済統計の好転と株価の急上昇が市場参加者のリスク許容度を改善させ、高金利通貨へのシフトが起きた。円は小幅下落。消去法的に円が物色されたが、海外市況の安定を受けて円安が進んだ。
日本株は小幅安。週末の経済統計を見極めたいとの動きと、連騰となっていたことに対する調整売りに押された。米株は大幅に上昇。HSBCの好決算や経済統計の好転が市場参加者のマインドを大きく好転させた。




穀物市場サマリー)
Cbot Wheat :549.25(+21)
Cbot Corn :358.00(+18.5)
CSCE Sugar :19.14(+0.53)



(金属関連ニュース)
Comex Gold :956.60(+2.9)
Nymex Platinum :1,239.7(+25.5)

・NY金は大幅に上昇。米ISM指数等の経済統計の好転を受けて、リスク許容度の増した投資家の高金利通貨への資金シフトが起きる中、ドル安が進行、金も物色されることになった。しかし株が大幅に上昇する中、安全資産としての側面を持ち合わせる金は株価とトレードオフの関係になりやすく、上値は押さえられた。しかし同時に、上場投資信託として扱われていることから株と略同列の扱いとなりつつあり、株の上昇が明確な売り材料にはなりにくくなってきたようだ。また、ソブリンリスクの高まりや、ドル安懸念を背景として、各国が金の保有比率を増加させる動きが見られること、も地合いを堅調にさせている。昨日の引けは(東京時間0:00価格) 956.60(+2.9)。
 銀価格は暴騰。ドル安、株高、金高が買い材料となり大幅な上昇となった。昨日の引け(東京時間0:00価格)は 1,425.20(+31.2)。"

・NYプラチナ価格は大幅に上昇した。株価の上昇とドル安を受けて大幅な上昇となった。昨日の引け(東京時間0:00)は1,239.7(+25.5)。
 パラジウムもプラチナの上昇を受けて大幅に上昇。6月の高値を上抜けしたことからチャート的にも買いが入り易い。昨日の引け(東京時間0:00)は274.6(+10)。


Copper 3M :6,000.00(+281:0.5B)
 昨日の銅価格は大幅に上昇した。LME在庫は大幅に増加したが、中国PMIが高い水準を維持したことから上げが加速し、NY時間にはいってからの株の爆騰を受けてマインドが更に改善、一気に6,000ドルを上回るに至った。銅は中国の経済対策や在庫積み増し時期のずれ込みの影響もあってファンダメンタルズは強いものの、昨日の上昇はやや極端であったとの印象である。ファンダメンタルズについては引き続き中国の在庫積み増し意欲が旺盛であることや、コンセントレートが継続的に不足する環境になる可能性が高いことから、中長期的には上昇トレンド入りしたと考えている。7月中旬以降発表されている企業決算や経済統計は、「予想より」良い内容であり、それを材料に極端な景気の先行きへの楽観論が広がっており、マインドの改善がファンダメンタルズを凌駕してしまっているようだ。雇用情勢は引き続き厳しいため、8月7日の雇用統計の内容を見極める必要があるものの、その際の調整は当初の見込みよりも限定的なものになる可能性が高まってきた。LME在庫は+1,250Mt増加、(FSCは59.9日)、(キャンセルワラント率は4.0%)。売買高は11,482枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期近の上げ幅が大きくブルスティープニングしている。C-3(Cash vs 3M Fwd)は1ドルバックと前日と変わらず。昨日の引けは6,000.00(+281:0.5B)。

Zinc 3M   :1,844.00(+94:23.5C)
 昨日の亜鉛価格は大幅に上昇した。LME在庫の大幅上昇はあったものの、中国PMIが高い水準を維持したことや、各国株価、特に米国株の大幅上昇が市場参加者のマインドを大きく改善させ、大幅な上昇となった。7月中旬以降発表されている企業決算や経済統計は、「予想より」良い内容であり、それを材料に極端な景気の先行きへの楽観論が広がっており、マインドの改善がファンダメンタルズを凌駕してしまっているようだ。しかし、雇用情勢は引き続き厳しいため、8月7日の雇用統計の内容を見極める必要があるものの、その際の調整は当初の見込みよりも限定的なものになる可能性が高まってきた。LME在庫は+14,725Mt増加、FSCは13.8日(キャンセルワラント率は1.7%)。売買高は6,810枚。イールドカーブは期近の上げ幅が大きくブルフラットニングしている。C-3は24ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。昨日の引けは1,844.00(+94:23.5C)。

Lead 3M   :1,950.00(+71:19.25C)
 昨日の鉛価格は大幅に上昇した。中国PMIが高い水準を維持したことやLME在庫の減少もあって前日比プラスで寄り付いた後、堅調な推移となっていたが、NY時間にはいってからの株価の大幅上昇を受けたマインドの改善を受けて大幅な上昇となった。LME在庫の増加に見られるように需給は緩和傾向にあるが、7月中旬以降発表されている企業決算や経済統計は、「予想より」良い内容であり、それを材料に極端な景気の先行きへの楽観論が広がっており、マインドの改善がファンダメンタルズを凌駕してしまっているようだ。雇用情勢は引き続き厳しいため、8月7日の雇用統計の内容を見極める必要があるものの、その際の調整は当初の見込みよりも限定的なものになる可能性が高まってきた。LME在庫は▲275Mt減少、(FSCは4.7日、キャンセルワラント率は1.1%。)。売買高は2,482枚。イールドカーブは期近の上げ幅大きくブルフラットニング。C-3は19ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。昨日の引けは1,950.00(+71:19.25C)。

Aluminum 3M :1,970.00(+80:25C)
 昨日のアルミ価格は大幅に上昇した。LME在庫の大幅増加等、「目に見える」需給関連指標はベアなものの、ファイナンスの担保等に用いられているアルミ在庫が相当量あることから実質的な使用可能な在庫が少ないため、実際の需給はタイトな中、株価が経済統計の好転を受けて爆騰したことから、アルミも大幅な上昇となった。年初に予想していた「1,750ドルを超えた後の2,000ドル越え」が現実的なものになってきた。7月中旬以降発表されている企業決算や経済統計は、「予想より」良い内容であり、それを材料に極端な景気の先行きへの楽観論が広がっており、マインドの改善がファンダメンタルズを凌駕してしまっているようだ。雇用情勢は引き続き厳しいため、8月7日の雇用統計の内容を見極める必要があるものの、その際の調整は当初の見込みよりも限定的なものになる可能性が高まってきた。LME在庫は+4,150Mt増加、(FSCは44.9日)。(キャンセルワラント率は3.5%)。売買高は15,585枚。イールドカーブは略パラレルに上昇している。C-3は25ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは1,970.00(+80:25C)。

Nickel 3M :18,830.00(+880:58C)
 昨日のニッケル価格は大幅に上昇した。LME在庫の減少や中国PMI等の経済統計の好転を受けて株価が爆騰、センチメントの好転を映じて大幅な上昇となった。LME在庫の絶対水準やニッケルの主要用途であるステンレス需要が回復しているとのサインは出ていないが、株価の上昇に伴うセンチメントの好転による投機的な買いと、昨年から年初にかけての極端な在庫調整の影響で在庫積み増しがQ3までずれ込んでいることによって高値圏での推移が続いている。7月中旬以降発表されている企業決算や経済統計は、「予想より」良い内容であり、それを材料に極端な景気の先行きへの楽観論が広がっており、マインドの改善がファンダメンタルズを凌駕してしまっているようだ。雇用情勢は引き続き厳しいため、8月7日の雇用統計の内容を見極める必要があるものの、その際の調整は当初の見込みよりも限定的なものになる可能性が高く、また一方で在庫積み増しの動きはしばらく続くと見られることからいずれにしてもニッケル価格は比較的高い水準での推移を余儀なくされよう。LME在庫は▲24Mt減少、(FSCは28.4日)、キャンセルワラント率は1.2%。売買高は2,458枚。イールドカーブは期近のと期先の上げ幅が大きくフラットニングしている。C-3は58ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは18,830.00(+880:58C)。

Tin 3M   :15,000.00(+1500:423B)
 昨日の錫価格は大幅に上昇した。中国PMIが高い水準を維持したことやLME在庫の減少もあって堅調な推移となったが、欧米株が経済統計の好転を受けて上昇を続けていることから買い安心感が広がり、大幅な上昇となった、7月中旬以降発表されている企業決算や経済統計は、「予想より」良い内容であり、それを材料に極端な景気の先行きへの楽観論が広がっており、マインドの改善がファンダメンタルズを凌駕してしまっているようだ。雇用情勢は引き続き厳しいため、8月7日の雇用統計の内容を見極める必要があるものの、その際の調整は当初の見込みよりも限定的なものになる可能性が高まってきた。LME在庫は▲30Mt減少、(FSCは17.8日)、P596は2.88%。売買高は839枚。イールドカーブは略パラレルに上昇している。C-3は423ドルバックとバック幅を縮小した。昨日の引けは15,000.00(+1500:423B)。



(エネルギー関連ニュース)
WTI :71.58(+2.13)
Brent :73.55(+1.85)

・米在庫統計市場予想 原油+1.2MB、ガソリン▲1.3MB、ディスティレート+1.2MB、稼働率▲0.23%


 昨日のNY原油は大幅に上昇した。中国、米国の経済統計の好転を受けて株が爆騰したことから、市場参加者のセンチメントが著しく好転、リスクマネーの回帰(とはいってもCFTCのデータではショートポジションの増加幅が大きく、高値警戒感が出始めている)に実需の買いが加わり、大幅な上昇となった。結果、WTIは70ドルを回復するに至った。イールドカーブは期近の上げ幅が大きくブルフラットニングしている。直近限月の騰落率は+2.9%。昨日の引けは71.58(+2.13)。 Brentも大幅に上昇し、6月の高値73.50ドルを上回った。直近限月の騰落率は+2.5%。昨日の引けは73.55(+1.85)。 WTI/Brentのネガティブスプレッドは縮小。以前説明したとおりであるが現在の経済環境ではBrentの価格がより正確に原油市場動向を反映していると考えられる。
 石油製品も上昇。RBOBは株価の上昇を受けた市場参加者のセンチメントの改善を受けた原油価格の上昇を受けて、RBOBも上昇することとなった。但し、6月の高値は上抜けずに引けている。イールドカーブの上昇はまちまち。カーブ全体が徐々に季節性を失いつつある。直近限月の騰落率は+2.7%。昨日の引けは206.93(+5.67)。 ヒーティングオイルも上昇。ディスティレート在庫の水準が著しく高いことから原油価格の上昇がない限り上昇しにくいが、昨晩の大幅上昇を受けて三連騰となった。イールドカーブは期近の上げ幅が大きくブルフラットニング。直近限月の騰落率は+2.0%。昨日の引けは187.13(+3.88)。 ICEガスオイルも上昇。イールドカーブは期近の上げ幅が大きくブルフラットニングしている。直近限月の騰落率は+3.4%。昨日の引けは591.50(+21.0)。



(ひとりごと)
「お休み取れなかったのかな」
「きっと物が売れないから、お休みできないのよ」



!!!

ある意味当たっているからなおさら腹が立つ。
全く、親の顔が見たい
が、恥ずかしくて見られない自分が情けない
でも、ここで見ないと更に図に乗るような気もするし
それで怒るのも大人気ないし
と、殆ど意味のない葛藤をしながら電車に乗っていたら
目的の駅に着いた

行き先は海岸沿いにある地域金融機関
もう、あのときの担当の人の名前も忘れてしまったが
とりあえず受付で担当者の名前を言って呼び出してもらうが
相当快くない対応

どうも、夏休みなので午後から休みを取るつもりらしかったのだ
(アポ取ってきてんだけどな...ブツブツ)
先方、面談に応じてくれるが


心ここにあらず


彼の頭の中はTubeが既にかかっているのだろう(若い人は分からないですね。済みません。いつまでも変らぬ愛を、といっても分からないんですよねきっと)
15分ぐらいで面談は打ち切られた
その後、スーツを着たままとぼとぼと駅に向かって歩いた

抜けるような青空
さんさんと輝く太陽
右手には海
海岸には戯れる男女、家族

俺、何のためにここにいるんだろう
なぜか、涙が頬を伝う。

そうしたら

こんな私に声をかけてくる人がいる



「そこのお兄さーん!!」



振り向くと、麦藁帽子をかぶり
短パン、Tシャツで真っ黒に焼けた青年が私を呼んでいるのだ


「私ですか?」
「そう、そこの背広のお兄さん」


何の用であろうか?


「ちょっとこっちに来ませんか?」


怪しい勧誘
普通の私、いや、人間ならついていかないだろう
しかしそのときの私は普通ではなかった
なんとなく、1人でいてはいけないというあせり、いや、青年の登場で、もはや1人ではないという連帯感と安心感
気がつくと、彼について歩いている自分がいた
歩くこと3分


青年「こちらです」


あああああ、済みません。今日もスペースが...
(続く)

ニュージーランドでワイン造りをしている友人のサイトも宜しくお願いします。
http://ameblo.jp/satowines/