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【商品市況概況】
「為替・信用要因で乱高下」
 昨日の商品価格は行って来いの展開。ギリシャ問題が一定の解決を見たことからドル安が進行、それに合わせる形で信用不安が後退したことから株式市場が上昇、それに伴うセンチメントの好転から上昇していたものの、韓国・北朝鮮の軍事的な緊張の高まりを受けた信用不安の拡大で引けにかけては上げ幅を削る動きとなった。韓国・北朝鮮の問題は、まだ正確な情報が入っておらず商品・金融相場に与える影響は現時点では何とも言えないところ。ただしショート筋には「とりあえずスクウェアにしたい」という圧力をかける材料であったと言える。
 今後は引き続き為替とこうした信用不安の高まりが材料になるだろう。それと、昨晩グリーンスパン氏が各国の財政不安の高まりを指摘していた。財政悪化に伴う長期金利の上昇は企業の設備投資意欲を削ぎ、足元の相場のマイナス要因になる一方で保管コストの上昇を映じて期先の価格を押し上げる可能性がある点は指摘しておきたいところ。



【経済関連ニュース】
・Q409米GDP確定値 前期比年率+5.6%(改定値比▲0.3%)。
・3月米ミシガン大学消費者マインド指数 73.6(速報比+1.1(前月比変わらず))。
・1-2月中国工業利益 前年比+220%。
北朝鮮との国境付近で韓国籍哨戒船が沈没。戦闘によるものかどうかは不明。


【為替(FX)・株】
NY Dow  :10,850.36(+9.15)
S&P500   :1,166.59(+0.86)
NIKKEI225 :10,996.37(+167.52)
JPY/USD :92.52(▲0.21)
USD/EUR :1.341(+0.0137)


・ドルは対ユーロで上昇。ギリシャ救済に関し、EU首脳がIMFの支援と域内国からの融資の2本立てで救済することに合意したことが好感された。円は対ドルで小幅上昇している。ここ数日の下げピッチの速さに警戒感が強まった。
日本株は大幅に上昇。円安進行に伴う輸出企業の業績改善期待等で。ただし大本は金融緩和の継続に伴う金融相場が継続していることは指摘しておきたいところ。米株は上昇後下落。ギリシャ問題の合意を受けて序盤堅調な推移となったが、韓国哨戒船が北朝鮮との国境付近で沈没したとの報を受け、信用不安が拡大し、引けにかけて売られた。


穀物市場サマリー】
Cbot Wheat :464.75(▲1.75)
Cbot Corn :356.25(+1.25)
CSCE Sugar :17.00(▲0.05)

・大豆価格は小幅上昇した。 先週のCFTC Non-Commercialポジションは、ロングが258,724(前週比 ▲681)、ショートが191,690(前週比 +19,553)となったことから、ネットで67,034(前週比 ▲20,234)となった。インデックスファンドのポジションは459,239(前週比 +6,467)となっている。
・トウモロコシ価格も小幅上昇。 先週のCFTC Non-Commercialポジションは、ロングが96,898(前週比 +9,498)、ショートが69,422(前週比 ▲21,411)となったことから、ネットで27,476(前週比 +30,909)となった。インデックスファンドのポジションは171,989(前週比 +1,782)となっている。
・小麦価格は下落。 先週のCFTC Non-Commercialポジションは、ロングが71,697(前週比 ▲1,666)、ショートが119,821(前週比 +2,683)となったことから、ネットで▲48,124(前週比 ▲4,349)となった。インデックスファンドのポジションは219,166(前週比 +488)となっている。



非鉄金属・貴金属】
Comex Gold :1,104.30(+11.4)
Nymex Platinum :1,596.0(▲10.4)
Baltic Dry Inex :3,098.00(▲79)
Iron Ore :151.1(+3.6)


・NY金は上昇した。ドル安の進行と、韓国と北朝鮮の軍事的緊張の高まり(詳細は依然として不明)を受けて有事の金買いが起きた。ギリシャ問題の一応の解決を受けて、今後金は上昇する可能性が高いと考えている。ターゲットは1,400ドルで変わらず。昨日の引けは(東京時間0:00価格) 1,104.30(+11.4)。
 銀価格は上昇した。金と同様の相場展開で。昨日の引け(東京時間0:00価格)は 1,689.40(+16.7)。

 先週のCFTCポジション報告によるNon-Commercialポジションは、金はロングが221,472(前週比 ▲17,593)、ショートが37,600(前週比 ▲1,119)となったことから、ネットで183,872(前週比 ▲16,474)となった。銀はロングが38,105(前週比 ▲17,593)、ショートが5,804(前週比 ▲1,119)となったことから、ネットで18,465(前週比 +3,055)となった。

・NYプラチナ価格は下落した。こちらも金と同じく上値余地を試していたが、50日移動平均線レジスタンス重く、さえない展開となった。その後株の下落が地合いを悪化(工業用金属の色彩が強いことをお忘れなく)を受けて水準を切り下げた。しかしながらマネーフローの変化に伴い今後も堅調に推移することが予想される。中期的には、自動車向け触媒需要の回復期待、生産者サイドの生産障害(特に南アフリカは電力事情を背景に回復は緩慢)、の強弱材料が混在するが、総じて需給は供給不足の状態が続くとみられることから上昇すると考えている。ターゲットは1,800ドル。価格の下振れリスクは金融政策急速な変更の可能性と、スクラップの増加であるが、景気悪化に伴う車の使用年限の長期化を材料に、十分な回収品がマーケットに出てくるには時間がかかると予想され、おそらく5〜7年後には大きな規模を締めることになるだろう。昨日の引け(東京時間0:00)は1,596.0(▲10.4)。
 パラジウムは上昇した。昨日の引け(東京時間0:00)は454.7(+2.95)。

 先週のCFTCポジション報告によるNon-Commercialポジションは、プラチナはロングが25,567(前週比 +348)、ショートが2,104(前週比 +1,301)となったことから、ネットで23,463(前週比 ▲953)となった。パラジウムはロングが42,636(前週比 +348)、ショートが24,585(前週比 +1,301)となったことから、ネットで17,370(前週比 +1,643)となった。



Copper 3M :7,515.00(+80:35.75C)
 昨日の銅価格は上昇した。LME在庫の減少と、欧州のギリシャ支援案合意に伴うドル安の進行が材料となり上昇したが、3月初からトライを続けている7,600ドルを上抜けするような材料もなく、引けにかけては伸び悩んだ。LME在庫は▲1,900Mt減少、(FSCは10.5日)、(キャンセルワラント率は3.7%)。売買高は11,947枚。イールドカーブは期近の上げ幅が大きく、ブルスティープニング。C-3(Cash vs 3M Fwd)は36ドルコンタンゴと前日と変わらず。昨日の引けは7,515.00(+80:35.75C)。

 先週のCFTCポジション報告によるNon-Commercialポジションは、銅はロングが42,636(前週比 +348)、ショートが24,585(前週比 +1,301)となったことから、ネットで18,051(前週比 ▲953)となった。
Zinc 3M   :2,229.00(▲16:31.75C)
 昨日の亜鉛価格は下落した。ドル安の進行と株高を受けて堅調に推移していたが、北朝鮮問題を受けた信用不安の高まりを受けて株価が夜間に急落したため、亜鉛も調整を余儀なくされた。ただし世界の粗鋼生産は増加を続けており、下値は堅い。LME在庫は▲50Mt減少、FSCは18.3日(キャンセルワラント率は2.6%)。売買高は3,287枚。イールドカーブは略パラレルに低下している。C-3は32ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは2,229.00(▲16:31.75C)。


Lead 3M   :2,125.00(+48:28.9C)
 昨日の鉛価格は上昇した。ギリシャ支援合意に伴うドル安の進行を受けて水準を切り上げた。というよりも2,000ドルの節目をした抜けせずにサポートされたことがテクニカルな買い戻しを誘ったと考えている。今後は在庫の水準が高いこと、冬場の終了に伴う需要の減少が見込まれること、からダウンサイドのプレッシャーが強まるとみている。LME在庫は+250Mt増加、(FSCは7.7日、キャンセルワラント率は6.1%。)。売買高は1,993枚。イールドカーブは期先の上げ幅が大きい。C-3は29ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは2,125.00(+48:28.9C)。


Aluminum 3M :2,220.00(+1:30.25C)
 昨日のアルミ価格は上昇した。ドル安の進行を受けて上昇、さらに株高を受けて上昇していたものの、北朝鮮・韓国の緊張の高まりを受けた信用不安の拡大観測から日本時間の夜間にかけて下落。しかしながら大ロットのLME在庫減少の影響から比較的堅調な推移となった。今後は、アルミの主要生産地区である中国、南アフリカ、欧州はエネルギー価格の上昇によって生産コストが上昇(主に電力料金の引き上げや、原材料のアルミナ価格の上昇)しており、生産コストは足元2,000ドルを上回っていると考えられ、やはり堅調な推移になるだろう。また、米国の景気回復が鮮明になりつつあることから、北米での在庫積み増しの動きが予想されることも相場を堅調にしよう。LME在庫は▲6,975Mt減少、(FSCは45.5日)。(キャンセルワラント率は6.4%)。売買高は7,370枚。イールドカーブは期先の上げ幅が大きくブルスティープニングしている。C-3は30ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。昨日の引けは2,220.00(+1:30.25C)。

Nickel 3M :23,600.00(+775:31C)
 昨日のニッケル価格は大幅に上昇した。カナダの生産者生産再開遅れと、ステンレス需要の回復(足元は中国以外の国の在庫の積み増しの動きであると考えられるが)を受けて大幅な上昇となっている。事実、LME在庫は減少傾向が持続しており、全ゾーンバックの数少ない商品である。LME在庫は▲1,074Mt減少、(FSCは45.5日)、キャンセルワラント率は2.9%。売買高は2,741枚。イールドカーブは期近の上げ幅が大きくブルスティープニングしている。C-3は31ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは23,600.00(+775:31C)。

Tin 3M   :17,675.00(+220:80C)
 昨日の錫価格は上昇した。ギリシャ問題の一定の解決を受けたドル安の進行と、株高を受けて上昇していたが、引けにかけては株が調整したために売られた。LME在庫は年初をピークに減少に転じており、ファンダメンタルズが徐々に改善していることが相場を押し上げている。LME在庫は▲20Mt減少、(FSCは23.6日)、キャンセルワラント率は1.2%。売買高は182枚。イールドカーブは期先の上げ幅が大きくブルスティープニング。C-3は80ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは17,675.00(+220:80C)。




【エネルギー関連ニュース】
WTI :80.00(▲0.53)
Brent :79.29(▲0.32)

 昨日のNY原油価格は下落した。ギリシャ問題の解決に向け欧州が合意したことを受けたドル安進行で上昇していたものの、GDP確定値が下方修正されたことが嫌気され、水準を切り下げる動きとなった。以前から指摘していた83ドルラインは相当頭重く、消費に直結するGDPの下方修正は端的に売り材料となった。イールドカーブは期先の下げ幅が大きくベアフラットニングしている。直近限月の騰落率は▲0.7%。昨日の引けは80.00(▲0.53)。
 Brentは下落した。イールドカーブは期先の下げ幅が大きい。直近限月の騰落率は▲0.4%。昨日の引けは79.29(▲0.32)。
 WTI/Brentのスプレッドは0.71のポジティブスプレッドとなっている。"

 RBOBは下落した。完全に原油の動きをフォローする相場展開となった。ただし在庫調整の進捗と需要の急速な回復で、RBOBは当面強いパフォーマンスを維持することになるだろう。イールドカーブは期先の下げ幅が大きくベアフラットニングしている。直近限月の騰落率は▲0.5%。昨日の引けは220.74(▲1.03)。
 ヒーティングオイルは上昇した。イールドカーブは期先の下げ幅が大きい。直近限月の騰落率は+0.0%。昨日の引けは206.97(+0.04)。
 ICEガスオイルは下落した。イールドカーブは期先の下げ幅が大きい。直近限月の騰落率は▲0.6%。昨日の引けは660.25(▲4.0)。

 先週のCFTCポジション報告によるNon-Commercialポジションは、原油はロングが271,681(前週比 ▲11,325)、ショートが159,762(前週比 +899)となったことから、ネットで111,919(前週比 ▲12,224)となった。RBOBは、ロングが86,332(前週比 ▲1,069)、ショートが10,761(前週比 +1,231)となったことから、ネットで75,571(前週比 ▲2,300)となった。ヒーティングオイルは、ロングが48,851(前週比 ▲4,038)、ショートが28,408(前週比 ▲1,289)となったことから、ネットで20,443(前週比 ▲2,749)となった。天然ガスは、ロングが108,828(前週比 +10,223)、ショートが294,801(前週比 +9,213)となったことから、ネットで▲185,973(前週比 +1,010)となった。



【ひとりごと】
今朝はとてもうれしいことがあった
ツィッターこの前から始めてやってるんですが



幼稚園の頃の友人で、今、Zeebraというミュージシャン(というかラッパーらしい)がいて
ツィッターが好きで使ってる、っていうのを雑誌で見つけ
昨晩試しにリツィートしてみました



向こうは有名なミュージシャン
こっちはしがない油売り



絶対返事なんか来ない、と思っていたんだが
来たんですよ、返事が。

って言っても、え?幼稚園の頃に一緒だった? 程度の返信ですが



とにかく嬉しい。
自分の記憶では(向こうは知らないですが)一番仲が良いお友達だった記憶があるのだが
幼稚園の友達って(私の場合越境して幼稚園に通っていたので、小学校からは近くの区立)、両親が付合わなくなると
全く連絡とらなくなりますよね



なので、この30年、気になってはいたものの全く連絡が取れず
どうしているんだろうか、と気を揉んでいたのです
そしたら彼は全国的に有名人になっていて
でも、そうなると却ってコンタクトは取れない訳で



ITの技術って本当にすごい
彼とコミュニケーションが再開できて、また会うことができたら
本当にそれは嬉しいことです
話したかったことは沢山あるので



それよりも



彼が頑張って有名になってくれていたので
コンタクトができた訳です
自分もこれからやるであろう新しい仕事、頑張って成功させたいと思っています。