テカり

【商品市況概況】
「6,000億ドルの追加緩和」
 昨日の商品価格は高安まちまち。NY時間に発表された米経済統計が予想を上回る内容であったことから、金融緩和の規模が小さくなるのではとの見方が強まったこととドル高の進行で概ねNY時間にかけて水準を切り下げる動きとなった。しかし、後場引け間際に発表された米FOMCでは市場予想を若干上回る6,000億ドルの追加金融緩和(国債購入)であったことや、その緩和の期間が来年6月までと定められたことから織り込み済みとは言え、少なくとも来年6月まではドル安が続くとの見方が強まり引けにかけて買い戻しが進んだ。



「問題の先送り」
 現在の先進国の状況は繰り返しコメントしている通り、金融緩和(金利・量的両方)を行わないと、先進国経済が深刻な二番底に陥るため金融緩和を継続せざるを得ず、その資金が新興国流入して新興国バブルを形成する、という構図が続いている。結局のところ先進国で発生したバブルの遺産を新興国のバブルで飲み込もう、という動きであるとまとめることができる。しかしながら新興国にはこれを全て引き受けるほどの経済規模はまだなく、結果的に先進国、特に米国は金融緩和を継続せざるを得ない。よって商品価格は実需面(それが投機であったとしても)、投機面、価格に影響を与える為替水準面の全てにおいて上昇し易い地合いが続く、ということである。ちなみに銅や金を除けば、多くの商品は過去最高値にはまだ達していない。
 今回のFOMCでは市場予想の下限の緩和が決定され、相場が健全な調整を迎えることを期待していたが、「結局先送りしなければならなかったか」というのが私の印象である。またしても来月のFOMCG20に注目せざるを得ないということになるだろう。去年の今頃、ドバイショックが発生してFOMCG20での対応が注目されたことを思い返していただきたい。デジャヴだろうか。


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コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):26.78(+0.22)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):299.98(+0.83)


【ひとりごと】
最近テレビに出る回数が少し増えたのだが
気になることがある



番組の初めと最後に
挨拶で頭を下げるのだが



「髪が相当薄くなっている」



のだ。
後退しているだけでなく
どうも、てっぺんも少なくなっているように見える
更に、正面から写されている時
おでこのテカりが尋常ではない。



「磨いたんですか?」



と言われるほどの輝きだ。
ああ、まさかこうなるとは。
ウチの親父は髪が多くて70過ぎてるのに殆ど白髪がないが
体毛が濃い(父さん、悪いね)
母親は髪が少ない(母さん、悪いね)



私は、頭部は母親の
下部は父親の血を引いたようだ



なぜ、逆ではなかったのか。



怨むぜ。