【商品市況概況】
「雇用統計は市場予想を大きく下回る」
昨日の商品市場は非鉄金属を除き、総じて堅調な推移となった。
注目の米雇用統計は市場予想を大きく下回る内容にとどまったが、それに伴うドルの大幅な下落が買いを誘うこととなった。
特に欧米の気温低下に伴い短期的な需要の増加観測が強まりかつ、金融緩和継続に伴う循環物色の対象となっているエネルギーは、雇用統計の悪化にも関わらず堅調な推移となった。
貴金属は金、プラチナが為替要因で大幅な上昇となっている。
非鉄金属は為替のドル安進行はプラス要因として働いたものの、最大消費国である中国の金融政策が緩和的から中立に変更されたことが、マインドを悪化させ、こちらの下押し要因が強く出たようである。
穀物はいつものことながら、ドル安の進行で大幅な上昇となった。
「維持される高い変動性」
経済統計の改善が続いていたことから、今回の雇用統計の悪化の影響は「比較的軽微」にとどまったようであるが、雇用者の内訳を見てみると、パート等の一時雇用者の増加は継続しているが、製造業部門の雇用者は減少を続け、今月は小売部門の雇用者も前月比マイナスに転じている。
米景気回復にはやはり「温度差」がある状態が続いているようであり、景気回復の足取りは決して盤石ではない。しかしそれは米国が容易に金融緩和を解除できないことを意味しており、相場、特に規制の少ない商品価格には結果的にプラスに働く、ということになるだろう。
しかし昨日、中国が金融政策を変更しており、ブラジルも金融取引の規制を強化、タイ等も政策金利の引き上げに動くなど、新興国と先進国の金融政策に対する「温度差」も大きく、このまま先進国が野放図な金融緩和を継続できるかどうかは不透明である。
結果的には緩和を継続せざるを得ないと思うが、では今後、商品相場はどのような動きになるのだろうか？
私見であるが、「金融緩和に対する新興国からの非難が強まり、緩和解除観測が強まり商品相場は下落、それに伴い一時的に商品価格が調整、しばらくしてまた上昇．．．」といった動きになるのではないだろうか。
よって結果的に今後の相場の変動性は高い状態が維持される、と考えている．．．
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新村
さて。
先週の日経新聞の一面に、凄い記事が載っていた。
今までの常識を覆す新たな生物を発見したらしいのだ。
なんでも、猛毒のヒ素を食べて成長する生物なんだとか．．．
それがどこまで凄いことなのか、すぐにはどうしてもピンとこないのだが
新聞記事を読んでいくと、確かにすごいことだよなぁと思う。
猛毒のヒ素を食べて．．．か
なんかどこかで聞いたことがあるセリフだぞ
と、思っていたら思い出してきた
「ホホホ、我はフッ素を食らい．．．」
って、セリフをしゃべっている人がいたのを。
確か、「マグマ大使」の漫画版の方で、敵の女の人が言っていたセリフだ。
きっと、ヒ素も食べているように思う。
でも、どの話だったかちっとも思い出せないなぁ．．．
あれ、実家に帰って読んでみたら、出てないなぁあこんな人。
何の漫画だっただろうか？でも手塚治虫の漫画だったと思うんですよね。
もしそうだとすると相当昔から、手塚治虫は「ヒ素とかフッ素を食べて生きる生物」を想像していたわけだ。
最近の車が丸く、手塚治虫が漫画で書いていた車の形に近付いてきていることとか
立体テレビとか、歩行型ロボットとか
現代の最新技術が彼が書いてきた漫画の通りになっていることを考えると
ひょっとしたら、手塚治虫はこの存在を知ってたのかもしれないですね。
預言者？
と、そのニュースを新聞で読んで、「へー、そうなんだ」と思いつつ
「手塚治虫はすごいなぁ」と思ってしまいました。
でも、「フッ素を食らう」て言っていたの、誰だろう。
絶対読んだんだけどなぁ、じゃないとそんなセリフ思いつかないし。
どの話だったかなぁ．．．
あああああああああ、気になる。
（12月3日の雑感でした）
