【商品市況概況】
「エジプトの内紛拡大」
昨日の商品市場は総じて堅調な推移となった。経済統計の改善、エジプト問題の拡大に伴うエネルギー、貴金属価格の上昇が材料となった。S&Pによる日本国債の格下げを受けて各国の財政再建路線が若干加速するのではとの見方が強まっており、債券が物色されている。経済統計は好調であるものの、債券物色の流れを受けて割高な株には利益確定の売りが入りやすいのも事実であり、債券高・株安となっている。この地合いでは今までの流れであれば株価との連動性が高いエネルギーは売られ、経済統計の改善を受けてベースメタルは上昇しやすい。昨日もおおむねこの流れとなっていようである。
しかし、エジプトの内紛拡大が伝えられると株・債券に関しては上記の流れが加速し、商品市場では有事の金買い、中東有事の原油買い、ドル高進行によるベースメタル売りの流れ(比較的小幅)となった。この動きは戦闘状態が回避されれば終息するとみられるが、政治的要因も強くどのタイミングで終了するかはわからない。ちなみにエジプト圏下のスエズ運河を通じて、中東の原油・石油製品1.5MBDが輸送されている。"
「内紛拡大の影響は?」
エジプトの問題は、中東の絶対君主制を敷くサウジアラビアや、シリアなどへの拡大が懸念されている。実際のところこの動きが拡大して原油輸出が停止するかどうかはよくわからない。しかし、その可能性は極めて低く、おそらく5%にも満たないだろう。もし実際にこれらの国が輸出できない状態になった場合、原油価格は150ドル、200ドルまで上昇してもおかしくはなく、その際の価格上昇幅は50ドル〜100ドル、となる。これに前述の危機的な事象が発生する発生確率を乗じることで「期待上昇幅」を算出できるが、上記の前提であればその上昇幅は2.5ドル〜5ドルとなる。現時点においてこの問題が相場に与える影響は(私の感覚的な試算では)2.5ドル〜5ドル程度とみている。
原油価格が上昇すれば、当然商品の生産コストが上昇することになり、特に多くのベースメタルの生産コストを押し上げることになるため、経済統計の改善による需要増加に加え、コスト要因がベースメタル価格の下値を押し上げることになるだろう。
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【コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):28.13(+0.99)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):310.86(+0.00)
【雑感】
いつもいつも
料理番組を見ていて思うんだけど
豪快な漁師料理
とか
海鮮をふんだんに使ったパスタ
とか。
確かに見ていて美味しそうに見えるんですけど
本当にそうなんでしょうか?
大変面倒なこととは思うのですが
あれらの料理は、殻や皮を外した方が
食べやすいと思うんですよね。
だって
ちょっと前にペスカトーレか何かを食べた時に
(相当前だな)
殻つきの海老が入っていたんですよね
出だしは、おお、美味しそう
って思ったんですけど
これをスプーンとフォークで器用に外すようなことはできないので
仕方なく指でカラを剝こうと思ったら、熱いの何の。
なので、しょうがないのでそのまま放っておき
覚めたところでサイドトライする。
指は汚れ
殻の周りについていたソースはなくなり
パスタは冷め
なんだか食後のデザートに海老を食べているような状態になった。
んもう。
なので、基本的には殻等を剝いて欲しい訳ですよ。
と、思いながらこの前カミさんが海老フライを食べるのを見ていたら
殻ごと食べてました...
ひょっとして、ペスカトーレもそうやって食べるものなの?
野蛮だなぁ(嗚呼、多分家に帰ったらカミさんに怒られる)。