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【商品市況概況】

WTIが大幅に上昇」

昨日の商品相場は高安まちまち。中東情勢の混乱が継続する中、リスク回避の動きが継続する一方、量的緩和継続、米雇用情勢の改善といったプラス材料も散見されたことから方向感が出にくかった。


エネルギーは総じて堅調さを維持。WTIが大きく上昇しているが、100ドルの節目を越えたことからオプション等の権利行使に絡む買いが相場を押し上げたと見られる。夜間の在庫統計で製品在庫の減少が確認されているが、豪雪の影響で出荷が遅れていたものが再開したことによるものとみられ、季節的な要因であると考えている。


ベースメタルは高安まちまち。最大消費国中国の需要は公的セクターを中心に堅調に推移すると見られ、リスク回避の動きが相場の上値を重くするものの総じて堅調な推移を続けている。


貴金属は上昇。米経済統計の好転にともなうファンダメンタルズ面からの買いと、リビア情勢の混迷を受けた有事の金買いの動きの両面が押し上げ材料となったようだ。ここにきて特に銀価格の動向に注目が集まっている。


農産品は高安まちまち(農産品の詳しい情報は、「マキコのコモディティ日記」をご参照下さい。http://ameblo.jp/grainandsoft/ )。




「金価格に上昇余地?」

中東情勢緊迫を背景に、貴金属相場が大幅な上昇となっている。ここにきて特に上昇が顕著なのが銀である。銀はプラズマディスプレイや精密機械の接点部品、太陽電池等の成長が期待される分野での需要が増加していることに加えて、質への逃避が起きているためである。


銀は金と並び準通貨の位置づけにある商品であるため、金と銀の価格比(金銀レシオ)が注目されてきた。また、金銀レシオと株価の間には高い相関が存在しており、金銀レシオの低下は株価の上昇に繋がっている。ちなみに現在の金銀レシオは40と、ここ5年で最低の水準まで低下している。この5年の平均は60程度であるため、株が現在の水準を維持すると仮定した場合、金の価格は2,000ドルを超えてもおかしくない、という計算になる。あくまで過去データを元にした分析であるため目安にしかならないが、銀価格が現在の水準を維持するようであれば金には上昇余地が残ることになるだろう。

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コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):28.6(+0.25)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):323.40(+6.70)



【雑感】
とあるネットゲームをやっている。
そのネットゲームではとある同盟に加盟しているんだが
その同盟の中の1人からメッセージが


「今年の商品相場はどうなりますか?」


えっ...
当てられてしまいました。
匿名でやってるのに。
なんで分かったのか聞いてみたところ
ゲームに出てくる村に付ける名前に
コモディティの原資産を使う人はそうそういないんじゃないですか
とのご意見。


そりゃそうだよな...
分かるよな...
ゲームぐらい、コモディティから離れるべきでした。