【商品市況概況】
「買い戻し優勢」
昨日の商品市場は買い戻しで全面高となった。商品相場が急落する中でも各国株価が好調な企業業績を材料に堅調さを維持したことから買い安心感が広がったため。先週1週間の下落は投機筋の手じまいが殺到したことによるものであり、下落の過程で想定以上の売りが重なったようだ。先週このコラムでも指摘した通り「無理やり」ウサマ・ビンラディン容疑者の殺害が材料とされた感は否めない。
エネルギーは急騰。そもそも中東情勢が悪化する中での需給ひっ迫懸念が根強く、先週の10ドルを超える下落はさすがに消費者に良い買いのタイミングを提供することになったようだ。ベースメタルも上昇。同様に下落幅が大きかったことが材料となっている。200日移動平均線を試す動きとなっており、当面はこの水準を意識してもみ合い推移となることが予想される。貴金属は上昇。ドル高はあったものの、ギリシャ不安がまた再燃したことが材料となった。穀物は上昇。カンザス、ミシシッピ流域の天候悪化が材料となったようだ。
「通貨動向」
昨日、ギリシャの格付けが再びS&Pによって引き下げられ、B格とされた...
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【コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):33.53(+0.86)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):321.60(+0.11)