本当のこと

【商品市況概況】
「リスク回避モード続く」
昨日の商品相場は軒並み下落した。イタリアがS&Pによってネガティブウォッチとされたことに伴うドル高の進行と、中国のPMIの悪化が嫌気された。5月末をにらんだファンドの利益確定売りの動きはまだ残存しているとみられ、市場はリスク回避モード一辺倒となった。


エネルギーは下落。材料は足元、相関性が徐々に復活してきているドルの上昇。ファンドの決算対策売りで大幅に下げてきたが、さすがにドルが上昇する局面だと追加的な売りが出るようだ。ただし安値では買いが入るため、エネルギーの価格は現状水準で落ち着いた推移となっている。ベースメタルは下落。中国のPMIが悪化したことやドル高の進行、引き続き懸念される中国政府の利上げ等が嫌気された。足元、200日移動平均線を意識した推移となっている。貴金属は質への逃避で金が上昇したが、ほかの金属は、工業金属の色彩が強く出たため他商品と同様に下落している。
ファンドのテクニカルな売り要因で相場は軟調な地合いを維持するとみられる。特に高水準に積み上がったユーロの買いポジションの解消で、ドルが上昇する可能性が高いことは通貨を基準としたこれもまたテクニカルな売り材料を商品に与えることになるだろう。


「シナリオ通り」

多くの商品が大幅に水準を切り下げている。商品バブルの終焉を指摘する人も多いが、人口構成を元にして消費動向を...


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コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):36.14(+0.35)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):323.05(+0.00)



【雑感】
この前、義理の父と息子が
横浜に行ったときに
「熱気球セット」
なるものを買ってきた。
(正確な名前は覚えていない)。



どういうものかと言うと、黒いポリ袋が入っていて
それの両端をテグスで結び
日に当てて上昇させましょう
というもの。



要は、簡単な化学の実験セットである。



ところが、予想外に結構大変でした。
気球を膨らませるのって、空気でやるわけですが
なんとなく自分は風船を膨らませる要領で
息で膨らませると思っていたんですが
よくよく考えたら、呼気は二酸化炭素と水蒸気の含有量が多く
膨らませたとしても上がってくれる可能性は低い。



ということなので、まずビニールのフチを両手で持って
走って膨らませる必要があるのだ。
フチをつかんでポリ袋の口を広げて走る
興奮する子供



「まてっ!!」



て、君が後ろを捉まえていると膨らまないのよっ!!
と、興奮するわが子を諭し、再度トライ。
走り始めて5分ほどが経過した
しかし膨らまない。
熱気球をやろう、ってな気温なので暑いことこの上ないが
全く膨らまないので必死に走る。

そしたら、ポリ袋を捕まえようとしていたわが子が



「パパ、後ろに穴があいてるよ」



えっ!!
確かに。どうも、吹き流し状態になっていたようだ。
膨らむはずもない。
こっちはすでに汗だくだ。
気を取り直してテグスで吹流し状態になっているポリ袋の
片側を結び、再度トライ。



今度は5分ほどで膨らんだ(相当汗だく)。
で、素早く反対側もテグスで結び、準備完了。



が、しかし。
朝若干涼しく、日中暑いってことは風が吹くんですよね。相当。
なので、相当デリケートな重さの気球は容易に風に流される。
太陽の熱で暖めて上昇する、なんてのんきなことを言う前に
風で上に上がってしまうのだ。



「上がった、上がった!!」



興奮する子供。
残念ながら浮力の7割ぐらいは風のせいだと思う。
が、「温めたので上がった」と興奮している子供に
本当のことを言う勇気はない。
更に浮力を得ようと思えば、更にポリ袋を走って膨らませる必要がある。
しかし、こっちは汗だく&くたくただ。
なので多少、悪いとは知りつつ



「温めたから、上がったね(にっこり)」



と、言ってしまいました...
こういうときって、絶対教育的見地から言えば「本当のこと」
を伝えるべきなんでしょうが、ねぇ...



皆さんなら、どうなさいますか?