【商品市況概況】
「経済統計を受けた買い戻しで上昇」
昨日の商品相場はベースメタルとエネルギーが上昇、穀物、貴金属は下落した。注目の中国の消費者物価指数は市場予想の範囲内にとどまり、更に工業関連統計も好調な内容となったことからアジア時間から株価が堅調に推移したことが背景。更にNY時間に発表された小売売上高が市場予想を上回ったことから更にリスクテイクの動きが加速した。しかしながら、中国の景気の過熱感が冷めたというわけではなくインフレ懸念は残存し、米国の小売売上高は前月比マイナスである。まだ先行きへの懸念が払拭された訳ではないがこのような反応となったのは、多くの市場参加者が「リスク資産を買いたい」と考えていることの証左であろう。足元の景気動向にはマイナスの印象を持っているものの、中長期的な経済成長は続くと考えていることが、ベースにあると考えられる。
エネルギーは上昇。中国の経済統計を受けて上昇はしていたが、NY時間の小売売上高が市場予想を上回ったことが材料となった。基本、エネルギー価格は個人消費関連統計の影響を受けやすいが、昨晩の統計での小売売上高減少は自動車・同部品が震災の影響で前月比▲2.9%となったことが響いたようだ。自動車関連を除けば前月比+0.3%（前月改定は+0.5%なので鈍化はしている）であり、概ね好感を持って受け止められたようだ。結果、WTIの上昇幅はBrentを上回ることとなった。ベースメタルは軒並み上昇。中国CPIが市場予想の範囲内に収まる一方で工業関連指標が好調であったこと、ベースメタル生産が前月比落ち込んだことが材料となった。そもそも5月の以降の急落と代替で利用されていたスクラップ市場の過熱感（中国の米国銅スクラップ輸入価格は前年比30%の上昇）とで、精錬品に割安感が出ていた（人民元建のLME銅価格は60,000元を下回る）。預金準備率の引き上げはあったが、夏場の停電も控えた前倒し調達圧力が強いものと考えられる。貴金属は金銀はリスクテイク意欲の回復から安全資産として物色していた向きが手仕舞い売りを入れたようだ。PGMは下落。
「WTIとBrentのスプレッド」
WTIとBrentのスプレッドが拡大している。材料は、米国の需給緩和（構造的に．．．
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【コモディティインデックス】
MRA CVIX（MRAコモディティ恐怖指数）:27.13(▲0.20)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス）:307.22(+0.28)
【雑感】
毎日いろいろな原稿を書いている。
少し込み入ったことを考えるときは紙に書くが
結構時間的な制約を受けるケースが多いので
大体、すぐにワードやエクセル、パワーポイントに
書き込んでから考えるケースが多い
（結果的にムダになる場合も多いんですが．．．）
で、特にエクセルを使っているときに思うんですが
みなさん、「書き間違え」した時って、どうしてますか？
F2キーを押して間違えているところを選択して修正
もう面倒臭いので、間違えたセルを頭から書き直し
修正の仕方も
数式バーにカーソルを合わせて変更
F2を押してセルのところにカーソルを合わせて変更
といった、微妙なバリエーションがあったりする。
私は、「もう面倒臭いので間違えたセルを頭から書き直し
セルのところにカーソルを合わせて変更」する方法を採っている。
（長文の場合にはさすがに話は別ですが）
それと、「コピーするとき」、どうします？
セルを選らんで右クリックでコピー？
ホームからコピーボタンをクリックしたコピー？
何気に結構悩んでたりします．．．
