【商品市況概況】
「非循環銘柄の物色」
昨日の商品価格は景気循環銘柄が物色され、景気循環銘柄は総じて軟調な推移となった。注目の欧州GDPが市場予想を下回る内容となったことが嫌気され、更に注目されていた独仏首脳会談で、ユーロ圏共同債構想が議論されなかったほか、新たに金融取引税（所謂トービン税）の導入が議論されたことが嫌気された。トービン税は投機の抑制を目的として国境をまたぐ通貨取引に関して低率の課税を行う、というものである。単純にコストが増加することから直観的にも取引の縮小が想起される（しかしトービン税は一部の地域で導入してもあまり意味がない）。これに伴う失望売りで下落することとなった。市場の関心は振り子のように振れ、再び欧州が金融市場混乱の震源地となった。
エネルギーは下落。ユーロの下落でそもそも軟調であったが、ユーロ圏GDP悪化と米鉱工業生産の改善、独仏首脳会談が期待通りとならなかったことからもみ合った。足元、原油相場を大きく動かす材料はなく、膠着状態が続いている。ベースメタルは下落後上昇。欧州GDPの悪化は有ったがそもそも夏場の不需要期であるため調整色が強い。その後のNY時間の米鉱工業生産の改善と、独仏首脳会議で前向きな議論が展開されるとの期待によるユーロ高・ドル安の進行が買い材料となった（その後売り材料に）。貴金属は上昇。金は上昇。欧州問題が進捗しないことが材料となり、安全資産へのシフトが起きたため。但し昨日もコメントした通り、そろそろ下落リスクを意識すべき時期にある。銀は金価格の上昇により小幅上昇している。PGMも同様に上昇した。
「景気後退の要因」
足元、市場は景気に対してマイナスの要因に反応し易くなっている。景気の後退懸念が強まっているためだ。確かに欧州．．．
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【コモディティインデックス】
MRA CVIX（MRAコモディティ恐怖指数）:28.19(▲0.14)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス）:295.64(+0.58)
【雑感】
幼稚園の頃の友人の本が出るみたいですので
よろしくお願いします（って、放っておいても結構売れるらしい）
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4413038096/ref=cm_sw_r_fa_alp_MxHrob116CFND
軽く友人の書籍の宣伝でした。
さて。
週末に子供を連れて
有明の国際展示場そばにある「パナソニックセンター東京」
に行ってきた。
リスーピア、という子供向けの「理数系の知識・興味を刺激する施設」とでも言いましょうか
化学技術館のもうちょっとソフィスティケートされた感じの施設です
「どうやって一升升で半升を量るのか」
「なぜ3Dテレビは立体に見えるのか」
とか、興味深い展示がいっぱい出ていました。
我が子は、アトラクションが想定している年齢より若干若いですが
非常に興味を示して、家に帰ってからも展示の話をずっとしたりしておりました。
その中で、「エコハウス」の見学ツアーってのがあったので
家族全員で参加。
他の家族も参加して総勢15名ぐらいで見学した
コンパニオンのお姉さんがいろいろと説明をしてくれる
「換気を夏にすると、暑くなっちゃうので結局エアコンを沢山使っちゃうよね」
「どうしたらいい？」
等、子供に質問してくれる。
我が子も含めて積極的に質問に回答してくれるのはいいのだが
子供はみんなビッグマウスだ
あのときの子供全員の発言が正しいとすると全ての参加した家族の家には
「LED電球が設置され」
「在宅でもテレビ電話で会議ができ」
「屋上には太陽光パネルが設置され」
「プリウスを2台持っている」
ことになる。
そりゃすごい。
そんな家ばっかりになったら、もっと消費が増えてたはずですぜ。
ウチの子も他の家の子に負けずに
「いっくんの家にはソーラーパネルがついている」
と、言っていた。
ウチ、普通のマンションなんですが．．．
この調子で行くと
「いっくんのパパはヒゲが生えている」
と、超どうでもいいことを自慢していそうで、怖い。
