青春

【商品市況概況】

「安値拾いの買いで上昇」

昨日の商品価格は上昇している。中国の製造業PMIが小幅な改善となったほか、FRBの追加緩和への期待が高まっていることから軒並みリスク資産に買い戻しが入った。


エネルギー価格は上昇。過度な景気の先行きに対する悲観論が若干トーンダウンし、量的緩和への期待が高まる中、商品の中では比較的流動性が高いこともあり安値拾いの買いが入った模様。リビア情勢の改善は見られるものの、油田からの生産再開には相当の時間(今後12〜18ヵ月で50万〜100万バレルの生産量に復帰するとの予想が大勢)を要することから、結局のところ即時の需給緩和要因とはならない。カダフィ大佐の所在が不明であることも懸念材料である。よって結果的に買い戻しが入り易い地合いであった。


ベースメタルは上昇。HSBC中国PMIが前月から小幅改善したことから、同国の需要減少に関する懸念が若干後退した。事実、貿易統計等では7月の輸入が大幅に増加する等、中国の需要が引き続き旺盛であることが確認されておりやはり下値は堅いということだろう。


貴金属は全て下落している。上海取引所が取引証拠金を引き上げたことから投機の手仕舞い売りが入った。但し市場参加者はこの下落も一時的なものであると見ており、緩和期待、金融システム不安が高まる中上値を試しやすい地合いが続くと予想される。但し量的緩和が金価格を押し上げている側面も否めず、2,000ドルを超えて更に上昇するようなタイミングではないだろう。




「来月初の経済統計がより重要に」

更なる下押しがあるかどうかは週末のバーナンキ議長の講演の内容に因るが、現時点の材料を元にした売りは追加緩和期待が価格に織り込まれている以上難しい。但し同時に割安感からの買い戻し以外に積極的にリスク資産を買い直す材料にも乏しい...


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コモディティインデックス】

MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):30.02(+0.25)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):295.16(+0.00)



【雑感】

私のNY在住の友人から返信があった
彼も若かりし頃、青春18切符で北海道に行ったんだそうだ
どうも青春18きっぷは(我々世代の)思い出の形成に
大きな影響を与えてるようですね。


思い返せば私も学生の頃、東京駅から途中まで新幹線
それ以降は鈍行で青森まで
そこから青函連絡船に乗ったのを思い出しました
まさに津軽海峡冬景色(夏、でしたけどね...)
あの頃行った札幌と
今、何かの仕事で行く札幌は
大分趣の変わったものになってしまった様に思います...
青春時代ってのは、戻ってこないんですね。