【商品市況概況】
「欧州問題の進捗期待で上昇」
昨日の商品市場は買い戻しで上昇することとなった。ECBの追加緩和やギリシャが国際支援に向けて対応を進めていること、独が支援を表明したこと等が過剰なリスク回避の動きに歯止めをかけたため。これによりリスク回避で売却されていたリスク資産全体に安値拾いの買いが入り、大幅な上昇となった。
エネルギーは大幅に反発。この相場下落で主に売りを入れていたのはロングポジションを有する投機筋であったと考えられ、欧州問題の進捗期待を受けて買い戻しが優勢となった。BrentよりもWTIの方が戻し幅が大きいのはそのためと考えられる。石油製品も戻しているものの、実体経済の悪化もあり需要は減速しており、軽質〜中間留分はクラックスプレッドを縮小させる形での上昇となった。ベースメタルも大幅に上昇。材料はエネルギーと同じである。Q411の景気減速に伴う需要減少の可能性は高く、戻りを試しているものの、頭重い推移となるだろう。今後は10月上〜中旬までにギリシャ支援が確実に実行されるか否かを受けて、大型連休明けの中国勢(実需)がどのように動くかである。当面は積極的な買い手が不在となるため、株等の周辺材料を睨みながらの展開になるだろう。貴金属も上昇。金融不安の高まりを受けた換金売りに押される形で大幅に水準を切り下げてきていたが買い戻しが入った。
「ジェットコースター相場」
商品相場のみならず、金融市場は大荒れの状態が続いている。材料は言わずもがなの欧州問題である。足元の議論はギリシャが破たんするのかしないのか、破たん時に欧州の銀行は持ちこたえることができるのか否か、に集約できる。同時に...
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【コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):35.05(+2.11)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):293.79(+0.37)
【雑感】
完全に秋になった。
個人的には秋は最も好きな季節である。
暑がりなので、「汗をかかなくなる季節」であるためだ。
なので、生命の息吹が感じられて
多くの人が好きだ、という春・夏よりも
圧倒的に私は秋・冬派である。
今年の秋こそ、「○○の秋」的なことをしてみたい
よくよく考えてみると生まれてからの40年
○○の秋的なことは1回もした記憶がない
なので、今年こそは何か、と思っている。
今一番したいことは読書。
仕事柄、商品関連の本や経済書に目を通すことが多いのだが
推理小説とか
全然関係ない新刊(ジャンルは何でもいい)
はやりの小説を読んでみようかなと。
と、言うのもやっぱり自由な発想をするためには
様々な方向からのインプットが必要だと思うからのなのです。
今日は会社帰りに本屋に立ち寄ってみようかと思っています。
あ、済みません。本当に雑感でした...。
何だかさわやかな内容で、自分らしくないなぁ...
反省してます。。