【商品市況概況】
「バローゾ発言」
昨日の商品市場は総じて堅調な推移となった。朝方のスロバキア議会のEFSF拡充案否決や米雇用対策法案否決など、「政治の影響に因る相場の不連続性」のリスクを想起させる材料が多かったものの、経済統計が予想外の改善を示し、EUバローゾ議長が銀行の資本政策に対して前向きな発言を行ったこと、FOMCでの追加緩和余地がFOMC議事録で確認されたこと等が相場の支援材料となった。
エネルギーはWTIが下落、Brentが上昇。IEAの石油需給見通しで需要見通しが下方修正されたことが売り材料となる一方、欧米の政策関連対応が買い材料となった。但し上昇局面ではロングポジションの解消が、下落局面ではショートポジションの解消が進んでおり、どちらかと言えば市場参加者は引き続き「リスク回避モード」を持続していると見られ、結果的にファンダメンタルズ面がそこまで強くないWTIはBrentとの差を広げる形で下落している。石油製品価格は上昇、中間留分クラックは拡大している。ベースメタルは上昇。エネルギーと同様、バローゾ発言が材料となった。また、ユーロ圏鉱工業生産が予想外の改善となったことも、同地区の消費拡大観測を映じてメタルの買い材料となった。しかし、売買高を伴った価格上昇とはなっておらず、このまま上昇トレンドを継続するか否かはいささか疑問である。行きすぎた下落は修正されると見ている。Q411はその落ち着き所を探る相場展開になるだろう。貴金属は上昇。リスクテイクの動きが活発化する中でドル安が進行したことが材料となった。PGMも株の戻りを好感して上昇している。
「在庫」
欧米の景気減速感が強まり、それに合わせて企業も在庫の積み増しに関しては消極的になっていると考えられる。当然日本企業も影響を受けるわけであるが、海外需要が鈍化する一方で日本はこれから震災の復興需要が見込まれる。つまり、今までは．．．
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【コモディティインデックス】
MRA CVIX（MRAコモディティ恐怖指数）:40.57(+0.56)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス）:290.24(+0.00)
【雑感】
昨日、モーニングサテライトに出演させていただいた。
当日のスタジオ解説の様子は弊社のサイトからどうぞ。
さて。
久しぶりに新幹線で1泊の静岡旅行に行ったのは
昨日ご案内した通り。
バッタやカマキリを捕まえ
ゴーカートで遊び
大好きな温泉に浸かりまくって
相当楽しかったらしいいっくんは
「静岡に住みたい」
と言いだした。
まぁ、それは仕事上無理なのでまた連れてきてあげるよと
そんなに来たいんだったら、どうやって東京から来たかを
説明してごらん
と、言ったところ
「東京駅から静岡まで、『ひかり』にのって」
そうそう。
静岡で降りて昼食を食べました。
その後は、乗りたがるので「こだま」で掛川に行ったのですが
いっくん「静岡から、何新幹線に乗ったっけ？？」
私「思い出せない？」
いっくん「思い出せない。ヒントは？」
私「『こ』で始まるよ。3文字だよ」
いっくん「東海道新幹線．．．『こざる』！！」
．．．こざる。
そうではないんでござるよ。
相当遅そうだ。
彼が静岡にもう一回来るには、勉強しないとダメそうである。
