ジャイアンツファン感謝デー

【商品市況概況】

「ユーロ圏リスク回避の動きで総じて軟調

昨日の商品市場は不安定な欧州動向を映じてもみ合いとなった。イタリア10年国債利回りが再び7%を上回る等、同国の信用不安が増しており、そんな中実施された6カ月物国債の平均落札利回りが6%を超えるなど、同国の信用不安が高まったことがリスク資産の売り材料となった。その後、ギリシャが民間部門に対してさらに追加のヘアカットを要求(25%まで)する等の一部報道も、相場にマイナスに作用した。ただ、さらに一部報道でEU高官がESMの枠組みを巡る民間関与条項の除外を検討していると報じられたことで、買い戻しが優勢となった。しかし正直なところ、イタリアの入札が不調であったこと以外は憶測記事であり、その信憑性については疑問符が付く。日々、欧州の報道を見ているが欧州がどの方向に進もうとしているのか、よくわからない。市場参加者も欧州が進むべき方向が分からない以上、闇雲に資金を同地区に投入することはできないだろう。


エネルギー価格は下落した。冬場を控えた灯油の不足、産油国の生産が十分でないこと、地政学的リスクの高まりといったプラス材料はあるものの、欧州問題ガの深刻化に伴う需要減少観測やリスク回避の動きのほうが相場に与える影響が大きかったようだ。但し引き続き、Brentベースで105ドル〜110ドルのレンジを維持しており、冬場はこの水準での推移が続くことになるだろう。WTIはパイプライン逆送報道以降、Brentとのスプレッドを縮小させているが、実際に逆送が始まったわけではないことから鉄道輸送コスト程度の10ドルのレンジを維持するものと考えており、95〜100ドルのレンジワークとなるだろう。ベースメタルは高安まちまち。LME在庫が高いキャンセル・ワラント率を維持しながら減少を続けていること、上海在庫もアルミを除いて減少が継続していることから、中国勢の在庫積み増しの意欲が旺盛であると推察され、総じて需給は健全であると考えられる。結果的にベースメタル価格の下値を堅くしている。しかしながら中国当局は金融引き締めを継続するとみられること、中国最大の輸出地域である欧州がフラついていることから、総じて需要の伸びは緩慢なものになると考えられ、上値は限定されることになるだろう。貴金属は下落。ESMへの民間関与条項緩和等、リスク選好志向の投資家にとってプラスの材料はあったものの、ギリシャ債の追加ヘアカット要請等の報道でかき消され、結局前日比マイナスで引けている。



「中間留分/ガソリンスプレッドは高止まり」

世界的な中間留分(米灯油、欧州ガスオイル。以下簡単のためこれらをまとめて中間留分とする)不足を背景に、ICEガスオイル、米灯油は高止まりで推移している。原油と中間留分価格の差であるクラックスプレッドは、今年の夏...


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コモディティインデックス】

MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):27.95(▲0.90)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):273.95(+0.83)



【雑感】

この前、チケットを頂いたので
東京ドームの「ジャイアンツ感謝祭」
なるものに出席してきた。


要はファンと巨人軍選手との触れ合いの場提供


である。
この催しでは、東京ドームのグラウンドに降りて
選手のサインをもらうことができるのだ
生まれて初めてドームの芝を踏むが
やたらと広い
確かに、「どうしてもこの球団で」という若者がいる気持ちもわかる気がする。


それはさておき。


グラウンドに降りる目的のもう1つは
ジャイアンツの選手とサイン&握手ができることである。
子供は小笠原選手が好きなので、彼のサインが欲しい。
しかし、予め入口で配られたチケットに


「どの列に並ぶか」


が示されており、その列にしか並ぶことができない
つまり、列が進んで前の方に行かない限り、どの選手のサインがもらえるか
分からないのである。


私は上の子供と並んだ。
少しずつ、列は前に進んでいく。
全部列は16列もあるので、単純計算で小笠原選手と対面できる可能性は
16分の1だ。


そうしたら


いましたいました!
小笠原選手、隣の列に。
orz がっかり...


子供はすっかりやる気をなくしている。
しかし、よくよく前を見てみると、「高橋選手」がいるじゃないですか!
個人的にファンなんですよね。松井無き今。
今度は子供よりも私の方が興奮気味だ。
しかし、子供は高橋選手では嫌らしい。
というか、小笠原選手以外は知らないのだ。
なので、如何に高橋選手が立派な人かを一生懸命説明する。
遂に、サイン台のところまで来たのだが、子供はグダグダだ。
握手をする手も出さない。
仕方なく、私が促して握手をさせる。


もぅ...。


高橋選手も困惑気味だ。
その後、彼は私の方を見上げるように見た。
どうしたのだろうか?
私は彼に一礼して、その場を後にした。


ふぅ...やっとサインもらったよ。
子供とも握手してもらったよ...って


ああああああああっ!!


私が、高橋選手に握手してもらうのを忘れてました!
そう、そうなのです。
あの時高橋選手が私を見上げたのは


「握手はいいんですか?」


という意味だったのだ。
何という失態。


彼と握手ができることは、もうきっとないだろうなぁ...
と、相当がっかりなファン感謝デーでありました。