ワイシャツ

【商品市況概況】

「リスクオン継続で上昇」

昨日の商品市場は貴金属を除いて概ね上昇している。欧州不安の後退に伴うリスクオンモードが継続しているところに、イラン情勢の緊迫や米経済統計の好調等のプラス材料が重なったためである。また、ドルが総じて下落しているため、ドルベース価格の上昇に悩む実需家がこのタイミングで買いを入れてきている可能性も高い(日本のみドル安進行のメリットを享受できていない)。しかしここにきてわたくし以外のアナリストも価格上昇に対する需要減少や景気への下振れリスクを警告し始めており、実態経済と現在の名目価格とのかい離の修正を議論する機運が今後、市場で高まることが予想される。足元の最大の懸念はエネルギー価格の高騰である。過去の景気後退局面を見ると、その前にエネルギー価格が上昇しているケースが多い(直近は2008年のリーマンショック時)。


エネルギー価格は大幅に上昇。イランの核濃縮が大幅に進捗し、深刻な状況になっているとIAEAが指摘したことが材料となった。弊社見通しではイランの今回の欧米の挑発は、3月の選挙を睨んだものであり抜き差しならない事態になることは回避されると見ていたが、イラン対する欧米の制裁強化がエスカレートしていることが、イランの核開発を逆に加速させる事態をもたらしており戦争を懸念しなければならないような状況に陥りつつある(過去に先制攻撃実績のあるイスラエルが攻撃を仕掛ける可能性は高まっている)。今後は春に向けて需要が減少するため、価格が下落するとの予想を崩していない。ここまでの価格上昇が過剰流動性の供給に伴う投機需要である側面も否定できないためだ。その意味で2月29日で終了となる見込みであるECBのLTROが手仕舞売りの切っ掛けになると予想している。但し前述の「戦闘状態突入」が実際に起きた場合には、現物需給のひっ迫を材料にさらに上昇することになるだろう。ベースメタルは上昇。金融緩和に伴う過剰流動性の供給が、ベースメタル価格を下支えしている。その中で米経済統計が市場予想を上回ったことが買い材料となった。またここにきて中国地方政府懸念を表明していることも、ベースメタル価格を堅調にさせているようだ。今後については現物需要がこの価格水準ではついてこれないと見られることから、LTRO終了を切っ掛けに3月末に向けて水準を切り下げると見ている。貴金属は下落した。ドル安が進行し、通常であれば貴金属は上昇することになるがさすがに高値警戒感が強まっており(週末引け時点で年初からの上昇率は17%を超える。次いでベースメタルで13%)、週末を控えて利益確定の売りに押されたようだ。今後、利食い売りに押されて下落する可能性が高いと予想しているが、これは他商品と同じである。



「エネルギー急騰リスクと、下落リスクに備える」

エネルギー価格の上昇が続いている。昨年末に実施されたECBのLTROを切っ掛けに、主に投機資金がエネルギー市場に流入したことが最大の要因である。商品先物市場の場合、投機資金が流入したとしても証拠金という形で流入するため必ずしも上昇するわけではない。しかし、現物を保有していない市場参加者が売りから入った場合、納会前にスクィーズを受けるリスクがある。投機筋は別に現物を生産している生産者ではないため、買いから入りやすい。実際、昨年12月から現在までの欧米のエネルギー先物市場での投機筋のネット買い越しポジションは大幅に増加し、エネルギー価格も上昇している(投機筋の主要エネルギー市場でのポジションと価格はこちらから→http://www.marketrisk.co.jp/news/?utm_source=news&utm_medium=cpc&utm_content=news&utm_campaign=utm_campaign)。もちろん...


...続きは、以下のリンクからメルマガ(無料)にご登録頂くことでバックナンバーでご確認いただけます。

※尚、当ブログでの商品市況概況、雑感のアップデートは1日遅れとなっています。
※会社のセキュリティの問題などで登録が出来ない場合は、 ask@marketrisk.co.jp までお問い合わせください(個人の方の代理登録はしかねますので、ご了承下さい)。
http://www.marketrisk.co.jp/contact/




コモディティインデックス】

MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):23.2(+0.02)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):262.02(+0.00)


【雑感】

ワイシャツの襟の所に
襟がそらないように、「プラスチックの薄板」が入っている。
これのおかげで襟はいつもピンとした状態を保てるわけだ。



が。



最近、このプラスチックが割れているケースにやたらと遭遇するんですよね
(↑それはずっと同じワイシャツを着てるからそう言うことになるんだが...)
分かる人にしかわからないと思うが
この状態になると真中から2つに割れ、「襟をピンとする」効果が無くなるのだ。



それで仕方ないのでこのプラスチックの部分を外に出し
新しいプラスチック板に取り換えると言う作業を行わなければならないのだ。
ところが最近分、



「プラスチックの薄板を取り出し可能なワイシャツと、そうでないワイシャツの2種類が存在する」



ことが分かったのだ。
取り出し可能なワイシャツは、割れたら新しいのに換えれば良い
しかし取り出し不可能なワイシャツは、ワイシャツの中に割れたのが入ったままでイライラするだけだ。
結局、クリーニング屋さんに確認してみると



「それは取り出せないので、ワイシャツを買ったところに持って行って下さい」



とのこと。
でも、ふと思ったが恐らく「われちゃったら、新しいワイシャツを買って下さい」ってことなんだろう
そう言うことで、ワイシャツに寿命を持たせ
買い替え需要が無くならないようにしているんじゃないのだろうか...。
でも、ウチはケチ臭く中のわれたプラスチック板を出してもらうことにしました。



世の人々はこの状態になったワイシャツを、どのように扱うんだろうか?

【商品市況概況】

「リスクオン継続で上昇」

昨日の商品市場は貴金属を除いて概ね上昇している。欧州不安の後退に伴うリスクオンモードが継続しているところに、イラン情勢の緊迫や米経済統計の好調等のプラス材料が重なったためである。また、ドルが総じて下落しているため、ドルベース価格の上昇に悩む実需家がこのタイミングで買いを入れてきている可能性も高い(日本のみドル安進行のメリットを享受できていない)。しかしここにきてわたくし以外のアナリストも価格上昇に対する需要減少や景気への下振れリスクを警告し始めており、実態経済と現在の名目価格とのかい離の修正を議論する機運が今後、市場で高まることが予想される。足元の最大の懸念はエネルギー価格の高騰である。過去の景気後退局面を見ると、その前にエネルギー価格が上昇しているケースが多い(直近は2008年のリーマンショック時)。


エネルギー価格は大幅に上昇。イランの核濃縮が大幅に進捗し、深刻な状況になっているとIAEAが指摘したことが材料となった。弊社見通しではイランの今回の欧米の挑発は、3月の選挙を睨んだものであり抜き差しならない事態になることは回避されると見ていたが、イラン対する欧米の制裁強化がエスカレートしていることが、イランの核開発を逆に加速させる事態をもたらしており戦争を懸念しなければならないような状況に陥りつつある(過去に先制攻撃実績のあるイスラエルが攻撃を仕掛ける可能性は高まっている)。今後は春に向けて需要が減少するため、価格が下落するとの予想を崩していない。ここまでの価格上昇が過剰流動性の供給に伴う投機需要である側面も否定できないためだ。その意味で2月29日で終了となる見込みであるECBのLTROが手仕舞売りの切っ掛けになると予想している。但し前述の「戦闘状態突入」が実際に起きた場合には、現物需給のひっ迫を材料にさらに上昇することになるだろう。ベースメタルは上昇。金融緩和に伴う過剰流動性の供給が、ベースメタル価格を下支えしている。その中で米経済統計が市場予想を上回ったことが買い材料となった。またここにきて中国地方政府懸念を表明していることも、ベースメタル価格を堅調にさせているようだ。今後については現物需要がこの価格水準ではついてこれないと見られることから、LTRO終了を切っ掛けに3月末に向けて水準を切り下げると見ている。貴金属は下落した。ドル安が進行し、通常であれば貴金属は上昇することになるがさすがに高値警戒感が強まっており(週末引け時点で年初からの上昇率は17%を超える。次いでベースメタルで13%)、週末を控えて利益確定の売りに押されたようだ。今後、利食い売りに押されて下落する可能性が高いと予想しているが、これは他商品と同じである。



「エネルギー急騰リスクと、下落リスクに備える」

エネルギー価格の上昇が続いている。昨年末に実施されたECBのLTROを切っ掛けに、主に投機資金がエネルギー市場に流入したことが最大の要因である。商品先物市場の場合、投機資金が流入したとしても証拠金という形で流入するため必ずしも上昇するわけではない。しかし、現物を保有していない市場参加者が売りから入った場合、納会前にスクィーズを受けるリスクがある。投機筋は別に現物を生産している生産者ではないため、買いから入りやすい。実際、昨年12月から現在までの欧米のエネルギー先物市場での投機筋のネット買い越しポジションは大幅に増加し、エネルギー価格も上昇している(投機筋の主要エネルギー市場でのポジションと価格はこちらから→http://www.marketrisk.co.jp/news/?utm_source=news&utm_medium=cpc&utm_content=news&utm_campaign=utm_campaign)。もちろん...


...続きは、以下のリンクからメルマガ(無料)にご登録頂くことでバックナンバーでご確認いただけます。

※尚、当ブログでの商品市況概況、雑感のアップデートは1日遅れとなっています。
※会社のセキュリティの問題などで登録が出来ない場合は、 ask@marketrisk.co.jp までお問い合わせください(個人の方の代理登録はしかねますので、ご了承下さい)。
http://www.marketrisk.co.jp/contact/




コモディティインデックス】

MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):23.2(+0.02)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):262.02(+0.00)


【雑感】

ワイシャツの襟の所に
襟がそらないように、「プラスチックの薄板」が入っている。
これのおかげで襟はいつもピンとした状態を保てるわけだ。



が。



最近、このプラスチックが割れているケースにやたらと遭遇するんですよね
(↑それはずっと同じワイシャツを着てるからそう言うことになるんだが...)
分かる人にしかわからないと思うが
この状態になると真中から2つに割れ、「襟をピンとする」効果が無くなるのだ。



それで仕方ないのでこのプラスチックの部分を外に出し
新しいプラスチック板に取り換えると言う作業を行わなければならないのだ。
ところが最近分、



「プラスチックの薄板を取り出し可能なワイシャツと、そうでないワイシャツの2種類が存在する」



ことが分かったのだ。
取り出し可能なワイシャツは、割れたら新しいのに換えれば良い
しかし取り出し不可能なワイシャツは、ワイシャツの中に割れたのが入ったままでイライラするだけだ。
結局、クリーニング屋さんに確認してみると



「それは取り出せないので、ワイシャツを買ったところに持って行って下さい」



とのこと。
でも、ふと思ったが恐らく「われちゃったら、新しいワイシャツを買って下さい」ってことなんだろう
そう言うことで、ワイシャツに寿命を持たせ
買い替え需要が無くならないようにしているんじゃないのだろうか...。
でも、ウチはケチ臭く中のわれたプラスチック板を出してもらうことにしました。



世の人々はこの状態になったワイシャツを、どのように扱うんだろうか?