【商品市況概況】
「連休・雇用統計を控えた買戻しで上昇」
昨日の商品市場は軒並み反発している。FOMCでの追加緩和の可能性後退と欧州危機の再燃を材料とした利益確定売りの動きが米雇用統計を前にとりあえず一巡し、ポジション調整と思われる買い戻しが入ったためと考えられる。欧州問題への懸念はあるものの、今のところ欧州のセーフティネットは構築されており、以前に比べれば危機への対応能力は改善している。それに加えて米国経済は堅調さを維持しており、昨年後半に見られたような危機再来は低いと今とのところ見られているようだ。実際にスペインがデフォルトするような事態に陥るとは考えにくい(というのもデフォルトさせることができる規模の国ではない。結果的に安全網の拡充、ECBによる大量の資金供給が行われることになると予想される)。本日はイースター、グッド・フライデーで欧米の主要市場が休場であるが、重要統計である雇用統計が発表になる。市場予想は民間部門雇用者数は前月比21.5万人の増加、全体で20.5万人の増加を見込んでいる。
エネルギー価格は大幅な上昇となった。スペインの財政状況悪化を受けたリスクオフによって軟調な推移となっていたが、米国時間に発表された失業保険申請件数が予想通りの減少となり本日発表される雇用統計が良い内容になるとの期待感が高まり、週末の連休を控えた買戻しが入ったためと考えられる。今後については材料は変わらず、イラン問題(買い材料)と欧州問題(売り材料)である。強弱材料が混在するために結果的にエネルギーは現状水準で高止まりすることになるだろう。尚、来週予定されている6ヵ国協議の動向には注目しておきたい。
ベースメタル価格は上昇。エネルギーとほぼ同じ理由であるが、米雇用関連統計が悪くなかったことから週末の4連休を控えて買戻しが入ったようだ。また、中国休日中に相場水準が大きく調整したことから、割安とみた中国勢が買いを入れてきた可能性もある。今後は実体経済と名目価格のかい離を埋める動きと、中国の最大貿易相手経済圏であるユーロ圏の状況が不安定であることから下押し圧力がかかりやすいものの、各国の金融緩和や生産調整の進捗が下値を限定させると見られ、レンジワークになるものと予想される。鉄鋼原料価格は鉄鉱石価格、原料炭価格ともに上昇。イースター休暇を控えたポジション調整の取引が主体であったようだ。総じて鉄鉱石市場は堅調な推移となっている。
貴金属価格も反発した。このコラムで主張している通り、足元金は信用不安が発生したときに物色される商品ではなくなっており、リスク資産としての色彩の方が強い。欧州危機時に金価格が上昇したのは、ユーロから金への資金シフトがおおきたことによるものである可能性が高く、欧州危機の一巡でそのリアロケーションの動きは一旦終了したためであると考えられる。今後金価格が昨年見せたような上昇となるためには、さらに欧州不安が深刻化しユーロへの投資比率を引き下げねばならなくなった場合や、追加量的緩和が行われる可能性が出ることが必要になるだろう。パラジウムはガソリン車の比率の高いブラジルの自動車販売・生産が好調であったことから他貴金属よりも
「泥んこレース」
昨日の商品市場は軒並み反発している。恐らく連休とその間に発表される米雇用統計を控えたポジション調整の取引が主体であったと考えられるが、総じて上昇した商品の方が多かったようだ。弊社がウォッチしている上場57商品(含債券・株式)の中で最も上昇率が大きかったのがニッケルである。ニッケルは中国のニッケル銑鉄生産増加に伴う需要減少と...
※米天然ガス在庫グラフ更新しました。
...続きは、以下のリンクからメルマガ(無料)にご登録頂くことでバックナンバーでご確認いただけます。
※市場分析に役立つチャート類はこちらから(随時更新)→http://www.marketrisk.co.jp/news/?utm_source=news&utm_medium=cpc&utm_content=news&utm_campaign=utm_campaign
※尚、当ブログでの商品市況概況、雑感のアップデートは1日遅れとなっています。
※会社のセキュリティの問題などで登録が出来ない場合は、 ask@marketrisk.co.jp までお問い合わせください(個人の方の代理登録はしかねますので、ご了承下さい)。
http://www.marketrisk.co.jp/contact/
【コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):24.57(▲0.41)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):275.12(+0.39)
【雑感】
子供はウルトラマンのことしか興味がないように見える。
それはとても問題で
正直毎日回答しているのがだんだん疲れてきた
その質問の中で
「セブンは身長何メートルか」
とか
「ウルトラの父よりもタロウは背が高いのか」
とか
正直人生において殆ど意味のない質問があった。
子供のころに見た記憶を頼りに回答する
「ハイハイ、ウルトラマンは40メートル、セブンは50メートルだよ...」
うんっ?
確か、ガッツ星人がセブンを50メートル、と説明していたが
ってことは、セブンはウルトラマンよりも1.25倍も高いのか?
仮にウルトラマンが日本人の平均身長である170センチぐらいだとすると
なんとセブンの身長は212.5センチだ。
相当のデカブツである。
こうなると期になって仕方がない。
昔のウルトラマンが勢ぞろいしているサイトを探して計算してみた。
ウルトラマン・メビウスのHPにそれが載っていた(http://hicbc.com/tv/mebius/m78/index.htm)
これによると
ウルトラの父 身長45メートル、体重5万トン
ウルトラの母 身長40メートル、体重3.2万トン
ゾフィー 身長45メートル、体重4.5万トン
タロウ 身長53メートル、体重5.5万トン
レオ 身長51メートル、体重4.8万トン
ウルトラマン80 身長50メートル、体重4.4万トン
エース 身長40メートル、体重4.5万トン
ジャック 身長40メートル、体重3.5万トン
セブン 身長40メートル、体重3.5万トン(←修正されてる...)
ウルトラマン 身長40メートル、体重3.5万トン
アストラ 身長50メートル、体重4.9万トン
ウルトラマン・メビウス 身長49メートル、体重3.5万トン
となっていた。
うーむ。
ではここで、「ウルトラマン」の身長を170センチ、体重を63キロと仮定して人間に引き直そう。
そうした場合に、上記の身長と体重の関係は以下のようになった。
ウルトラの父 身長191センチ、体重90キロ
ウルトラの母 身長170センチ、体重57.6キロ
ゾフィー 身長191センチ、体重81キロ
タロウ 身長225センチ、体重99キロ
レオ 身長217センチ、体重86.4キロ
ウルトラマン80 身長213センチ、体重79.2キロ
エース 身長170センチ、体重81キロ
ジャック 身長170センチ、体重63キロ
セブン 身長170センチ、体重63キロ
ウルトラマン 身長170センチ、体重63キロ
アストラ 身長213センチ、体重88.2キロ
ウルトラマン・メビウス 身長208センチ、体重63キロ
うーーーーーーーん。
何とも言い難い。
ウルトラの父は結構いい体格、母は相当いいスタイル、ゾフィもまあこんなもんか。
でもタロウは身長225センチの割に体重が99キロって、結構ひょろひょろなんじゃないか?
ウルトラマン80に至ってはどう見てもやせ過ぎだ。怪獣も負ける気がしないだろう。
エースは相当太り気味で、動きが鈍そうだ。
その意味では、ウルトラマン、セブン、ジャックは相当バランスが良くて強そうだ。
一番若いウルトラマン・メビウスもひょろひょろである。
こんな人たちに地球が守れるのだろうか?
と、思っていたら紙面に限界が。
明日の分析では、彼らがどのような体格かをもう少し分かり易く分析してみたいと思います。
え?やらなくていいって?
もしそうであっても、やることに決めました。
(続く)