リスクマネジメント

【商品市況概況】

FOMC議事録のサプライズ」

昨日の商品価格は軒並み上昇した。この数日のリスクオンでの上げ幅が大きかったことからアジア時間こそ軟調な推移となったものの、周小川総裁の追加緩和発言や、FOMC議事録での早期追加量的緩和実施発言が好感されたため。ドル安進行もドル建て資産である商品価格の上昇要因となった...


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【雑感】

【インザマネー】

相場が上がっている時には、下落する時のこと
下がっている時には上昇する時のこと
を、考えるのがリスクマネジメントの基本だ。



売上が増えている時は減った時のこと
減っている時には増える時のこと



を、考える。要はいつも逆というか先のことを考えよう
ってことである。



と、思うと。



夏休み、我が家では今更ながら



「残りの夏休み、子供をどこかに連れていくか」



を考えている。
リスクマネジメントの観点からすると失格以外の何物でもない。
一応、一泊で温泉ぐらい
子供が虫取りをできそうなところにぐらい
と、思って探してみるのだが



「満室です」
「キャンセル待ちです」
「平日なら空いてます」
「お値段が少々高ければございます(少々=2倍)」



といった回答ばかりだ。
嗚呼。
これじゃどこもいけないよ。



どこかいいところが見つかれば良いが
そのために割かねばならない時間とお金は
数ヵ月前に対応をしていた時とは比較にならない。



と、思うと、休みの準備(特に旅行)は
リスクマネジメントに非常に似ている。
今回の件だって、5月ぐらいに対応しておけば
こんなことにはならなかった。
しかし思い返してみると5月はGWになってから「どこに行こう」
って言っていたような気がしなく無くもない。



そう。



つまり、休みに入ったらすぐに次の休みのことを考えなきゃならないのだ。
そうすることで、コストも安くすむし、選択の幅も増える。
「お休み In The Money(インザマネー)」
になってから、旅行先を探してもそれは無理なのだ。



ちなみにインザマネーとは、オプションの本源的価値がプラスの状態のことを言う。
例えば、100円でスイカを買える権利(コールオプション)を持っていたとして
そのスイカの実勢価格(時価)が100円を超えたら
そのスイカ・オプションはインザマネーということになる。



話が逸れた。



つまりですね、夏になってから焦って夏の旅行先を探しても
どこにも行けない、って事態に陥る可能性がある訳ですよ。
これは返す返すも価格リスクマネジメントに相通じるものがある。



と、考えると。



今考えるべきは冬のお休みのことなのだ。
「夏が終わるよ」なんて、サザンを聞いて感傷に浸っている場合じゃないのだ
気持ちは「冬が始まるよ」「クリスマスイブ」ぐらいになってなければ
冬にインザマネーのオプションを購入しなければならなくなるのだ。



と、いうことで。



どこか見つけるであろう夏のの旅行先で
冬の勝ち組を目指し、カミさんと冬の計画を立てようかと思います。
あ、後忘年会も考えるか。そろそろ。



...って。それぐらいフツーですって?
それは...そうかもしれないですね。。