【商品市況概況】
「ドル安進行でドル建て資産は堅調推移」
昨日の商品価格は総じて堅調な推移となった。ESMの合憲性判断、FOMCといった重大イベントを控え、これらのイベントがリスク資産価格にとってプラスな結果になるとの見方が大勢を占める中リスクオン姿勢が強まり、ドル安も進行していたことが材料となった...
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【雑感】
【コモディティ・ウィーク】
今週はAPPECの週だ。
APPEC、と言ってもAPECではなく、Pが1個多い。
これは毎年シンガポールで開催される
石油業界の(2年に1回船舶業界も似たような時期にある)ビジネス週間だ
アジアを中心に世界中の石油関係者が集まり
商談を行うのだ
イギリス発祥のビジネスの場合、この類のカンファレンスは多い
有名なところでいけば、LMEウィーク(ベースメタル)や
IPEウィーク(欧州版のAPPEC)、LBMAカンファレンス(貴金属)
なんかがある。
この他、穀物や石炭、鉄なんかでも集まりはしょっちゅう行われている。
この業界に入って思ったのは、「比較的閉じたサークル」内での
情報交換が活発である、ということと
そのグループに入り込まないと、情報は取れないということだ。
実際に現物があって、手にとって見ることができるものを扱う仕事。
更に言うと、それを工業的な手法を以って生産する仕事。
それは当然に、そのモノに対する愛着や執着があっておかしくない
やはり、同業でなければ理解し合えないもの、というのはあるのだと思う。
但し。
この類のサークルは、どうしてもその「起源」がイギリスに端を発するものが多く
カンファレンスで集まると、信じられない量の酒を飲まなければならない。
今でこそ、本場のイギリス人たちはあまり酒を飲んでいるようには見えないが
私がシンガポールにいた頃は、皆、飲んでいた。
明らかにアルコールの摂取上限が違う。
こっちはビール(中)を2本飲んだだけで腹一杯なのに
一緒に働いていた女の子(彼女はシンガポーリアンだったが)は
身長170センチ、ウェスト56センチぐらいしかない
どうみても沢山飲めそうな感じの女性ではなかったのに
私の倍は飲んでいた。皆周りは男女ともこんな感じだ。
この人たちとビジネスするのは大変だよなぁ...と思いつつ
でも飲まないと仕事にならないので、飲んでいた。
もう10年も前になるが、一緒に働いていたシンガポール人から
「韓国と日本は仲悪いんだから、酒で勝負しろ」
と、相当余計なお世話の一気飲み勝負をやらされたことが
今でも記憶に残っている(別に仲悪くないし)。
韓国人身長190センチ(100キロぐらい)、私167センチ(63キロ)
コップ一杯ずつ焼酎を同時に飲んで行き、どっちが先に倒れるか勝負。
戦国時代の武将が良くやっていた(と漫画には書いてある)
リアル一気飲み勝負だ。
しかし韓国の人は基本的に酒が(相当)強い上、体格的にも結果は見えていた。
10杯めぐらいまでは覚えているが、この対格差は如何ともし難く
勝敗は早々に決し、私の記憶は飛んだ。
次に目が覚めたら、自宅のベッドの上だった。
後で話を聞いたところ、その韓国人(名前はもう知らないというか覚えてない)
が親切に家まで送ってくれて
「無理な勝負をさせて申し訳ない」
と、謝って去っていたらしい。
向こうも相当酔っていたはずなんだが...やっぱり鍛え方(?)が違う
不思議なもので、日本でも海外でも、こう言う事を一緒にやった仲間は
後後、付き合いが続くものだ。
コモディティ業界は特にそうだよな、と思う。
日本でも商品業界を集めた「コモディティウィーク」開催出来ないでしょうかね。
エネルギーも、ベースメタルも、貴金属も、鉄鋼原料も全部一緒で良いから。
製造業国で、海外から物を買ったり、海外に売ったりしている国なんですから
そんな定例の国際会議(というかお祭り)があっても良い様に思うのです。
春の桜の時期に、是非、大手町とか、丸の内でやれたらいいな。将来。
少し大きな、私の中期的な目標です。