【商品市況概況】
「期末を睨んだ益出し売りは継続。日銀の追加緩和で割安商品は上昇」
昨日の商品価格は高安まちまちとなった。投機筋を中心とした買いで上昇していたエネルギーは明らかに期末を睨んだ益出し売り圧力が強まっており、大幅な下落となったが、需給が引き続きタイトな穀物は再び上昇に転じた...
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【雑感】
【キャップ返し】
この前、駅にある「ミルクスタンド」をちらと見てみた。
そこでは、牛乳はもちろんコーヒー牛乳とか
オレンジジュースとか、いろいろな物を売っていた。
缶詰のミカンと生クリームをパンで挟んだサンドイッチとか
コロッケパンとか。
で。
ふと思い出したんだが、こういう「キャップ付きの牛乳」って
今でも小学校の給食で出されているんだろうか?
私が通っていた小学校は興真牛乳(http://www.koshinmilk.co.jp/index.html)
を確か採用していたので調べてみると
なんと。
まだ「宅配牛乳」としてちゃんと残ってるじゃありませんか。
半年に1回ぐらい出てきて小学生の間では、
「ソフトめん」
と並んで人気だったコーヒー牛乳も残っている。
でも時代の流れでデザインは変わってしまっている。
キャップは付いてるんだろうか・
というのも。
私が小学生だった35年程前は
「キャップ返し」
という遊びが流行っていた。
手を少し丸めて、ポンと叩く時に出る空気で
机の上に置いてあるキャップをひっくり返す遊びだ。
このゲームをやるためにはキャップを何枚か供出せねばならず
コツコツ牛乳を飲んで「参加費用」を貯めていくのだが
弱いと1回の勝負で全部無くなってしまい、ゼロからやり直しになる。
時々その中に、冒頭に出てくる
「コーヒー牛乳」
のキャップが混じっているとそれは交換レートが違っていて
1枚で普通のキャップ5枚に交換
といった感じで取引が成立していた。
更にしばらくすると、「銀行」を始める奴が出てきて
「キャップ10枚で1週間で1枚の利息」
が付くようになる。
どうやって利息がつくかというと、銀行家は「キャップ返しが上手い奴」
にそのキャップを預け、その生徒は借りたキャップを元手に、試合をするのだ。
その生徒の取り分は、エクストラで獲得したキャップの半分
残りの半分は銀行の物になり、その中から1枚の利息を付けて
預金者にキャップを返す、とうい仕組みである。
もちろん、キャップを預けた生徒が損失を出せば
預金者は損失を被ることになる。その意味では投信に近いかもしれない。
このように、「キャップに価値があるもの」と全員が認識することで
経済が動き出すことを小学校中学年ぐらいの時に、期せずして経験した。
しばらくすると、「学校の牛乳キャップ」だけでなく
自宅からキャップを持ちこむ者も現れた(海外からの資金流入)。
これにより、過剰流動性が市場に投入される。
必然、実需家(キャップ返しを実際にやる人)に預けられるキャップの量が増加し
それに対して利息分を稼ぐのが非常に大変になった(インフレの発生)
休み時間を全て潰して対応したとしても、銀行家と預金者に払うための
利息(キャップ)を払えない状態となり、銀行家は利息の支払いを免除
それでも払えないので、実需家は自主廃業し、キャップを銀行に返還
結果的に実需家が減少して、キャップジャブジャブの状態になり
キャップの価値が暴落(バブルの崩壊)
最終的にキャップ返しというゲームの存在を先生が知ることになり
賭博に類似するゲームなので、やらないように
という禁止令が出され(当局の規制強化)
強制的にこの市場は消滅してしまった。30年前。
今でも、キャップ返しってやってるんでしょうか?
今から思うと、「生きた経済の勉強」になるような気がするんで
積極的に推奨してもいい様な気がするんですが。遊びとして。
と、こんなことをミルクスタンドをちらとみた0.5秒くらいの間に、思った。
おしまい。