総じてドル高が価格上昇を抑制も、商品毎高安まちまち

【商品市況概況】

「中国の統計鈍化で農産品以外下落」

昨日の商品市場は農産品以外、総じて軟調な推移となった。ドルが高値圏を維持したこと、中国の経済統計が同国経済の鈍化を示唆する内容だったこと、等が背景。農産品は豊作の影響で売られていたが、生産コストを下回る水準まで売り込まれていたため買戻しが優勢となっている。


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【雑感】

吉野家

久しぶりに吉野家に行った。
フツーはお昼、コンビニ弁当で済ませているが
たまたま外出していたので外食することにした。

頼んだのは「アタマの大盛りご飯少な目(とキムチ)」
フツーの並だとご飯が多く、それに対して牛肉が少ない
というアンバランスさを最近感じていたので
これだとバランスが取れるのだ。
勇気をもって、ご飯も少なめでお願いしてみた。

しかしやっぱり変わらないですね。味。
すき屋とか松屋とか
いろいろ牛丼店ありますけど
やっぱり牛丼は吉野家だな、と本気で思います。

でも。

昔と変わったなぁと思うのが、メニューが多様化してること。
BSEとか、いろいろありましたものね。
さらに、女性客が多いことも驚きの1つである。
フツーに

「牛丼並みつゆだく玉付で」

って頼んでましたから。
時代は流れている。

と、一通り食べて、周りを観察し
滞在時間10分弱で490円。
...よく考えたらコンビニの方が高い、な。
コンビニよりは外食の方が安い
ということがよくわかった昼飯でした。

【商品市況概況】

「総じてドル高が価格上昇を抑制も、商品毎高安まちまち」

昨日の商品市場は高安まちまちとなった。予定された手掛かり材料が少ない日だったが、独連銀バイトマン総裁が低インフレの長期化懸念を表明したり、英中銀が成長見通しを引き下げるなどを切っ掛けにドル高が進行したことが総じて価格の上昇を抑制したが、固有ファンダメンタルズが強いセクターは堅調な推移となった。

目先の商品市場は、原油価格の下落に伴うインフレ懸念の更なる後退、それによる緩和政策の維持長期化観測が台頭してきており、必然的にエネルギーはその他の商品比で割安となり、それ以外の景気循環系商品は底堅い推移となっている。当面この状況は続くことになろう。

商品相場と直接関係ないが、景気の先行き懸念の強まりから、安倍首相は消費税上げを1.5年程度延期する方針を固めたようだ。足元の景況感の悪化を考えれば適切な判断だとは思うが、これに伴う財政再建の遅れをどのように考えるかが重要なポイントになる。今のところこの決定をしたとしても長期金利が急騰する、という状況にはないと考えられる。

本日も目立った手掛かり材料が少なく、商品相場は為替や株などの周辺材料を睨みつつ、主体的な方向性に欠ける展開が予想される。

"昨日のエネルギー価格は大幅なげらくとなり、Brentは80ドルを下回った。英経済見通しの下方修正や、ECBバイトマン委員の発言を受けてドル高が進行したことが背景。またOPEC総会での減産は見送りとなる可能性が高まっていることも、引き続き価格を下押しした。

今後、エネルギー価格は下値余地を探る展開が予想される。引き続きOPEC総会での減産動向に焦点が当たる。基本、OPEC総会は全会一致なので、今の状態では結局のところサウジアラビアが減産をするかしないか、に問題は収れんする。しかしここまでの報道を見るに、サウジアラビアも減産に応じるとは考えにくい状況になっている。減産見送りの場合、WTIで70ドル、Brentで75ドル程度までの下落があってもおかしくない。OPECがスウィングサプライヤーとしての役割を放棄した場合、エネルギー価格は純粋な需要と供給のバランスで決定されることになるため、現在のように生産能力が需要に対して大幅に過剰な状態では大幅に価格が下落することになる。

但しインドやインドネシアなどの新興国需要が顕在化した場合に顕著な供給不足に陥るため、価格には顕著な上昇圧力が掛ることになる。増産・減産、需要の増加・減少は時間をかけてしか変化せず、その変化にタイムラグがあることからこうした急落・急騰局面が発生する。そういった事態を回避するために近年、OPECは(というよりもサウジは)生産調整をお行い、価格の激変を緩和してきたのだがこの役割が変わる可能性がある、ということはそれなり以上に大きなことだ。

また、今後、OPECがどのような方針で生産量を調整するのか、正式な発表があるかどうか分からないがその点も今回の総会では注目する必要があるだろう。"

"昨日のベースメタル価格は上昇後下落した。ユーロ圏鉱工業生産の前年比ベースの増加率が市場予想を上回ったことや中国SRBによる市中在庫購入観測が価格上昇要因になったが、ECB関係者の発言を受けてドル高が進行したことが重石となり、引けにかけて水準を切り下げる動きとなった。

今後、ベースメタル価格は商品毎に需給環境が異なるため、商品毎まちまちの動きになると考えるが、他の商品セクターと比較した場合相対的に需給バランスがタイトであるため、総じて堅調な推移になると考えている。また、またCFTCの投機筋のポジションをみるにネット売り越し幅が拡大していることから、11月末の大手ファンドの決算に向けて買戻しが入ることも予想されるため、短期的には強気な展開が予想される。

但し繰り返しこのコラムで指摘しているように、中国経済は2014年後半〜2015年に掛けて労働人口がピークアウトすると見られており、構造的にベースメタルの需要増加ペースが鈍化しやすい(人口ボーナス期は2030年頃まで続くため、需要の増加は続くが、需要の伸び率は鈍化が予想される)。また、世界経済を見渡した時に米国有利・ドル高進行のトレンドは続く可能性が高いことも勘案するとベースメタル価格の上昇余地は限定されると考えるのが妥当だろう。よって当面、ベースメタルは現在の価格水準で底堅くレンジワークを継続すると見ている。

今のところその懸念が具体的なものにはなっていないが、引き続き中国の不動産・投資バブルの崩壊懸念は今後のメタルセクターの重要なリスクの1つである。今のところ住宅不動産価格の下落や、鉱山向けのプロジェクトの不採算化(特に石炭鉱山、鉄鉱石鉱山向け案件)による連鎖的な倒産は「まだ」発生していない。但しこうした倒産が点から線、線から面に展開した場合にはさすがに中国政府も対応が困難になるだろう。その観点では来年労働人口がピークアウトすることは気がかりである。因みに不動産バブルが起き、その後弾けた日本の労働人口がピークだったのはバブル崩壊後の1992年である。"

"鉄鉱石価格は小幅上昇、原料炭スワップ先物は小幅下落、鉄鋼製品価格は下落した。APEC終了で鉄鋼生産者の稼働停止期間が終了したため、割安感から買いが入ったものと考えられる。

鉄鉱石価格は当面現状の低水準でもみ合うと考えている。大手生産者のコスト削減による生産コスト引き下げとそれに伴う生産増強方針に大きな変化がなく、最大消費国である中国の国内需要公共投資の限定的な積み増しが決定されているものの、引き続き低迷すると考えられることが背景。北京のAPEC終了に伴う鉄鋼生産者の需要回復は恐らく来週以降になるだろう。但し季節的には海外鉱石の需要が回復しやすいタイミングにあること、使途や規模が限定されるものの、中国政府による公共投資が期待されることから価格の方向性はアップサイドであると見ている。中国政府は2020年まで都市化を推進する方針だ。とはいえベースメタルとも同様であるが2015年に中国の人口動態がピークアウトし、需要の伸び率が構造的な鈍化が予想されることから、上昇余地は限られよう。"

"貴金属価格は方向感に乏しい展開となったが、ドルが結果的に強含んだため金銀は軟調、PGMは結局前日比ほぼ変わらずで引けた。

今後、金銀価格は経済環境・金融政策格差からドル高が進行すると見られて、トレンドとしては弱地合いを継続すると見ている。特に10月以降、「米景気の回復を前提としてQEが終了」していることから、「株高・ドル高」が同時に進行しており、ダブルで金銀価格にマイナスの影響を及ぼしている。但しこの中で特に重要なドル指数はその急速な上昇に歯止めがかかり、仮にドル高基調が続くとしても足許材料待ちの状態。一方で金は生産コストとして都合よく意識される1,200ドルを下回っていることから買いが入れやすい。また、短期的な売られ過ぎを示す指標であるRSIは再び売られ過ぎのゾーンに足を踏み入れつつあり、テクニカル要因からも買戻しが入りやすい環境にあることから、下落するとしてもその余地は限定されると考えている。

PGMは金銀価格が軟調な推移になる見込みであることから、総じて下押し圧力が強まる公算。これに反して価格が上昇するには、説明力の高い欧州の製造業PMIの改善が必要だが、今のところその気配は見えていない。需要は欧州・中国で想定を下回っていると考えられ、地上在庫も市場参加者が想定している以上に積み上がってると考えられることから当面低水準での推移を余儀なくされるだろう。弊社の2015年のPGM価格見通しはコンセンサスからは大きくかい離する1,315ドル、806ドルとしている。"

"シカゴ穀物相場はまちまち。ドル高が再び進行しているにもかかわらず、トウモロコシ、小麦は上昇する展開となった。10日の需給報告で予想生産高が予想外に引き下げられたことに加え、小麦は寒波発生による発芽被害の懸念が浮上したことが買い材料に。一方大豆は下落。米国産大豆の予想生産高の引き上げと、収穫遅れによる単収低下の懸念が後退したことが押し下げ要因となった。

シカゴトウモロコシ相場は上昇。期近終値ベースで7月18日以来の高値を更新した。10日の需給報告で予想に反して2014-15年度の生産高が小幅引き下げとなったことが引き続き押し上げ要因となっているようだ。ただし、過去最高の豊作になるとの見通しに変りはない。収穫進捗率も過去5年平均並みに改善していることを考えると、ここから更に単収・生産高が下方修正される可能性は低い。現時点では未だ生産コストを下回る水準に位置しているため、当面は買戻しの動きが続くことが予想されるが、中長期的には上値の重い展開が続くと見ている。

シカゴ小麦相場は大幅続伸。終値ベースで9月2日以来の高値を更新した。米中西部の生産地が目先寒波に見舞われるとの予報を受け、作付けしたばかりの冬小麦に被害が出るとの懸念が買い材料となった。ただ、世界的に見ると依然として供給過剰の状態にある。ドル高の影響もあり、輸出需要が今後低迷する可能性も考えられるだけに、このまま相場上昇が続くとは考え難い。

シカゴ大豆相場は下落。10日に発表された米農務省の需給報告で2014-15年度の予想生産高が更に引き上げられたことに加え、米主要産地の収穫進捗率が既に過去5年平均と並ぶレベルに改善していることから、作柄悪化による予想生産高の下方修正懸念が低下していることが引き続き売り材料となった。また、現在のシカゴ相場は生産コストを上回る水準に位置しているため、利益確定の売りも入り易い。南米最大の生産国であるブラジルでは乾燥が続いた影響により一部産地で作付け遅れが指摘されており、今後予想生産高が引き下げられる可能性があることはプラス要因だが、ただし全世界的に見ても2014-15年度は供給過剰となることが予想されているだけに、引き続き上値の重い展開となるものと思われる。

穀物・農産品の詳しい動向は毎週火曜日発行のマキコの農産品レポート!をご参照下さい。登録は以下のリンクからお願いします(もしリンクにジャンプしない場合にはお手数ですが、
ask@mra-research.co.jp までお問い合わせください)。
⇒##__url_11__##"




「錫価格は高止まり」

"2014年の錫需給は主要用途である錫板需要に落ち込みがみられ上海の錫板価格は軟調な推移となっているが、半導体セクターが好調を維持しているため、総じて需要は増加基調を維持した。一方供給はタイ、マレーシアの減産はあったものの、最大生産国である中国の増産がこれを相殺している。しかしながら引き続き錫価格が十分に上昇していないこともあり、鉱山生産の伸びは需要の伸びを下回り、供給不足が定常化、錫価格を高止まりさせている。弊社は世界経済のクラッシュを前提としていないため、一時的に需要が弱含んでいるが、2015年以降も需給環境はタイトな状況が継続すると予想される。

2015年の錫価格は、引き続き供給不足の状態が続くと予想されるものの、最大消費国である中国の経済成長が構造的に鈍化すると予想され、錫需要の伸びも鈍化が予想されることから、高値圏を維持するものの従来見通しよりも価格は低くなると予想。2015年の予想価格は前回見通しから▲1,625ドル/トン引き下げ22,375ドル/トンとした。2016年についても▲1,500ドル/トン引き下げ23,000ドル/トンとした。この見通しのリスクは、中国政府によるバブル潰しが行き過ぎてしまう場合、ウクライナ・ロシア問題・中東問題が悪化し、欧州・ロシア・中国の景気下振れ懸念を強めた場合等が考えられる。


※グラフはこちらのリンクからどうぞ。
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【為替コメント】
・ドルは欧州通貨に対して上昇。米当局の引き締めが視野に入る中、英中銀が成長見通しを下方修正したことが背景。ECB倍度万委員はインフレが長期にわたって低水準にとどまrとのみかたを示す。円は対ドル・対ユーロで上昇、ユーロは低インフレ見通しで下落。

【株コメント】
日本株は上昇。消費税引き上げ延期観測と為替の円安進行を受けて。中国株は3年ぶりの高値。上海と香港の相互注文取り次ぎ開始が引き続き材料となっている。インド株は上昇。消費者物価指数が低水準になると見込まれており、これが現実となればインド準備銀行が利下げに動けるとの見方が強まったことから。欧州株は下落。銀行株の下落が目立った。ロシア軍がウクライナに侵入したとNATOが発表したことが背景。また、外国為替レートの指標レート操作疑惑を受けて米・英・スイス当局がHSBCRBS等の銀行6行に制裁金を貸したことが背景。米国株は小幅下落。欧州株の下落を受けて手じまい売りに押される。


【経済関連ニュース】
・10月日本マネーストックM2 前年比+3.2%(前月+3.0%)。M3 前年比+2.6%(+2.5%)。
・10月インド消費者物価指数 前年比+5.52%(前月+6.46%)。
・10月独建設業PMI 51.5(前月 50.0)、小売業 50.2(47.1)。
・10月独卸売物価指数 前月比▲0.6%(前月+0.1%)、前年比▲0.7%(▲0.9%)。
・9月ユーロ鉱工業生産 前月比 +0.6%(前月改定 ▲1.8%)、前年比 +0.6%(▲1.9%)。
・米MBA住宅ローン申請指数 前週比 ▲0.9%(前週▲2.6%)、購入指数 +1.1%(+2.6%)、借換指数 ▲1.9%(▲5.5%)、固定金利30年 4.19%(4.17%)、15年 3.38%(3.38%)。
・9月米卸売在庫 前月比 +0.3%(前月改定+0.7%)。売上高 +0.2%(▲0.7%)。売上高在庫率 1.19ヵ月(1.19ヵ月)。
・安倍首相、消費税10%引き上げを延期へ。デフレからの脱却が困難になるとの見方から(各種報道)。
・日銀 黒田総裁、「これまでも反対意見があったため、反対があったことは異常事態とは思わない。物価目標の達成、継続で信用悪化リスクは回避可能。所得環境は物価上昇を勘案しても改善。」
・日銀 宮尾委員、「追加緩和の背景には原油安で予想物価が下振れするリスクがあったから。」
・日銀 佐藤委員、「賃金上昇で人々の予想物価上昇率に好影響及ぶと期待。」
フィラデルフィア連銀プロッサー総裁(投票権あり。タカ派。3月1日で退任予定)、「FOMC声明に加えられた『低金利を堅持する一方、経済が上向けば早めに利上げ、改善しなければ低金利を維持』という文言が加えられたのは、早期利上げの必要があるため。」
ミネアポリス連銀コチャラコタ総裁(投票権あり。ハト派)、「2018年までのインフレ見通しが暗いことから、2015年の利上げ実施は不適切。」
・ECBバイトマン政策委員、「ECBの直近の措置はバランスシート拡大を企図したもの。ECBがQEを決定すれば、それが如何なる内容でもリスクを伴い、ユーロ参加国に誤ったインセンティブを与える。」
・ECBドラギ総裁、「ECBの金融政策だけでは経済成長に不十分。」



コモディティ関連ニュース】
・スイス金融当局、「UBSの貴金属トレーディングに関わる行員にも重大な不正があった。」 顧客の注文よりも先に自分が取引を先に行う「フロントランニング」を行っていた模様。
・Rusal、「アルミのプレミアムは年末まで500ドルでサポートされる。」
・ペルーAntamina鉱山のスト、3日目に突入。
・CRU、「銅価格の下落トレンドは2016年まで続く見込み。」
・10月ブラジル ボーキサイト輸出 前年比▲30.6%の749,960トン(▲10.0%の537,807トン)。アルミナ輸出 +11.3%の762,743トン(+11.2%の726,837トン)。アルミ輸出 +18.8%%の23,346トン(▲41.4%の23,672トン)。
PPC、中国の消費者と2015年のターム契約を115ドル/トンで締結。2014年比▲6.5%。






・11月DOE 1年先石油価格見通し 原油 77.75ドル/バレル(前月94.58ドル/バレル)、ガソリン 2.94セント/ガロン(3.38セント/ガロン)、ディーゼル 3.38ドル/ガロン(3.80ドル/ガロン)、灯油 3.25ドル/ガロン(3.65ドル/ガロン)、天然ガス 11.06ドル/千CF(11.13ドル/千CF)。
API米在庫統計 原油 ▲1.5MB(前週▲0.6MB)、クッシング +300KB(+800KB)、ガソリン +1.1MB(+0.2MB)、ディスティレート ▲1.3MB(+0.2MB)、稼働率 +1.0%(+0.9%)。
・DOE米在庫統計市場予想 原油+0.7MB、ガソリン+0.1MB、ディスティレート▲1.5MB、稼働率+1.0%。
・Brent、2010年以来の80ドル割れ。
・IEA、海上輸送石炭価格は2020年までに40%上昇し100ドルに。
リビアのSharara地区からZawiyaターミナル向けの原油輸送が停止。
サウジアラビア ヌアイミ石油相、「OPECは価格競争をしたい訳ではない。サウジアラビアが価格を決めているのではなく、市場が決めている。」
OPEC月報 世界石油需要 Q314 92、Q214 92.5、Q115 91.4、Q215 91.3、Q315 93.2、Q415 93.6
 非OPEC供給(含むNGLs) Q314 55.9、Q414 56.4、Q115 57.1、Q215 56.9、Q315 57、Q415 57.7
 Call on OPEC Q314 30.2、Q414 30.2、Q115 28.4、Q215 28.4、Q315 30.1、Q415 29.7
OPEC総会への思惑を排除するためか、Call on OPECに変化はなし。

【米石油在庫統計コメント】
・昨日の在庫統計は市場予想比原油・ガソリンブル、ディスティレートベアな内容だった。原油は生産が横ばい、輸入が減少(▲0.4MBD)、稼働率が上昇(+1.8%)したことから先週から在庫の増加幅を削り、在庫は+0.5MBとなった(在庫日数は▲0.5日の24.1日)。在庫日数は過去5年平均程度まで低下した。WTIの価格に大きな影響を与えるクッシング在庫は前週比▲551KBと4週間ぶりに減少に転じた。PADD2の稼働率は前週比+3.2%と大幅に上昇しており、輸入も▲0.1MBDと減少したことが影響した。但し方向性として今後もクッシング在庫は増加基調にあると考えられ、WTIの期近の価格押下げに寄与すると考えている。ガソリン生産は増加(+0.6MBD)、輸入は横ばい、出荷が増加(+0.1MBD)して同じ時期の過去5年の最高推移純に迫ったことから、在庫は▲1.4MBの減少となった(在庫日数は▲0.5日の22.5日と過去5年の最低水準を下回った。輸出需要を含む在庫日数は21.4日と過去5年の最低水準を下回る)。OPECの減産見送りの可能性で原油価格・石油製品価格が大きく下落しており、エネルギー関連支出の増加に寄与したと考えられる。在庫日数を考慮するとRBOBクラックは15ドル/バレル程度まで回復すると予想されるが、絶対価格の水準が低下していることからこのレベルを回復するのは難しくなってきた。但し在庫日数は過去5年の最低水準を下回っているため、底堅い推移になるだろう。ディスティレートは生産が増加(+0.1MBD)、輸入が増加(+0.1MBD)したことから、出荷は横ばいだったものの、在庫は▲0.7MBの減少と先週から減少幅を大幅に削った(在庫日数は▲0.2日の33.2日と過去5年平均を下回る。輸出含む在庫日数は▲0.3日の24.4日と過去5年の最低水準)。ディスティレートの出荷は減少傾向にあり、季節性を無視して過去5年の最低水準となった。価格下落はあるが輸送需要の減少が引き続き懸念される状況。シーズン入りした米灯油は、最大消費地であるPADD1地区の在庫が7,721(前週比+767KB)と過去5年の最低水準である、12,072KBを大幅に下回っている。グレート・プレーンズから東海岸に掛けて例年よりも気温が低下する見込みであり、この在庫水準だと灯油価格が冬場に掛けて大幅に上昇する可能性はあるだろう。

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◆主要指標

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【為替・株】
NY ダウ :17,612.20(▲2.70)
S&P500 :2,038.25(▲1.43)
日経平均株価 :17,197.05(+72.94)
ドル円 :115.53(▲0.25)
ユーロ円 :143.72(▲0.72)

【MRAコモディティ恐怖指数
総合 :20.35(▲0.32)
エネルギー :22.89(▲0.13)
ベースメタル :17.97(▲1.33)
貴金属 :19.60(▲0.14)
穀物 :22.90(+0.19)
その他農畜産品 :19.41(▲0.24)




【主要商品ボラティリティ
WTI :21.68(+0.3)
Brent :20.97(+0.9)
天然ガス :39.56(▲0.76)
米ガソリン :25.11(▲0.41)
ICEガスオイル :20.28(▲0.95)
LME銅 :14.04(▲2.38)
LMEアルミニウム :17.00(▲1.25)
金 :30.61(+0.22)
プラチナ :15.96(+0.03)
トウモロコシ :23.80(▲2.28)
大豆 :30.61(+0.22)

【エネルギー】
WTI :77.18(▲0.76)
Brent :79.85(▲1.82)
米ガソリン :210.70(+0.34)
米灯油 :244.69(▲2.18)
ICEガスオイル :725.00(±0.0)
天然ガス :4.19(▲0.06)
天然ガス :54.63(+0.33)

【石油製品(直近限月スワップ)】
Brent :80.94(▲1.78)
SPO380cst :452.10(▲7.47)
SPOケロシン :97.42(▲0.98)
SPOガスオイル :95.16(▲1.04)
ICE ガスオイル :96.41(▲0.49)
NYMEX灯油 :242.04(▲1.49)

【貴金属】
金 :1161.72(▲2.61)
銀 :15.67(▲0.05)
プラチナ :1202.69(+0.06)
パラジウム :774.58(+1.98)
※ニューヨーククローズ。

【ベースメタル】
(3ヵ月公式セトル)
銅 :6689.00(+64:63.5B)
亜鉛 :2280.00(+37:5.5C)
鉛 :2043.00(+18:9C)
アルミニウム :2049.50(+35:12.5B)
ニッケル :15600.00(+440:65C)
錫 :20125.00(+150:25B)

(3ヵ月ロンドンクローズ)
銅 :6678.75(▲10.25)
亜鉛 :2279.00(+7.00)
鉛 :2046.75(+2.75)
アルミニウム :2059.75(+15.00)
ニッケル :15567.00(+112.00)
錫 :20159.00(▲16.00)
バルチック海運指数 :1,327.00(▲43.00)
※C=Cash-3M コンタンゴ、B=Cash-3M バック

【LME/上海裁定取引
銅 :+124(+55)
亜鉛 :+18(+34)
鉛 :+184(+16)
アルミニウム :+578(+46)
ニッケル :+1,186(+445)
錫 :+799(+304)
※LMEの公式セトルメント価格(Cash)から上海のスポット価格を引いたもの(17%の関税考慮)。


【鉄鋼原料】
#REF!
SGX鉄鉱石 :75.97(+0.05)
NYMEX鉄鉱石 :75.95(+0.04)
NYMEX原料炭スワップ先物 :109.8(▲0.08)
上海鉄筋直近限月 :2642(+12.00)
上海線材直近限月 :3184(±0.0)
米鉄スクラップ :398(±0.0)

【農産物】
大豆 :1048.25(▲18.25)
シカゴ大豆ミール :395.00(▲5.60)
シカゴ大豆油 :32.22(▲0.65)
マレーシア パーム油 :2214.00(▲20.00)
シカゴ とうもろこし :377.75(+4.00)
シカゴ小麦 :542.75(+17.50)
シンガポールゴム :167.00(+3.20)
上海ゴム :11395.00(+175.00)
砂糖 :16.36(+0.13)
アラビカ :184.40(▲0.15)
ロブスタ :2038.00(+7.00)
綿花 :61.94(▲1.36)

【畜産物】
シカゴ豚赤身肉 :90.70(+0.80)
シカゴ生牛 :168.23(+0.98)
シカゴ飼育牛 :239.40(+0.55)

※全ての価格は注記が無い限り、取引所で取引される通貨建。

【雑感】

【落下】

中年になってから
手の表面がすべすべになってきた。
というか、水分がなくなり
スーパーのレジ袋が水にぬらした布巾なしでは開かなくなり
お金や紙を数える時も指を舐めたくなる衝動に
激しくかられるようになった状況
と説明する方が適格か。

で。

この前、仕事でビジネスホテルに宿泊したとき
朝、歯を磨こうと思ってあの小さい歯磨き粉を手に取ったら
ツルっと滑って私の左の方に落ち

左...って便器があるぞっ!!

うおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!

落ちました...orz

そのまま便器のレバーを引いて
流そうか?
とも思ったんだが
こういう異物は確か、詰まっちゃうんだよなぁ...詰まっちゃうんだよなぁ...
迷惑かかるよなぁ...。

ということで、手を入れて取りました...(涙)
こういうのって、石鹸で死ぬほど洗っても
何だかちっとも手が綺麗になっていないような気がするからホントに嫌です。

次からは、便座のふたを閉めて歯を磨くようにしよう。
私が、価格リスクのアドバイスをするときに

「実際にそれが起きてからでは遅い。
どういったリスクが発生するか、発想を豊かにすることが大切」

と、偉そうに言っていますが
豊かな発想が掛けていたようです。
便座を開けたままで歯を磨くのはリスクです。

って、これ書いてたら思い出したけど
大学の頃に付き合っていた女の子と旅行に出かけ
トイレに彼女の化粧ポーチを落とし
死ぬほど怒られたのを思い出しました。

やっぱり。

遭遇してしまったリスクとはちゃんと向き合って
現状を把握し
それに対するリスクソリューションや
次回発生したときの対応策を検討しておくことが重要
ってことですね...
大学生の頃から起業してれば
今回の歯磨き粉落下事故はなかったんだろうなぁ。。