リレー小説-第68話

【商品市況概況】

「中国統計鈍化とドル高で総じて軟調

昨日の商品価格は総じて軟調な推移となった。中国のGDPは市場予想を上回る内容だったが、その後に発表された鉱業生産、固定資産投資などが市場予想を下回り、同国の景気減速が継続していることが確認されたため、景気循環銘柄が売られた。


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【雑感】

【リレー小説-第68話】

「あなたは誰!?なんで私は檻の中にいるの!?
ここから出して!」

「いやいや、そこに転がってる男みたいなやつらがいるから
危ないんでね、君はそこの中にいたほうが安全だ」

「あの人たちは...あなたが殺したの!?」

「いや、俺たちじゃない。別の男だ。
いや、男、というべきなのか」
「どういうこと?」
「君は細かいことは知らないで良い。
ただ、君の危機を救ってくれた男がいたってことだよ」


もう1人の男が口を開いた。


「その男はいつでも君を守っている。格闘技の達人さ。」


何が何やらわからない。
彼らの言葉を信じるならば、私の記憶が飛んだ時に、私を助けてく
れる格闘家がいるようだ。
しかし明確に殺人を犯している。
そんな危険な人物に守られているとは逆に生きた心地がしない。

「我々は日本政府と同盟を組んでいるN国の研究員だ。
君を守っている格闘家の身体能力は常人を超えているため、
追いかけているのだ。
君に近づいていれば彼に出会うチャンスは増えるからね...
心配だろうが、何かあったら我々に連絡しなさい。」

不思議なことだが、茉実は彼らのいうことを受け入れることに
ためらいはなかった。
少なくとも人を殺したのが私ではなかったという安心感が
そのようにさせたのだろうか。
自分でも訳が分からないが、彼らを受け入れることが、
正しい選択である、と心の奥底で誰かが私にささやいた気がした。

「それで、私はこれからどうすればいいんでしょうか...」
(続く)