IT化

【商品市況概況】

新型肺炎への懸念後退で総じて堅調」

"【昨日と本日の各セクターショートコメント】
◆エネルギー:原油価格は上昇。最大消費国である米国の経済統計の改善、新型コロナウイルスの中国での被害拡大ペースが鈍化していること、中東情勢不安が材料視された。昨日の上げ幅が大きいため本日は調整売りで軟調か。


非鉄金属コロナウイルスの新規感染者数の増加ペース鈍化で上昇も、米統計の改善を受けたドル高進行で下落。新型肺炎の影響緩和「期待」と目先の現実的な需要の減少(工場不稼働)が相殺される形となり、もみ合い。


◆鉄鋼原料:Rio TintoやValeの減産観測で小幅高。中国の工場低稼働状態は継続する見込みであるが、供給面の調整観測を受けて結局もみ合い。


◆貴金属:新型コロナウイルスの影響拡大懸念を受けた実質金利の調整バイアスの強まり、中東情勢の悪化懸念から上昇。低金利政策継続と原油の戻りで堅調。


穀物:トウモロコシ・小麦が下落、大豆が上昇、テクニカルな取引が継続。需給見通し立てにくく(政策的な需要増加、新型肺炎の影響による需要減少、など)もみ合い継続。


※より詳細な説明は以下をご参照下さい。
※市場データ・グラフ類は添付ファイルをご参照下さい。"

"【昨日の市場動向総括】
昨日の商品市場は非鉄金属などの景気循環系商品とその他の農産品や穀物の一角が売られたが、総じて堅調な推移となった。新型コロナウイルスの新規感染者数の増加ペースが、特に中国で減速していることが、景気の先行きへの楽観を強めたため。

また、昨日発表された米国の経済統計が総じて良好な内容であったことも、景気循環系商品価格の上昇要因となった。

中国の統計が正しいかどうかの議論はあるが、WHOが発表しているベースでは減少傾向が持続している。また、昨日もコメントしたが、中国での感染者はその大半が湖北省に集中しており、その他の地域の感染者数とは1桁から2桁、ケタが異なる。また、死亡者数も湖北省が1,921人だが、全体では2,006人でありやはり湖北省に集中している。

これを勘案すると世界的なパンデミック(ヒトからヒトへの断続的な感染が大規模に発生する)リスクは後退していると考えられ、事態終息は想定よりも早いかもしれない。

ただ、中国以外の国での拡大も懸念されるため楽観は禁物である。やはり中国政府が主張するように3月末で事態が鎮静化するにしても、この悪影響は4月頃までは続くと見るのが妥当だろう。本格的な終息は初夏頃だろうか。

この状況と異なるのが日本である。日本は他国と比較しても検査体制の整備に遅れが目立ち、感染検査が本格化したのは今週からである。実際これを受けて新規感染者数は増加した。


※関連グラフはリンクをご参照下さい。詳しい解説は「MRA商品市場レポート for PRO」をご購読下さい。
https://marketrisk.jp/news-contents

※Brent原油の期間構造アップデートはこちらから。
https://marketrisk.jp/news-contents/contents/8377.html

 

新型肺炎関連情報

新型肺炎の感染も拡大しており、どのように終息するかは全く予想がつかない状況。今のところ市場参加者は新規感染者数の増加に注目している。

新型コロナウイルスの新規感染者数状況は、こちらのリンクからどうぞ。
https://marketrisk.jp/news-contents/contents/8599.html


※より詳しい解説は、MRA商品市場レポート(有料)の「昨日の世界経済・市場動向のトピックス」「MRA's Eye」などで解説しています。

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【雑感】

【IT化】

数日前ですが
槇原敬之がまた覚せい剤で捕まりましたね
やはり、(あるか分かりませんが)オリンピックに向けて
薬物の撲滅の動きを当局は強めていた、ということなんでしょう。

薬物の使用は全く擁護できませんが
過去の歴史を見てみても芸術家、と言われる人が
薬物を使っているケースは多く
やはり精神的に辛くてこういう方向に
逃げ込んでしまいがちなんでしょうね
凡人の私は全く分かりませんが。

ですが。

これに伴って、この人が作った楽曲を遣わないようにする
というのはどうなんだろう、ってちょっと思ったりする
まぁ、本人の映像が出てくるようなものは
テレビや映画の場合にはスポンサーのイメージ悪化もあるので
使わないようにする、というのは分かるんですが
ちらっと見たのが「教科書に出ている槇原敬之の歌をどうするか」
というのは、やややりすぎなような気もするんですよね。

それ言い出したら、イエスタデイとかイマジンとか
教科書載ってますけど、いずれも大麻やっていた
ビートルズのメンバーの曲ですよねぇ。

でも、こういった方々も時間が経過していたり
有罪判決を受けて禊が済んでいたりするので
問題はないのか。

といっても、やっぱり教科書に載ったり
メディアで流れたりすると

「ああ、有名になれば薬物をやっても許されるんだ」

って思う人が増えると困るから、少なくとも今はダメなんでしょうかね。
と、思うとやはりiPadとかがもっと普及し
教科書も電子教科書になれば「一時的に削除」ってことも
容易にできるようになるよな。

今回のコロナウイルスの件でも
香港の学校はオンラインでの授業に切り替えているらしい
また、現金からキャッシュレスになっているので
ウイルス感染も恐らくこちらの方が可能性が下がるだろう

と、個人的には「電力がダウンすると即時に使えなくなる」
というリスクはありながらも、こういったIT機器を普及させた方が
リスクは小さくなるうえ、フレキシブルな運用ができるようになるんだなと
薬物とコロナのニュースを見ていて思いました。

日本も、公共投資というよりはこちらの方向に予算を割いた方が
いろいろ、いいんじゃないでしょうかね。