トイレットペーパー

【商品市況概況】

「米経済対策期待で広範に買戻し」

【昨日の市場動向総括】
昨日の商品市場は軒並み上昇した。市場の安定化のために米トランプ政権が所得税減税の方針を示したことで、リスク資産全体に買戻しが入る流れとなった。

正直、コロナウイルスの影響拡大によって世界の為政者は合理的な判断をできているとは言い難く、情緒的な政策決定が非常に目立つ。その結果、リスク資産価格が乱高下してしまう状態が続いている。

コロナウイルスは恐らくほとんどの国に感染拡大しており、パンデミックになっている可能性は高い(WHOがこの期に及んで「コントロール可能」と表現するのは中国に対する忖度か)。

特に懸念されるのが、医療体制の整っていないアフリカ。アフリカは資源獲得のために多数の中国企業が進出しており、感染者が多い可能性は高い。この場合、資源供給(特に鉱物資源)の供給に懸念が生じる可能性がある。


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【雑感】

【トイレットペーパー】

ニュースでトイレットペーパーが山積みになっているのを見た
我が家は枯渇しかかっているのは前日お話した通り
帰りに薬局によってみたがやはりない
手で...何としても回避したい。

宇宙戦艦ヤマト

「地球滅亡まで後●●日」

と、必ず出ていたが
我が家のトイレットペーパー消滅までは
その日の調子にもよるのでよくわからない
子供が学校に行っていないことを考えると
実はあと3日も持たないかもしれない
これはやはり死活問題だ

結局、手元に届かないのは
私のように、潜在ニーズが顕在化し
マトモな選択ができなくなった時についつい買ってしまうのだ
アマゾンや楽天で価格が急騰しているのはこのためだ

商品市場を分析するときに

コンタンゴ

バックワーデーション

という言葉がある。コンタンゴは、将来受け渡す価格
例えば1ヵ月後の受け渡し価格の方が
今、買う価格よりも高い状態のことを指す。
これは、現物の供給に問題がないときに発生し
1ヵ月後の受け渡し価格は通常、金利と保管料分だけ高くなる

バックワーデーションはこの逆で

「どうしても現物が今欲しいとき」

に、供給が十分でないと発生することになる。
我が家はまさにそのう状態なので、多少高く手も購入するだろう。
私は分析したことはないが、恐らくトイレットペーパーの期間構造は
高い確率でバックワーデーションになっているはずだ
バックワーデーションの状態は
生産や供給が増加して調達に不安が無くなる
あるいは価格が上昇して需要が減少することで解消する。

今回の場合、後者の可能性は低いため
生産が増える必要があるが
供給途絶への懸念が強いため、購買者は自制できない
そのため、そもそもの在庫水準と
いつどれだけの量、デリバリーされるか
が分かっていれば、恐らく混乱は回避される。はず。

と、思うと日頃から多少在庫は積んでおいた方が良い
と、思うんですけどね。
なので、いろいろなものはなるだけ多めに買うようにしてるんですが

「パパはいらないものをたくさん買う」

と、家族から批判されているのでなかなか難しい。
保管するスペース(ヤード)が小さいためである。
これを解決するには倉庫を借りるか
もっと大きな家に超すしかない。

ただ、トイレットペーパーのために引っ越すのは
やり過ぎ感が否めない
何千万円もかかってしまうし
引っ越し代だって馬鹿にならない。
それだったら、パニック買いというよりは多少高くても
今、本当に必要なので、ニーズが顕在化しているわけで
アマゾンとかで高くても買ってしまう、ということになる。

ということで、いつ入荷があるかアナリストに聞いてみる...
ということになるわけだが、これもただの予想なので当たる保証はない。
結局、購入価格が確定し、現物を確保できているのが
リスクのない状態、ってことなんだな。価格が変動するというよりも。

と、改めていろいろ考えてしまいました。