朝ラン

【商品市況概況】

「リスク回避一巡で買い戻し続く」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品市場はその他農産品や貴金属などの非景気循環型商品が売られ、その他のセクターは軒並み買い戻しが入って上昇した。

テーパリングを意識したリスクオフが一巡し、買い戻しが優勢となる中、FRBパウエル議長がタカ派的なスタンスを維持する発言を継続したものの、足下のインフレは一時的であり、早晩収束すると見ていること、仮に対応が必要になった場合には対処する(緩和解除ペースの鈍化や緩和解除自体を見送る、などの選択肢が含まれると考えられる)、としたことでリスク選好が回復した。

ただ、米国の景気は回復過程にあり、過剰な金融刺激が必要な状態では徐々に無くなっていることもまた事実であり、テーパリングを実施する見通しを変更する必要は無い。

ただ、8月ジャクソンホール経済シンポジウムの際に宣言されるとみられたテーパリング開始宣言が7月のFOMCに早まる可能性がある、ということだろう。

金融政策正常化の「パス」自体は変わらず、タイミングが早まったという整理で良い。結果、特に景気循環系商品価格には下押し圧力が掛りやすいが、下落余地も限定されると予想される。


今回と前回のテーパリング実施時の違いは、来年以降も「脱炭素」や「対中国」という文脈で追加で経済対策実施が見込まれているのと、そうではないのとの差である。

 


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商品価格が乱高下しており、脱炭素や中国政府の資源価格下落に向けた市場への介入、米テーパリングの進捗、世界的なインフラ投資加速...といった複数の材料が絡み合い、先行きが見通しにくくなって来ました。

その中で、大きなトレンドとしては2020年度よりも2021年度の方が、企業の資源調達コスト(原材料・光熱費など)が上昇する可能性が高まっています。

既に調達コストの上昇が顕在化しているような場合、まずはご連絡を。

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【雑感】

【朝ラン】

実は今、7月リリースの下期見通しを作成するための
追い込み時期でして
毎日、相当苦しんでいます。

で、いつも思うんですけど予定を前倒ししないと
絶対終らないんですけれど
非常に高い確率で6月の最終週にかけて
一度作った見通しを作り直ししなければならなくなります。

これって、結局半期末だから
いろいろなスケジュールがこの時期に集中するので
こうなっているんですよね。何回も見てきました。

今年も結局そうなるんですけれど、そのおかげで
本当に自分の時間が取れなくなった。
いや、早めに家に帰っているんですけど
結構ぐったりで、コロナ以降、義務化してきた
腕立て・腹筋をサボる日が出てきてしまっている。
よろしくない。

ということで、今朝は意を決して
レポート執筆前に走ってきました。

いやー、やっぱり朝の方が涼しいですわ。
冬ぐらいから寒いのでお昼に走っていたんですけれど
夏は朝ですね。

時間が変わることでいつも走っていた人には会わなくなりましたが
朝早いと、1.高齢な方、と、2.本チャンでやってる人、
が多いことに気づいた。
なので、非常に走るスピードが速い人と、遅い人両極端で
中間の僕ぐらいの人はあんまりいなかった(少なくとも今朝は)

でも、本チャンで走ってる人は、時間は朝なんだろうな。
友人のBruce池水は、4時ぐらいから走りはじめて
10キロとか20キロとか30キロとか、朝のウチに走っちゃうみたいだし。

ということで気分一新、なんだか今日は
分析レポートを書く速度も速かったような気がします。
明日も朝、走ろうかな。

では本日もよろしくお願いいたします。