今日の料理再び

【商品市況概況】

「上海ロックダウン解除でリスクテイク継続」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品市場は米国市場が休場だったが、総じて堅調な推移となった。これまで特に鉱物資源価格を押し下げ、サプライチェーンの混乱で世界経済に悪影響を及ぼしてきた上海のロックダウンが6月1日から実質的に解除される方針が湿されたことで、市場参加者のリスクテイク意欲がさらに回復したことが背景。

ほとんどの商品が上昇しており、下落した商品は限られた。

また、EUがロシアに対する追加制裁、特に原油に関する制裁を強化するとの見通しも原油価格を押し上げることとなった。

なお、原油の輸入を停止し、他の油種(例えばWTIなど)に変更するというのはそう簡単ではない。原油の性状が異なるため、製油所が適切に稼働しない、場合によっては故障してしまう可能性もあるため、原油ならば何でもよい、というわけではない。

ハンガリーがロシア産原油の禁輸に反対しているのは、親ロシア政権であることもあるが、他油種に変更する場合の設備投資や、その他の原油を処理しても大丈夫かどうかのチェックも行う必要があるため、と考えられ、それは当然といえば当然である。

結局、これまで長い間続いてきたものを急に数ヵ月で変えようと思ってもそれは難しい、ということである。

 

【雑感】

【今日の料理再び】

読者の方から「過去の再掲ではなく、新ネタを」
と、お叱りを頂いたので反省し
今日の料理のHPを改めて見てみて、刮目した。

給料日前後のメニューの変化に私は着目してはや10年
子供が生まれ、仕事も忙しくなり
今日の料理を見る時間が減っていた自分を反省している。

というのも、そもそも

「もはや今日の料理に牛肉は出てこない」

という変化を見逃していたことだ。
例えば、直近のメニュー(2022年5月25日から)を見ると

新ジャガイモ(シン・ウルトラマンではない)の白味噌焼き
薄焼きビビンバ
レアチーズケーキ
フーチャンプルー
担々麺
実山椒のつくねスープ煮
実山椒ペースト
何でもありのかき揚げ丼

である。
この中で牛肉を使ったメニューはゼロ。
フーチャンプルーではチャーシューが1枚使われていて
担々麺では豚肉200グラムが使われているが、牛肉ではない。

いやー、たまたまでしょう?
って思う人が居ると思うので(かくいう私もそう思ったので)
過去に遡り、昨年末まで見てみたところ、豚・鶏は使われてますが
明確に牛肉がメニューになっているものはなんとゼロ。
あえて言えば2022年1月21日の

「ジューシーハンバーグ」

ぐらいだ。
でも、あいびき肉なので牛肉メインではない。
これ、明らかに資源高・円安の影響で
輸入物価の上昇が家計を直撃し、食卓が厳しい状態になっていて
予算内で購入出来る食材にシフトしているってことですよ。

この前の雑感では、ビーフサンドとか牛すじ(筋ですが...)
ミートローフなんてのが給料日前後には上がっていましたからね...

これに対してフーチャンプルーとか

「卵液を吸ったフワフワの車麩は、まるで肉のような存在感を放ちます!」

とか、何でもありのかき揚げ丼は

「使いみちに迷った野菜はかき揚げにすれば問題なし!」

って書いてある。いや、使い道に困ったとはよくいったもので
要は冷蔵庫に残っている野菜の調理法な訳です...

いや...NHKさんやここに出てくる料理研究家の先生方も
メニュー作りと説明文に知恵を使っているんですねぇ...

豚肉や鶏肉は確かに牛肉から比べれば安くてヘルシーなので
最近は鶏肉を使って吉野家をはじめとする牛丼チェーンが
親子丼の販売を始めたりしてますからね...

給料日には牛肉がメインの食材になる時代が
早く戻ってくることを期待しています。

あぁ。

週末に暗い感じになりましたが
皆様、良い週末を!!