ポップス

【商品市況概況】

「堅調地合続く~発電燃料価格は高騰」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品価格は発電燃料やその他農産品、非鉄金属の一角が上昇し総じて堅調だったが、原油に関しては水準を切下げる展開となった。最も下落したのはビットコイン

IMFが経済見通しを発表、大幅に下方修正されたがある意味これは予想の範囲内とされ、昨日については商品価格への影響は限定された。一方で、景気への懸念から「流動性が確保されている」原油は下落したが、その他、流動性が充分でないものは高値を維持する形となった。

ロシアの軍事侵攻に対する制裁で、西側・東側で価格が異なる「一物二価」の状態が定常化しており、我々西側諸国が購入する商品価格は割高になりつつある。

発電燃料の需要がピークとなる冬場に、欧州を含む西側諸国の民意を、自分達の生活を犠牲にしてまでロシアを制裁する意味がない、という方向に向けようとしているロシアと、そうはさせじと代替手段を探る西側諸国の対立の構図だが、ここから11月頃までの駆け引きはかなり厳しくなることが予想される。

 

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【雑感】

【ポップス】

SBI証券の北野さんは大変な読書家である
毎日1冊は読んでるんじゃないだろうか。
SMBCの森田長太郎さんもめちゃくちゃ本を読んでいる。
インフルエンザで休んだ時に
1週間、本を読む時間ができて非常に良かったと仰っていた。

一方で私はマンガばっかり読んでいる。
恐らく毎日1冊、インフルエンザのときはきっと1週間で
30冊は読むだろう。

本当にダメなアナリストだなぁと日々思って生きているんですが
いや、もうこれでいいやと思ってるんですけど(苦笑)

この前、北野さんが「桑田佳祐論」という本を読んだ話を
ちょっとしたSNSに書いていた。

二年前だ。ホテルに女といた。いい女だった。
ピーカンの午後だ。二日酔いで何もしたくなくて、
ベッドでいちゃついていた。

いちゃつくのも飽きて、二人で天井を見上げて、ラジオを聞いていた。
波の音が聞こえてきた。カモメの鳴き声も。

突然、胸をしめつけられるようなイントロが始まって、
「抱きしめたい……海岸で、若い二人が」と桑田が歌いだした。
僕はガバッと起きて、ラジオのボリュームを上げ、いかしてんな、と言った。
女は、サザン最高、と言った。
これがポップだ。

書かれたのは84年4月。なので、村上龍が捉えたのは
初期サザンということになる。

この一文は、それまでの日本になかった
「ポップス」というジャンルを生み出したという
初期サザンによる偉大なる功績を、見事に書き表している。


なるほどな、歴史を作るってこう言うことだよな
人を感動させてそれが歴史を作るんだよな、と。

桑田佳祐スゲぇな、と思う一方で
男女の過ごしている時間にかわされた2人の会話の中で
使われた「いかしてんな」って、この一文。
大した一文じゃないけれど、私も地味に物書きなので
この一文をひねり出すことがどれだけすごいか。
村上龍は大したもんだ、と思う。


それにこの切り取られた男女のカップルの
朝のワンシーンの描写を読んで思いますが
結局、ブーム、流行、カッコいい、悪いって
カップルで過ごす時間の中で作られることが多いんだよな
とも思いました。

時代は流れて、それが男女のカップルであっても
男男のカップルや女女のカップルもある時代。
どんなことがいかす時代になるんでしょうかね。

と、微妙に湿っぽい雑感ですみません。

今日もよろしくお願い致します!