身ぐるみ剥がされる

【商品市況概況】 2023年2月16日 市況

「米PPI強気で軟調フィラデルフィア連銀製造業指数は悪化」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品価格は米PPIの伸びが市場予想を上回ったことで金利高・ドル高・株安となり総じて軟調な推移となったが、非鉄金属に関しては、中国新築住宅販売価格の下落が止まったことや割安感から買いが入る形となった。


昨日の米PPIを受けてFOMCメンバーの発言を受けてターミナルレートのピークはやや上昇している。

なお、毎回のFOMCでの利上げ見通しは、3月が25bpの利上げ確率は86.3%(前日87.8%)で変わりがなく、5月も25bpの利上げの可能性を8割以上としている。

6月のFOMCの25bp利上げの可能性は59.5%(39.9%)に上昇、7月の25bp利上げも40.3%(33.5%)と上昇しており、市場はFRBがややタカ派に転じたと受け取っているようだ。


しかし、その後に発表されたフィラデルフィア連銀製造業指数は市場予想・前月を下回る大幅な減速となった。内訳を見ると、新規受注の減速(▲10.9→
▲13.6)が目立つ。

一方、仕入価格26.5(24.5)と上昇しているが、販売価格は14.9(29.9)と大幅に低下している。仕入・販売とも上昇していたニューヨーク連銀製造業景況感指数とはかなり様相が違う内容だ。

雇用者数も5.1(10.9)と減速し、先行き見通しも1.7(4.9)と下方修正。これだけを見ると、米国の先行き見通しは決して明るくないことになり「米国のインフレ期待は減速する」という見通しを変更する必要はない、という結論になる。

ただ、米国の景気減速(ないしは拡大)は地域毎、業種毎でまちまちであることは確実であり、かつ、インフレもまだ続いていることを考えるとしばらくは現在のタカ派な金融政策が継続する、と考えられ広く商品価格の下押し要因となろう。

 

 

【雑感】
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【身ぐるみ剥がされる】

かつての上司がとある大手銀行のロンドン支店で働いている。
ロンドン支店長なので、肩書き的にも出世した方だ。

で、弊社のレポートも購読してくれているのだが
最近、メールを配信するたびに


「●●は長期不在となっています」


というメッセージが送り返されてくる。
ああ、長期休暇か、と思っていたのだが
かなり長い間、このメッセージが
返信し続けられているんですよね。

で、ふと思い出す。

彼がロンドンに転勤になった時、金融当局から

「従業員などに不正があった場合、全責任は支店長に帰する」

的な書類にサインさせられた、といっていたことを。


え、従業員じゃなくて、支店長の責任になるんですか???
って思いましたが、詳しい話は知りませんけれど
英国はどうもそうらしいです
(英国在住で金融機関勤務の方、これで合ってます?)

と、もし彼が言っていたことが正しく、私の記憶が確かならば
これひょっとして、従業員が何かやって、彼は身ぐるみ剥がされたのでは...

と、心配になり連絡してみたら
単純に日本で使っていたメールアドレスが
転勤で使えなくなっただけ、でした...

もぅ。勘弁してよ。
慌てて、銀行の通帳の残高を確認しましたよ...
向こうのご家族全員を養うことはとっても無理、だなぁと思いつつ。

いや、無事で良かったです。
そしたらネタにしていいよ、ってメッセージが来たので
あぁ、それはネタにして欲しいんだな
と勝手に理解して使わせてもらいました。
ネタ1つ、有難うございます!


っと、今日は良い天気ですね!
悪いことはきっと何も起きないはず、と信じて
今日も1日よろしくお願いします!!