(再)長生きクラブ-その2

【商品市況概況】 2024年5月20日 市況

「鉱物資源バブル続く」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品市場はこれまで価格上昇が顕著だったソフトコモディティと液体系エネルギー価格が下落したが、その他の価格は軒並み水準を切り上げる展開となった。

最大経済国である米国の景気減速観測が強まっているが、それに伴い金融緩和期待が強まっており結果的に株価を安定化させ、ゴルディロックス相場を形成していることが総じてリスク資産価格を押し上げている、と言える。

この四半期で最も顕著な上昇になっているのはLME非鉄金属(昨期末比+22.1%)であり、次いで貴金属(+14.3%)となっている。貴金属の金価格が上昇しているのは脱ドルの流れと新しい通貨圏構築(詳しくは有料レポートの貴金属のコラムをご参照下さい)の流れで、50年前に金価格が上昇した構図と非常に似ている。

非鉄金属の上昇は金が上昇し、天井感が出ると銀が物色され、その後流動性の高い銅・アルミから物色され、非鉄金属全体に広がるという、過去にも何回か見られた価格上昇パターンと同様の上昇になっている。

非鉄金属価格の上昇に、「EVや脱炭素」「優良鉱山の不足」「資源ナショナリズム」を上げるレポートは多く、弊社も長期的にはその見通しである。

恐らく脱炭素が進む中では代替資源として鉱物資源が物色され、最終的には穀物などの農産品に市場の注目が集まると見ている。

しかしそれは長期的な材料であって短期的な材料ではなく、Q224になってから突如材料視されるものではない。

恐らく株価にやや天井感が出る中で、テーマ性がある商品は物色対象としやすいことから、投資銀行並びにファンド筋がこの四半期の投資対象(購入対象。投機筋は売る現物を保有していないため、投資の際には買いから入りやすい)にした可能性が高いと考えている(詳しくは昨日BSテレ東での解説をご参照下さい)。

https://marketrisk.jp/news-contents/news/31839.html

ただ、形はどうであれ、投機筋はEVや脱炭素、優良鉱山の減少を材料に鉱物セクターを物色しているため、しばらくは高値が続くことになると予想される。

ただ、こうした鉱物資源価格の急騰はパリバショック、リーマンショック前にも確認された動きであり、下振れリスクも念頭に置く必要があろう。


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【(再)長生きクラブ-その2】

すみません、諸般の事情で
(再)長生きクラブの2回目です。
とある読者の方から言われました。「話、作っているでしょう?」と。
しかし、ここに書いてある話は実話です。

「あいつは若いぞ!!」
「先に乗る必要があるのかッ!!」

だから、そんなに元気ならもうちょっと待ちなさいっての。
と、思っていたら分別のある老人がこういった。

「あれは、俺たちよりも高いお金を払っている人だから先に乗るんだよ」
「ああ、そうかなるほど」

うーん。1人ぐらいそういうことを言ってくれる人がいないとね。
と、思っていたら老人の1人が

「何だッそれはッ!!小僧のくせに生意気に」
「そうだッ!!結局、金・金・金の世の中なんだ」

...いや、ずいぶん論点がズレて来てると思うんですが。。。
とほんの数分の間に老人ズがエキサイト。
やっと彼らの乗る順番になった。
もぅ。教育によろしくないから皆さんきちんとしてくださいよ。
と、思ったら大勢の老人が改札に殺到。

「割り込むな!!」
「俺の順番だ!!」
「俺は老人だッ!!」

あああああッ!!もうッ!!
キチンと並んでくださいよ。 孫が見たらなんというか。
小学生じゃないんだから。
入り口でもめはしたが、順番にチケットを機械に通し始める。
そしたら1人のオバちゃんが

「あら、通らないわ。これ壊れているんじゃないの?」

と、グランドホステスに軽く嫌味。グランドホステスはひるまず

「お客様、これは帰りのチケットですので行きの分を入れてください」

しかし、オバちゃんもひるまず

「もっと分かりやすく、『行き』『帰り』って書いてくれないと、
分からないでしょッ!!」

チケットに羽田発、って書いてありますからッ!!と、言いたそうな顔をしている
グランドホステス。哀れ。と、思いながら見ていたら

「あら、通らないわ。これ壊れているんじゃないの?」
「お客様、それは帰りのチケットですので行きの分を入れてください」

デジャヴか。全く同じ光景が複数回繰り返される。
もぅ。君たち。いつになったら俺、乗れるの。
と、非常に不毛なやり取りの結果、無事か有事か、
老人たちは機内に消えていった。

私も遅れて席についたところ。
周り全員「長生きクラブ」の老人で溢れている。
私が席に着くなり隣のオバちゃんが

「山田と申します、宜しくお願いします」

...おい、何だか分からないけど、お願いされちゃったよ!!
何を宜しくお願いされたか良く分からんが、とにかく私も

「あ、宜しくお願いします」

ああああああッ!!あわせちゃったよおい。
なんとなく主導権をオバちゃんに奪われた屈辱感のみ残る。
本当にこれで良かったのか、と。

「宜しくお願いします」

といわれたら

「あなたに宜しくお願いされる筋合いはない」

と、ピシリというべきだったのではなかろうか...
と、小さなことにもイラッとする状態になってきたので、睡眠を開始。
朝凄い早い飛行機だったのでひたすら寝た。
(続く)