【商品市況概況】 2024年11月18日 市況
「ウクライナ情勢悪化懸念とドル安で上昇する商品目立つ」
【昨日の市場動向総括】
昨日の商品市場は、総じて堅調な推移となった。これまで価格押し下げに寄与して来たドル高が一服し、やや軟調な推移となっていることが広くドル建て資産の買い戻し圧力を強める形となった。
また、昨日の市場で影響が最も大きかったのが、米国がウクライナに対して、ロシア領内への攻撃に長期距離ミサイルの使用を認めた、との報道。これを受けて膠着状態にあった宇露情勢が悪化し、ロシアが主要な生産国である資源の供給リスクが意識されたことが背景。
この影響を受ける商品としては、1.エネルギー(石油・石油製品・ガス・LNG・石炭)、2.PGM、3.穀物、であり、1.についてはミサイル問題とは別に既に供給減少が確認されている。
他方面への影響が大きいという意味では3.の穀物も重要になる。再び黒海周辺地域から中東・北アフリカへの小麦の供給に影響が出る怖れがあるためだ。この場合、体力の無い中東諸国(例えば内戦が続くリビアなど)のエネルギー資源供給に影響が出ることになる。
また、これに呼応するではないが、中国がアルミや銅製品の輸出に関する増値税の還付を撤廃ないしは削減を発表していることが、資源供給途絶のリスクを高めることが懸念されている。
今一度、自社が購入している資源や関連部品、製品がどこの国、地域から輸出されているかを確認する必要があるだろう。これからしばらく、世界経済はブロック化して行く可能性が高い。
(弊社サービスのご案内)
https://marketrisk.jp/service
【雑感】
※メールマガジンの2日前の雑感になります。
最新のものをご希望の方は、メルマガにご登録ください。
https://www.mra-research.co.jp/contact/#mm
【重なる】
昨日はリサイクル業界向けの講演会がありました。
皆さん、真剣に聞いて頂いていて感謝です。
循環型社会を目指そう、というのもありますが
原料確保が難しくなる可能性があるため
特に鉱物資源は供給ソースが限られるため
今後、リサイクルは世界的に重要になると思います。
さて。
肝臓の数値悪化で取り組んでいる
休肝日週2日&炭水化物抜き生活。
11月が中盤に差し掛かる中
早くも始まった忘年会の影響で
炭水化物を取ることを不可避となり
飲まなきゃ良いんですが、アルコールを飲んでしまい
結局なし崩し的にできなくなっている。
いかんいかん。
昨日もなんだかんだでかなり飲んだので
このレポートを仕上げたら、取りあえず走ら無ければ。
と、思っていたら一昨日の金曜日、私の不在の時に
長い間連絡していなかった友人がふらっとオフィスに来たらしく
なんだろう、と思ったらどうも転職なさったとのこと
しかも昨年6月に転職したらしいのだが全く知らなかった。
丁寧にお土産までおもちになられていた
ありがとうございます!
...おせんべいとまんじゅうでした。
いや、これはえーと...炭水化物と糖分ですね。
美味しそうなので自宅でいただきました。
ありがとうございます。
更にどうでもいいんですが
再びギックリ腰になりかかり、運動も制限。
結局太る方向に舵が切られており
オムロンの体重計も
私の体重が増加傾向にあることを指摘してくる。
そう。なんでなんですかね?
こういうのって重なるんですよね。
原稿の執筆依頼も満遍なく頂ければ良いんですが
締め切りもほぼ同じ日程の依頼が重なりますし。
今回は日米政権交代があったんで
その影響が多岐にわたることからご依頼は来ますよね
有り難いことなんですけれど
と、かなりここから年末までは
精神的にも、体力的にも、体重的にも、肝臓的にも
厳しい1ヵ月半になりそうです。
皆様もくれぐれもご自愛下さい。
良い週末を!