かくかくしかじか

【商品市況概況】 2025年5月20日 市況

「ドル安で堅調原油は調整」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品市場は液体燃料やその他農産品が下落したが、非鉄金属や貴金属などは上昇した。総じてドル安基調となったことが、ドル建て資産価格を押し上げたと考えられる。

ただし、株価はこれまでの上がり過ぎから調整していること、和平が期待された中東や宇露の停戦は、トランプが介入したものの上手くいっているとは言えず「交渉から撤退」といった主旨の発言も出ている。

結局、トランプの交渉の成果はこのままだとウクライナと重要港物資源の開発で合意したことぐらいになる。当たり前であるが戦争の終結はそれほど簡単な話ではない。

宇露の停戦が上手くいかない可能性が高いことは事前に分かっていた事ではある。ロシアはウクライナ4州をロシアに割譲すること、ウクライナNATOに加盟しないこと、といった「ウクライナ属国化」が目的であるため、現在の状況で停戦に応じる気はないと考えられる。

ただし、ロシアは公共投資や海外企業の収奪、戦争向けの需要増加などで好景気に沸いていたが、足元、CPIは前年比+10%を越え、GDP成長も減速しておりロシアがおかれている状況も厳しい。

ここでEUがロシアに対する制裁強化を打ち出したが、これによってガスや石油の輸出が減少すれば、ロシアにとっては打撃だ。この時、米国がEUに同調してロシア産原油・ガスを購入している中国やインドに二次制裁を課すのかどうかがポイントとなろう。

この場合、ガス・原油価格の上昇、場合によっては十分に調達できなくなるリスクがあるが、原油に関してはOPECプラスが増産、ガスに関しては米国から調達する見通しであることから「対応可能」と判断したようだ。

 

※昨日の市場総括の続きは有料レポートの本日の見通しからどうぞ

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【かくかくしかじか】

いろいろ話題になっている

「かくかくしかじか」

を見てきた。
2015年の第8回マンガ大賞に選ばれた
東京タラレバ娘などを描いた東村アキコ先生の作品である。

そもそも、タラレバ娘以降、東村先生の作品は
全部読んでるつもりでしたが
名作と名高い、これについては読んでませんでした。

で、この前の金曜日の夜からマンガを読み始め
土曜日の早朝に読み終わり
泣き
翌日の午後に観に行くことにしました。

この作品と映画の存在を知ったのは
永野芽郁さんの不倫騒動が切っ掛けですが
これがなければ見逃している所でした。

で。

内容は話すとこれから見る人もいると思うので
ここでは書きませんけれど
いや、やっぱり大泉洋さんが上手かったですよ。
東村先生は映像化をずっと断っていたらしいですが

大泉洋なら」「自分が脚本書けるなら」

ってことでOKが出たらしいですが
こういうべらんめぇ超の親分肌で
ちょっと寂しさのある役をやらせたら
恐らく今、日本で彼の右に出る人はいないんじゃないですかね...
ちょっと、「浅草キッド」を見た後に似てました。

で、件の永野芽郁さん。
いろいろ叩かれてますが、良い演技してました。
きっと芸術家なんで変わっているだろう東村先生を
いい雰囲気で演じてました。

「イメージ」を売ってるCMを全部降ろされたのは
まぁ...自業自得のところがあるんで仕方が無いですけれど
演技まで封印、するのももったいないぁと。
見ながら思いましたが、そういうわけにはいかないんでしょう。
被害を受けている人が企業も含めてたくさんいますからね
彼女が主演、って行った時にお金を出してくれる企業は
当然減ることになるでしょうし...

となると...

あんまり不倫とか離婚とか気にしないNetflixとかの方に
みんなシフトしちゃうんじゃないですかね?
それはそれで、みている方は良いんですが
日本のエンタメにおいては損失が大きいような。

取りあえず、近々、ミッション:インポッシブル見てこよう。
カミさんは実は好きではないらしいので1人で行く、かぁ...

と、今日も東京は良い天気です。
皆様、本日も1日、よろしくお願いします!