【商品市況概況】 2025年10月14日 市況
「米中対立激化懸念で下落 パウエル発言によるドル安・金利低下が支え」
【昨日の市場動向総括】
昨日の商品市場は、ドル安を材料にその他農産品が上昇、貴金属セクターの一角が上昇したが、その他は軒並み水準を大きく切り下げた。
先週末に突如始まったトランプ関税が中国向けに放たれたがそれに対して中国が報復を発表、更にそれに対してトランプ政権が中国産の大豆油購入停止を発表したことなどが材料となった(米報復はやや無理があることは、有料レポートの農産品セクターのコメントをご参照下さい)。
現在、米中が相互に課そうとしている制裁は以下の通り。
(米国)
・中国の独立系製油所・ターミナルなど100の個人・船舶に対する制裁(イランとの石油貿易で)
・中国輸入品全般に対して100%関税を追加上乗せ
(中国)
・米国船舶への港湾手数料引き上げ(軍事用輸出ライセンス義務化)
・レアアース輸出規制拡大
・14の外国企業を「信頼できない実体リスト」に追加(米ドローン企業など)
・韓国Hansha Oceanの米子会社5社に対する取引停止
ただし、米中ともここまでの対立は不利益しか無いこと、米中首脳会談が開催される方向に変わりは無いこと、13日に事務方が協議を行っていることが報じられるなど、最終的には合意に至るとの楽観や、FRBパウエル議長が利下げを肯定する発言に加えて、短期市場の需給タイト化が金利を押し上げる可能性が出ているため、QTを停止する方針を示したことが、価格を支える形となった。
また、昨日発表されたIMF経済見通しは、世界経済が2025年は+3.2%(前回見通し比+0.2%)と上方修正したことも価格を支えた。上方修正の理由は関税問題が一応一段落したこと、関税の影響が懸念ほどではなさそうであることが材料。
しかし、同時に米国のインフレが上振れしている一方、その他の地域ではインフレが抑制される見通しが示された。
【雑感】
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【スポーツ観戦】
昨日は本当は仕事をしようと思ったんですが
全くやる気が出なくて
本を読もう!って思っていたんですが
高市政権誕生がピンチになったところで
読む気が急速に低下し、マンガに逃げました...
さて。
週末、CSを見てましたが
応援しているジャイアンツはあっさり負けました。
まさか初回に5点を取って、すぐその裏に5点取られて同点
最後、サヨナラ負けって...
まぁ、ペナントレースの順位順ということであれば
妥当と言えば妥当な結果なので、もう仕方がなんですけど。
後は岡本選手が海外に行くのか
伸びてきている若手の選手が来年きちんと使ってもらえるか
ドラフトでどんな選手を取るのか?また内野手...?とか
いろいろ思うことはありますが
こういう感覚はもう数十年ぶりですね。
斎藤雅樹が引退し、松井秀喜がヤンキースに行ってから
ほとんど野球を見なくなったんですが
(というよりカミさんが見ないので結局見なくなった)
最近、「ああ、ファンってこういうこと考えてるんだな」と
懐かしく思い返したりしています。
気がつくと野球やりもサッカーが好きな友人が多く
全日本の監督の采配がなってないとか
誰が代表から外れるのは納得いかないとか
試合じゃないのにそこをどうこう言ってもなぁ...
って。見ていない人間からすると
正直どうでも良い話になっちゃってたんですが
いざ、野球への興味が戻ってくると
他の競技もどうなってるんだっけ?
って気になり始めるから不思議です。
と、やっぱりスポーツは見ていて楽しいので
週末、勉強に本を読まなきゃいけないのは確かなんですけれど
改めていろいろ見てみようと思います。
あ、読者の方から薦められたMリーグも見てみるか。
久しぶりに麻雀やってみたい、という気もしてますんで。
今日も1日、よろしくお願いします!