NHKの雪の女王って

(市況)

 昨日の原油相場は下落。短期的な上げピッチが早かったため、利食いのタイミングを待っていた投機筋が、サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物相の増産発言を受けて明日の統計を控えて一旦利食い売りを入れたためと思われる。基本的な地合いは暫く強いと思うけど。

 訳がわからなくなっているのは非鉄金属。ファンドのエネルギー・非鉄金属への投資比率がまだ充分ではないことから、ファンド買いが続いているみたい。相場が上がれば「ファンドが〜」とか「中国人が〜」とかいっているのはだんだん疲れてきた。

 ま、今日はライブドア問題をこなして日本株が上昇しているので、いろんな意味でほっとしているけど。

(ひとりごと)

 ついにホリエモン、捕まってしまった。株式市場に悪い影響が出なければ良いのだが。嵐とともにやってきて、去っていた感じだ。不思議なもので、私は少なからず彼の行動を面白くなく思っていたのだが、いざこうなってしまうと「かわいそうだ」という気もする。「日本人は判官びいき」と言われるゆえんだろうか。

 さて。NHK日曜の7:30から、「雪の女王」という番組をやっている。私は正直毎週見ているわけでもなく、通常横目に見る程度なのだが、どうやら一部マニアの間では噂の番組らしい。私も昨年友人に教えてもらって知った。

 複数のプロデューサーが交代で制作しているらしいのだが、「出崎統」という人が担当しているときが凄いらしい。このお話、全容は全く分かっていないが「剣と魔法」系の話で、そんなにギラギラしている話ではない。主人公は子供の女の子だし。

 だが、私の友人に指摘されたとおり、場面が変わると「明日のジョー」ばりに汗の飛び散っている「静止画像」が画面いっぱいになったり、吟遊詩人が 墓場で突如殴りあい、果てはクロスカウンターパンチを繰り出し(もちろん画像はとまり、汗が飛び散る)やとび蹴り(吟遊詩人って、そういう職業?)を食らわせたりするのだ。すごい。

 何でも聞いてみるとこの作品、「明日のジョー」のプロデューサーだった人が作っているらしく、子供向けのメルヘン系の話なのにギラギラしているのだ。

 で、最後の歌は小田和正の「大好きな君に」。全くこの話にマッチしていない。う〜む。このアンバランス。一度見てみることをお薦めする。