人生五十年

(市況)

週末の商品市場は概ね反発した。但し、個別にファンダメンタルの強い商品が物色されている。米雇用統計は予想を下回る内容となり米国の利上げ観測は大幅に後退した。素材高等を引き金として米経済が徐々に減速していることが伺える状態。これにより、「米利上げ観測後退、素材高等を材料にして徐々に景気減速」というシナリオが描きやすくなり、端的に言えば、米債券を買い進みやすくなり、米市場においてはしばらくの間株を売らないまでも、「債券買い、株維持」の方向性が見えてきた感がある。

金利が据え置かれる、ということはマネーマーケットで資金を調達してその他の市場で資金を運用するファンドは、再度超過利潤を取りやすい市場に資金を振り向けやすい環境になった、ともいえる。よって、ファンダメンタルの強い商品はしばらくの間、物色される可能性が高いと考えている。

個別材料としては、ついにイランの最高指導者ハメネイ師が「ホルムズ海峡の閉鎖の可能性」ついて言及しており、イランを巡る情勢は混迷を極めている。

(ひとりごと)

どうも影響を受けやすい。
今年はNHK功名が辻を毎週見ているのは、ご存知のことと思う。
個人的に仲間由紀恵が大好きなので見ているのだが、その他の俳優陣は本当に良い俳優を使っているので、番組の出来自体も良いと思っている。
舘ひろしが時代劇に出ているのはあまり見たことがないが、信長役、非常に上手く演じているな、と思う。

我が家では最近、信長vs光秀ごっこを導入した。
最近仕事の都合で家に帰る時間が遅くなることが多いのだが、カミさんと一緒に夕飯を食べられないことが多い。

私 「貴様、飯はもう食ったのか」
カミさん 「いえ、本日は頂いておりませぬ」
私 「では、なぜわしと飯を食わぬ。ほほぅ、おぬし。この信長と飯が食えぬというのか!」
カミさん 「いえ、決してそのような...」
私 「貴様が心の中で、わしとは飯が食えぬと、笑ろうておるのが、手にとるように分かるわ!たわけめ!!」

といって、蹴っ飛ばす、わけではないです。
でも完全に、舘ひろし(信長)と坂東三津五郎(光秀)の気分。

来週、本能寺の変で、信長、討たれちゃうんですよね。

人生五十年 下天のうちをくらぶれば 夢幻のごとくなり