メヂカラ

(ニュース)

・2月米新築住宅販売 前月比▲3.9%の84.8万戸(前月確報 88.2万戸(速報比▲5.5万戸))、市場予想+5.4%の98.5万戸。2000年6月以来の低水準。

・豪Minara Resourcesは需要の増加に対応するため、9月までにその生産量を25%増加させる計画であると発表。Murrin Murrinの2,000Mtの検証が完了した後に決定するとのこと(年産20KMtに)。      
・BHP Billitonは、2007年の探鉱費用に71.3億?を投資すると発表(主にアジア、アフリカ、中国の需要増加が現状の供給量では満たせないため)。 
・Vale do Rio Doceは、ニューカレドニアのGoro Project完了までに30億?以上の費用がかかり、フル稼働まで3年かかる見通しと発表。完成予定はQ408。
・ペルーの2月の輸出は、銅(354百万?、前年比+20%)、亜鉛(221百万?、前年比+100%)の影響で、合計17.8億?(前年比+23%)に増加。   
・Xstrataはオーストラリア、チリ、ペルーの新規鉱山開発等を通じて銅生産を1百万?/年増加させる計画。 

・Holly Energy のWest Bountiful製油所(26KBD、ユタ、P4)、火災のため稼働率低下。      
・Valero Wilmington製油所(135KBD、FCCキャパシティ54KBD、カリフォルニア、P5)、メンテナンスに遅れ。      
・イランは国連安保理の追加制裁決議に対し、今後も核開発を継続することを表明。      
・IEAマンディル事務局長「原油価格は現在非常に高い水準にあり、OPECは増産するべきだ。消費国は消費量を減らす必要がある」   
・豪Woodside Cossak Pioneer地区の生産(1000KBD)を一時的に停止。サイクロンKaraの接近で。同様にLegendre地区(7KBD)、Multineer Exeter地区(55KBD)も生産停止に。 

(市況)

「軒並み上昇」      
 昨日の商品市況は軒並み上昇した。ファンダメンタルの強さと株式市場の安定を映じて、非鉄金属・エネルギーは騰勢を強めている。昨年4月に急上昇他状況と価格の動きがなんとなく類似している。ユーロ高を映じて貴金属は上昇、ソフトコモディティは米輸出関連統計がベアな内容であったことや天候の好転で作付けが進むと見られたことから、投機筋の利食い売りに押された。

(ひとりごと)

夜、どうしても子供が起きてしまう。      
ミルクを飲むので、2時間とか3時間おきに目が覚めるのは仕方のないことなのだが      
それ以外にも原因不明のぐずりがあるから大変である。      
まぁ、このあたりはどの親でも経験することなのだろうから、取り立ててウチが大変、というわけではないと思う。      
      
とはいっても。      
      
やっぱり子供もママに抱っこしてもらっているほうが良いらしく、私が抱いてもあまり泣き止まない。      
という話を会社でしていたところ、とある商品を勧められた。      
ぬいぐるみなのだが、おなかのボタンを押すと、胎児が母親のおなかの中にいたときと同じ音がでて      
子供も安心、両親も安心、皆で安眠、というスグレモノである。      
ちょっと高かったが買ってみた。      
      
実験してみると確かに効果はテキメンで、我が子もガクッとなってあっという間に眠りに落ちる。      
これは凄い。      
これでパパもママも安眠できる、と思った。      
      
しかしながら、である。      
      
夫婦で夕飯を作っている最中にぐずりだしたので、当該商品の活躍の出番か、と思い      
ぬいぐるみのおなかのスイッチを押そうと、ベビーベッドに近づいた。      
ぬいぐるみは子供に音がよく聞こえるように、枕もとにおいてある。      
      
ボタンを押そうと手を伸ばす私。      
      
ところが、我が子がこの父親の動作に気づいた。      
泣きながら、切なそうにぬいぐるみのボタンを押そうとしている私の手をじっと見ているのだ。      
まるで、      
      
「頼むから押さないで!」      
      
と懇願しているようだ。      
      
「それを押したら、俺、眠っちまうよ!!」      
      
といわんばかりに淋しく、かつ、切ない顔をするのだ。      
いとおしい、という感情は、こういうときに生まれるのだ、と知る瞬間である。      
      
以前、実家の飼い犬が遊んでいたおもちゃを取り上げたとき、似たような目をされたことがある。      
犬と我が子を同列に扱ってはいけないのだが、言葉がしゃべれない、ということで目での表現力が増すようである。      
まさに「目力(メヂカラ)」      
      
女性雑誌で取り上げられていた「目力」とは、別ですが、こっちのほうが強力だ。      
切ない目力特集ってのはどうですかね?      
      
え?意味が違うって?