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【商品市況概況】
「景気回復の皮肉」
 昨日の商品価格は軒並み下落している。各国政府が追加経済対策の実施に慎重な見方を示し始めていることや、金融当局の量的緩和の終了観測の高まりが市場参加者のセンチメントを一時期の超強気からニュートラルに傾けつつある中、経済統計の悪化に伴う株安やドル高が売り材料となった。景気が底を打ち、回復過程に入りつつあることは略間違いないようなのだが、もしそうなると「追加的な経済対策実施の必要性」がなくなることになり、結果的に一時的に相場は調整を余儀なくされることになる。特に過剰流動性の供給が金融商品価格を大きく押し上げていたことも事実であり、流動性供給の停止は商品相場の下押し材料となりえる。同時に景気が回復していることもこれもまた事実であり、下値は堅いと考えている。


【経済関連ニュース】
・8月ユーロ圏 民間向け融資 前年比+0.1%(前月改定▲0.7%)。
・8月米製造業耐久財受注 前月比▲2.4%(前月改定+4.8%(速報比▲0.1%))。
・9月ミシガン大学消費者マインド指数確定 73.5(速報比+3.3)。
・8月米新築住宅販売 前月比+0.7%の42.9万戸(前月改定42.6万戸(速に▲0.7万戸))。
G20首脳声明「銀行に対し健全な報酬体系の実行を直ちに要求。2013年までに自己資本規制の強化を図る方針。」

NY Dow  :9,665.19(▲42.25)
S&P500   :1,044.38(▲6.4)
NIKKEI225 :10,265.98(▲278.24)
JPY/USD :89.8(▲1.39)
USD/EUR :1.468(▲0.0007)

・ドルは対ユーロで小動き。経済統計がまだら模様の中、方向感が出にくい展開となった。円は対ドルで大幅に上昇、藤井財務大臣の為替市場での介入否定発言を受けて。
日本株は大幅に下落。NY市場が続落したことや、金融大臣のモラトリアム発言を受けた金融機関の経営悪化懸念、さらに自己資本拡充の動きが株価を希薄化させるのではとの見方が広がったことから。米株は続落。経済統計の悪化で。


穀物市場サマリー】
Cbot Wheat :449.75(▲23.25)
Cbot Corn :334.00(▲2.5)
CSCE Sugar :21.59(+0.15)


非鉄金属・貴金属】
Comex Gold :990.30(▲7.3)
Nymex Platinum :1,284.6(▲23.9)

・NY金は下落した。経済統計の悪化に伴い、株価が下落、ドル高も進行したことから金にも手じまい売りが入った。引き続き金は投機の規制の対象になりにくいこと、ソブリンの買い等により堅調な推移になると考えている。昨日の引けは(東京時間0:00価格) 990.30(▲7.3)。
 銀価格は下落した。株の下落とドル高の進行で。昨日の引け(東京時間0:00価格)は 1,603.80(▲23.5)。"
 先週のCFTCポジション報告によるNon-Commercialポジションは、金はロングが265,925(前週比 +2,596)、ショートが29,176(前週比 +1,494)となったことから、ネットで236,749(前週比 +1,102)となった。銀はロングが56,756(前週比 +2,596)、ショートが9,522(前週比 +1,494)となったことから、ネットで18,659(前週比 ▲1,519)となった。
・NYプラチナ価格は下落した。ドル高の進行と株安を受けて。昨日の引け(東京時間0:00)は1,284.6(▲23.9)。
 パラジウムも下落した。昨日の引け(東京時間0:00)は294.55(▲3)。"
 先週のCFTCポジション報告によるNon-Commercialポジションは、プラチナはロングが20,408(前週比 ▲1,994)、ショートが2,184(前週比 ▲790)となったことから、ネットで18,224(前週比 ▲1,204)となった。パラジウムはロングが24,442(前週比 ▲1,994)、ショートが27,979(前週比 ▲790)となったことから、ネットで13,031(前週比 +514)となった。


・Doe RunのPeruの亜鉛鉱山再開の見込み。


Copper 3M :5,990.00(+30:95B)
 昨日の銅価格は上昇した。上海在庫の大幅な減少を受けて買い戻しが入り、買い戻しが優勢となった。結局50日移動平均線レジスタンスを試す動きとなったが、経済統計の悪化に伴う株価下落とドル高の影響でこの水準を上抜けすることはできなかった。銅は中国の経済対策の効果で堅調な推移となってきたが、その効果が一巡したこともあって一時期の力強さはない。各国政府が出口戦略を視野に入れつつある中、いったん調整があってもおかしくない。ただし中長期的には銅は需給がひっ迫する可能性は高く、総じて底堅く推移することになろう。LME在庫は▲175Mt減少、(FSCは72.3日)、(キャンセルワラント率は2.1%)。売買高は10,065枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期先の上げ幅が大きくブルフラットニングしている。C-3(Cash vs 3M Fwd)は95ドルバックとバック幅を縮小した。昨日の引けは5,990.00(+30:95B)。
 8月の中国の銅関連品輸入は1,007.38(前月比▲154.87, 前年比+28.02)、輸出は6.87(前月比▲0.29, 前年比▲15.99)となっている(単位はいずれもKMt)。

Zinc 3M   :1,880.00(+16:27C)
 昨日の亜鉛価格は上昇した。2営業日の下落幅が大きかったことと、上海在庫の大幅減少が材料となった。ただし株価の下落とドル高もあり、上値は重かった。LME在庫は▲400Mt減少、FSCは14.7日(キャンセルワラント率は2.3%)。売買高は3,225枚。イールドカーブは期近の上げ幅が大きくブルフラットニングしている。C-3は27ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは1,880.00(+16:27C)。
 8月の中国の亜鉛輸入は41.48(前月比 ▲26.77, 前年比 +2.54)、輸出は0.99(前月比 ▲0.67, 前年比 ▲3.78)となっている(単位はいずれもKMt)。

Lead 3M   :2,185.00(+14:27C)
 昨日の鉛価格は上昇した。目立った新規材料はなかったが、銅等の非鉄金属が買い戻される中、週末を控えて買い戻しが入ったものとみられる。自動車関連業種の業績回復や、中国当局の環境規制の影響で強含んでいるが、各国政府が徐々に出口戦略を意識し始める中、上値も重くなってきている。LME在庫は+675Mt増加、(FSCは5.6日、キャンセルワラント率は0.8%。)。売買高は1,379枚。イールドカーブは略パラレルに低下している。C-3は27ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは2,185.00(+14:27C)。
 8月の中国の鉛輸入は8.0(前月比 ▲9.5, 前年比 +3.13)、輸出は1.45(前月比 ▲2.34, 前年比 +1.02)となっている(単位はいずれもKMt)。

Aluminum 3M :1,815.00(▲24:33.35C)
 昨日のアルミ価格は下落した。経済統計、特に米住宅関連統計と米耐久財受注の悪化を受けて地合いが悪化した。株安の進行やドル高の進行も売り材料となった。足許、欧州や米国でLME在庫が減少するなど、実質的に利用可能な在庫が少ないことから需給は在庫水準に関わらずタイトであり、高値での推移が続いている。ただし、各国政府が緊急経済対策の出口戦略を意識し始める中、一旦下値を探る動きになりやすいと考えている。LME在庫は▲4,450Mt減少、(FSCは45.2日)。(キャンセルワラント率は2.5%)。売買高は11,664枚。イールドカーブは期近の下げ幅が大きくベアスティープニングしている。C-3は33ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。昨日の引けは1,815.00(▲24:33.35C)。
 8月の中国のアルミ関連製品の輸入は760.92(前月比▲354.91, 前年比+168.96)、輸出は27.38(前月比▲5.07, 前年比▲68.52)となっている(いずれも単位はKMt)。

Nickel 3M :16,900.00(▲200:89C)
 昨日のニッケル価格は下落した。経済統計の悪化に伴う株安とドル高が地合いを悪化させたため。LME在庫の絶対水準やニッケルの主要用途であるステンレス需要が回復しているとのサインは出ておらず、政府、金融当局による経済対策の終了観測が強まる中、下値余地を探る動きとなりやすくなっている。目先100日移動平均線が下値の目途として意識されよう。LME在庫は▲138Mt減少、(FSCは31.5日)、キャンセルワラント率は1.1%。売買高は1,253枚。イールドカーブは期近の下げ幅が大きくベアフラットニングしている。C-3は89ドルコンタンゴと前日と変わらず。昨日の引けは16,900.00(▲200:89C)。
 8月の中国のニッケルの輸入は22.7(前月比 ▲25.05, 前年比 +15.95)、輸出は4.79(前月比 +0.51, 前年比 +4.42)となっている(いずれも単位はKMt)。

Tin 3M   :14,425.00(+50:470B)
 昨日の錫価格は上昇した。特段材料があったわけではないが、週末を控えて100日移動平均線を下値に堅調な推移となった。LME在庫は+35Mt増加、(FSCは23.3日)、P596は1.52%。売買高は309枚。イールドカーブは期近が下落、期先が上昇しフラットニングしている。C-3は470ドルバックとバック幅を縮小した。昨日の引けは14,425.00(+50:470B)。
 8月の中国の錫の輸入は1.64(前月比 ▲0.48, 前年比 +0.95)、輸出は0.15(前月比 +0.15, 前年比 +0.12)となっている(いずれも単位はKMt)



【エネルギー関連ニュース】
WTI :66.02(+0.13)
Brent :65.11(+0.29)

・イランの第二核濃縮施設建設観測に対し、オバマ大統領が懸念を表明。

 昨日のNY原油は上昇した。2営業日の下げ幅が大きかったことから買い戻しが優勢となった。イランの核濃縮問題などの支援材料もあったが、株の下落を受けて結局上げ幅を削る動きとなった。そもそも需要が回復していないことから再び下値余地を探る動きとなっている。イールドカーブは期近が上昇、期先が下落しフラットニング。直近限月の騰落率は+0.2%。昨日の引けは66.02(+0.13)。
 Brentは上昇した。イールドカーブは期近と期先が上昇し、ブルフラットニングしている。直近限月の騰落率は+0.4%。昨日の引けは65.11(+0.29)。
 WTI/Brentのスプレッドは0.91のポジティブスプレッドとなっている。"
" RBOBは下落した。原油価格の下落を受けて。そもそも需要の回復が緩慢(というより回復していない)なことから、価格の上昇要因は原油価格の上昇のみであるといっても言い過ぎではない。足元200日移動平均線の中期的なサポートを試す動きとなっている。イールドカーブは期近の下げ幅が大きくベアスティープニングしている。直近限月の騰落率は▲1.0%。昨日の引けは162.05(▲1.61)。
 ヒーティングオイルは下落した。原油価格の下落に連れる形で下落した。そもそも100日移動平均線を割り込んでおり、ファンダメンタルズが引き続き弱いこともあってRBOBと同様200日移動平均線のサポートを試す動きとなっている。イールドカーブは期先の下げ幅が大きくベアフラットニング。直近限月の騰落率は▲0.3%。昨日の引けは167.71(▲0.43)。
 ICEガスオイルは下落した。イールドカーブは略パラレルに低下している。直近限月の騰落率は▲0.9%。昨日の引けは534.50(▲4.75)。



【ひとりごと】
周りのみんながIphoneに変えているので
私も15年愛用してきたNTTを止め、Iphoneに変えることにした。
結構大英断である。

で。

私、結構コンピュータ音痴なのだが
Iphoneを使うためにはどうも、PCにItuneなるものをインストールせねばならず
これを使ってデータや連絡先を管理するのだとのこと

さっそくインストールして
私の連絡先をアウトルックに同期(結局Iphoneからエクスポートされる)した。


おお


確かに連絡先が自動的にアップデートされていく
これで管理もしやすくなるだろう


じゃあ、次は嫁さんの携帯を...


!!!
なんだか知らないんですが、私の持ってる連絡先がどんどんカミさんの携帯にエクスポートされていくんですけど!!!
動揺しているとカミさん登場。


カミ「どうしたの、うまくいった?」
私「いや、あの...」


Iphoneを取られる。
こっちは自分の連絡先が全部カミさんの携帯に移ってしまっているので、激しく動揺している。


カミ「なに、この蘭って?」
私「え...キャバクラ嬢です...」


このあと、血のにじむような贖罪の時間と設定手続きに追われ
早く寝る予定だったのが結局終わったのが夜中の3時。


...変えるんじゃなかった
(後で全部うまく処理できたんですが、最近のものは設定が難しすぎますよ...)