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【商品市況概況】
「下落」
 昨日の商品価格はまちまち。エネルギーは引き続き、年末を控えた利益確定の売りに押されており、加えてドル高の進行が材料となった。株式は経済統計の好転を受けて上昇、それを受けて(特に中国の経済統計の好転と株上昇を受けて)非鉄金属は大幅に上昇している。貴金属は唯一の売り材料となるドル高の進行で下落している。
 今後は投機対象となっていた商品は下落をする(特に原油)とみているが、その他の商品に関しては経済統計の好転を受けて堅調な推移になると予想する。以前と比較して経済統計等が悪い材料であってもあまり反応することはなくなり、金融政策の変更に繋がる可能性がある材料(ドバイショックや、物価指数の上昇等)に反応し易い市場になってきた。当面出口戦略が実際に実行される可能性は低いと考えているため、相場は下落するとしてもその下落幅は限定されるだろう。


【経済関連ニュース】
・ECBトリシェ総裁「トービン税に反対の意向」
・11月中国小売売上高 前年比+15.8%(前月+16.2%)。
・11月中国CPI 前年比+0.6%。
・11月中国新規融資 2,948億元。
・11月中国工業生産 前年比+19.2%(前月+16.1%)。
・11月米小売売上高速報 前月比+1.3%(前月改定+1.1%(速報比▲0.3%))。
・11月米輸入物価指数 前月比+1.7%(前月改定+0.8%(速報比+0.1%))。除く燃料 前月比+0.4%(前月改定+0.4%)。
・12月米消費者マインド指数速報 73.4(前月改定67.4)。
・10月米企業在庫 前月比+0.2%(前月改定▲0.5%(速報比▲0.1%))。

NY Dow  :10,471.50(+65.67)
S&P500   :1,106.41(+4.06)
NIKKEI225 :10,107.87(+245.05)
JPY/USD :89.27(+1.05)
USD/EUR :1.463(▲0.0085)

・ドルは対ユーロで上昇。米小売売上高の改善や、米輸入物価の上昇等、金利引き上げに繋がるような材料が相次いだことから金利引き上げ期待で。円は対ドルで大幅に下落している。
日本株は上昇。米国株の上昇や、中国経済統計が好調を維持していることなどが材料となった。米株は続伸。経済統計の好転を受けて。



穀物市場サマリー】
Cbot Wheat :519.25(+1.5)
Cbot Corn :389.25(+12)
CSCE Sugar :23.43(+0.74)

・大豆価格は上昇した。 先週のCFTC Non-Commercialポジションは、ロングが280,424(前週比 ▲14,508)、ショートが85,658(前週比 +20,682)となったことから、ネットで194,766(前週比 ▲35,190)となった。インデックスファンドのポジションは382,310(前週比 ▲3,647)となっている。
・トウモロコシ価格も上昇。 先週のCFTC Non-Commercialポジションは、ロングが151,235(前週比 +5,503)、ショートが34,318(前週比 +4,878)となったことから、ネットで116,917(前週比 +625)となった。インデックスファンドのポジションは163,427(前週比 ▲1,428)となっている。
・小麦価格も上昇。 先週のCFTC Non-Commercialポジションは、ロングが73,174(前週比 ▲1,905)、ショートが74,141(前週比 ▲2,631)となったことから、ネットで▲967(前週比 +726)となった。インデックスファンドのポジションは181,986(前週比 ▲885)となっている。



非鉄金属・貴金属】
・11月中国鉄鋼生産 前年比+46.4%の62.95百万Mt(前月改定62.44百万Mt)。

Comex Gold :1,119.40(▲6.3)
Nymex Platinum :1,422.7(▲1.8)

・NY金は下落した。米経済統計の好転に伴う、米利上げげのタイミングが早まるとの見方が強まりドル高が進行したことが売りの切っ掛けとなった。CFTCのNon-Commecialネット買いポジションは引き続き高い水準を維持している。今後はドル高の進行と安全資産選好の流れの綱引きとなろう。基本、市場が安定しても、混乱しても金の買い材料になるのだが、当面は為替の動きをにらみながら神経質な展開にならざるを得ない。昨日の引けは(東京時間0:00価格) 1,119.40(▲6.3)。
 銀価格は下落した。金の下落を受けて。昨日の引け(東京時間0:00価格)は 1,708.40(▲8.9)。"
 先週のCFTCポジション報告によるNon-Commercialポジションは、金はロングが290,956(前週比 ▲6,360)、ショートが36,527(前週比 ▲1,725)となったことから、ネットで254,429(前週比 ▲4,635)となった。銀はロングが46,575(前週比 ▲6,360)、ショートが4,039(前週比 ▲1,725)となったことから、ネットで20,365(前週比 +4,735)となった。

・NYプラチナ価格は下落した。30日移動平均線でサポートされて上昇していたが、NY時間のドル高の進行が引き金となり、上げ幅を削り結果的に前日比マイナスで引けた。今後はドルの動向をにらみながら神経質な推移になろう。昨日の引け(東京時間0:00)は1,422.7(▲1.8)。
 パラジウムも下落した。昨日の引け(東京時間0:00)は360.15(▲2.8)。"
 先週のCFTCポジション報告によるNon-Commercialポジションは、プラチナはロングが22,820(前週比 +1,669)、ショートが1,706(前週比 +263)となったことから、ネットで21,114(前週比 +1,406)となった。パラジウムはロングが48,128(前週比 +1,669)、ショートが35,502(前週比 +263)となったことから、ネットで14,491(前週比 ▲1,724)となった。


Copper 3M :6,835.00(+25:39C)
 昨日の銅価格は小幅上昇した。中国経済統計が好調を維持していることや上海在庫の減少を受けて上昇していたが、LME在庫の増加や夜間のドル高進行を受けて引けにかけて上げ幅を削った。今後は投機筋のロングポジション解消売りを中国を中心とした消費国の実需の買いがどれだけ支えられるかがポイントとなるが、年末はポジション調整の売り圧力のほうが強かろう。ただし、景気回復が持続すると見られることから中長期的にはポジティブなパフォーマンスを維持するものと見られる。また、生産者側の問題(鉱石の品質劣化、掘削可能地域の不安定さ、開発に要する時間が長いこと)を受けて長期的にはさらに強いパフォーマンスになるものと考えている。LME在庫は+4,450Mt増加、(FSCは9.5日)、(キャンセルワラント率は0.3%)。売買高は8,466枚。イールドカーブはまちまちだが総じて上昇している。C-3(Cash vs 3M Fwd)は39ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。昨日の引けは6,835.00(+25:39C)。
 10月の中国の銅関連品輸入は825.91(前月比▲291.3, 前年比▲102.24)、輸出は19.08(前月比+7.96, 前年比+17.9)となっている(単位はいずれもKMt)。

Zinc 3M   :2,298.00(+28:34.25C)
 昨日の亜鉛価格は上昇した。中国の経済統計の好転、特に鉄鋼生産の増加を受けて亜鉛は上昇余地を探る動きとなった。ただし引けにかけてはドル高の進行を受けて上げ幅を削った。中期的には亜鉛価格は堅調な推移になると考えている。最大需要国である中国の鉄鉱石輸入、鉄鋼生産の増加に伴う亜鉛需要の増加観測、同時に中国国内の環境面を意識した精錬キャパシティの縮小が需給をタイトにさせると予想されるためである。ただし、今のところ中国の亜鉛輸入は国内生産の増加に伴い減少しており、域内需給が緩和する可能性があり頭は重かろう。LME在庫は▲225Mt減少、FSCは15.5日(キャンセルワラント率は1.0%)。売買高は2,563枚。イールドカーブは期近の上げ幅が大きくブルフラットニングしている。C-3は34ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは2,298.00(+28:34.25C)。
 10月の中国の亜鉛輸入は40.32(前月比 ▲7.5, 前年比 +17.93)、輸出は4.35(前月比 +2.56, 前年比 ▲3.25)となっている(単位はいずれもKMt)。

Lead 3M   :2,301.00(+26:33C)
 昨日の鉛価格は上昇した。中国経済統計の好転を受けた買いにより上昇、その後のドル高で下落した。今後は足元の在庫水準の高さや中国の輸入減少(国内生産も減少しているので、需要が若干鈍化しているとみる)を映じて徐々に水準を切り下げると見ている。下値の目途は100日移動平均線となる2,200ドルを挙げておこう。LME在庫は+225Mt増加、(FSCは6.3日、キャンセルワラント率は0.1%。)。売買高は1,747枚。イールドカーブは期先の上げ幅が大きくブルスティープニングしている。C-3は33ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。昨日の引けは2,301.00(+26:33C)。
 10月の中国の鉛輸入は6.23(前月比 ▲4.54, 前年比 ▲2.85)、輸出は1.85(前月比 ▲1.12, 前年比 +0.71)となっている(単位はいずれもKMt)。

Aluminum 3M :2,275.00(+72:35.3C)
 昨日のアルミ価格は大幅に上昇した。中国経済統計の好転に伴い、特に中国経済統計との相関の高いアルミ価格は大幅に上昇することとなった。かねてより2,000ドルを超えた場合には2.300ドルまで速やかに上昇するとコメントしていたが、その通りとなっている。基本、中国の需要が堅調であればアルミ価格は2,000ドル前後で安定するが、中国の需要が低調になった場合にはこの水準を下回り、中国の需要が回復すれば2,300ドルを上回る。このコラムでは年末に向けてポジションクローズの売りで一旦弱含むとみていたが、予想以上に良い中国の経済統計を受けて先に上値を試す動きになるという見通しに変更せざるを得ない。LME在庫は▲3,875Mt減少、(FSCは48.5日)。(キャンセルワラント率は3.9%)。売買高は13,371枚。イールドカーブは期近の上げ幅が大きくブルフラットニングしている。C-3は35ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。昨日の引けは2,275.00(+72:35.3C)。
 10月の中国のアルミ関連製品の輸入は696.68(前月比▲239.18, 前年比+222.47)、輸出は39.68(前月比+6.33, 前年比▲8.02)となっている(いずれも単位はKMt)。

Nickel 3M :16,605.00(+330:79C)
 昨日のニッケル価格は上昇した。材料は他の非鉄金属と同様、中国の経済統計の好転を受けてアジア〜NY時間にかけて強含んだ後、ドル高の進行で上げ幅を縮小した。中期的には景気回復に伴うOECD諸国の在庫積み増しの動きを受けて需要は向こう1年半程度横ばいと見ている。一方で、大手生産者は引き続き生産を見送っており、需給はニュートラルになるとみられ、中期的には景気回復に伴い価格は上昇することになろう。LME在庫は+1,080Mt増加、(FSCは42.3日)、キャンセルワラント率は1.0%。売買高は1,210枚。イールドカーブは期先の上げ幅が大きくブルフラットニング。C-3は79ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。昨日の引けは16,605.00(+330:79C)。
 10月の中国のニッケルの輸入は11.38(前月比 ▲9.11, 前年比 +3.03)、輸出は5.9(前月比 +2.75, 前年比 +5.17)となっている(いずれも単位はKMt)。

Tin 3M   :15,200.00(▲100:50C)
 昨日の錫価格は下落した。夜間のドル高の進行を受けて。今後も為替の動きをにらみながら神経質な相場展開になろうか。しかし中期的には最大生産国であるインドネシアの動向に大きく影響を受ける状況が続くと見られ、需給はタイトに推移することになろう。この夏の違法生産者の取り締まりの影響で、錫は生産・輸出とも減少(輸出はどちらかといえば低位横ばい)を続けている。LME在庫は▲10Mt減少、(FSCは25.7日)、P596は2.23%。売買高は149枚。イールドカーブは期先の下げ幅が大きくベアフラットニングしている。C-3は50ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。昨日の引けは15,200.00(▲100:50C)。
 10月の中国の錫の輸入は1.04(前月比 ▲0.86, 前年比 ▲0.7)、輸出は0.08(前月比 ▲0.33, 前年比 +0.06)となっている(いずれも単位はKMt)。



【エネルギー関連ニュース】
WTI :69.87(▲0.67)
Brent :71.88(+0.02)

 昨日のNY原油は下落した。米経済統計の好転に伴い、米利上げ(というよりも超量的緩和の解除)が早まるとの見方が強まったことから。かねてからこのコラムで指摘しているように、そもそも需要が回復しているわけではなく、超量的緩和とそれに伴うドル安が相場を押し上げてきた側面が強いことから、昨晩のような経済統計の好転に伴うドル高の進行は、資産価格の上昇を背景とした利食い売りのきっかけとなる。しばらくは200日移動平均線となる65ドルを試すだろう。イールドカーブは期近並びに期先が低下し、ベアフラットニング。直近限月の騰落率は▲1.0%。昨日の引けは69.87(▲0.67)。
 Brentは上昇した。イールドカーブは期先の下げ幅が大きくベアフラットニングしている。直近限月の騰落率は+0.0%。昨日の引けは71.88(+0.02)。
 WTI/Brentのスプレッドは-2.01のポジティブスプレッドとなっている。"
 RBOBは上昇した。原油価格は下落したものの、200日移動平均線のテクニカルなサポートラインが意識され、この水準でサポートされた。一部テキサスの製油所がマージン縮小や需要減少を材料に製油所の閉鎖を検討していると報じられていることも買い材料となっている。イールドカーブは期近の上げ幅が大きい。直近限月の騰落率は+0.4%。昨日の引けは184.16(+0.65)。
 ヒーティングオイルは上昇した。100日移動平均線のサポートラインを巡る攻防となった。イールドカーブは小幅上昇。直近限月の騰落率は+0.3%。昨日の引けは190.85(+0.56)。
 ICEガスオイルは上昇した。イールドカーブはパラレルに低下している。直近限月の騰落率は+0.2%。昨日の引けは621.75(+1.5)。


【ひとりごと】
最近、テレビを見てると


「懐かしの〜」


とか


「アニメ大特集」


とか
とにかく昔のものをやってるのを良く見かける。
個人的にそういうのやってると、見ちゃうんですけど
そんなにしょっちゅうやってるから
だんだん、懐かしくなくなってきた

なんでこんなにやるんだろうか
と、思ったらどうも

最近の10代、20代はテレビをあまり見なくなり、情報はネットから取得するようになった


かららしい。
なるほどね。
それ以外にも、最近のテレビってどうしても子供に見せたくないものが多いのも事実で


芸人がやたらと相手を殴りまくったり(ま、突っ込みだから仕方ないんですが、どう考えても教育上良くない)
殺人事件の報道の回数が多かったり
シャブやって捕まった芸能人の報道何回もやったり
スポーツ選手や芸能人の不倫や浮気の報道を朝から何回もやってたり


「パパ、この番組はなに?」


と聞かれると、答えられないし、説明できない。
そうなると、親としては子供がいないときにテレビを見ざるを得なくなるわけで
当然のように、我々世代がターゲットになるわけなんですよね
そりゃ、懐かしの〜は多くなるだろう。

じゃ、今の子たちは将来、何見るんでしょうかねぇ。