人生130万年

【商品市況概況】

「対策期待を受けて続伸」

昨日の商品価格はECBやFRB等の金融当局の追加対策期待を受けて、大幅に上昇した。ECB政策委員会では予想通り1.0%の政策金利が据え置かれたが、ギリシャの総選挙などのイベント後のクライシスへカードを温存する形になったが、先々の利下げやLTROの実施を否定しなかったことから、著しい信用収縮への懸念が薄らいだことが最大の要因。また、FOMC投票権を有するアトランタ連銀ロックハート総裁がツイスト・オペの延長に関してコメントする等、欧州のみならず米国も信用収縮回避のための対策に比較的前向きな発言を行っていることが商品相場を支えることとなった...


「ストラドル・ストラングルの買い」

今月は今後の世界経済の方向性を決めるための重要なイベントが目白押しであるため...



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【雑感】

さっきニュースを見ていたら
ゴーン社長の年俸が10億円を超えるらしい



10億円...



通常の大卒のサラリーマンの生涯賃金が3億円ぐらいなので
彼は通常の人間の3回分の人生に相当する賃金を
1年で得ることになる。



どうしても毎度毎度、有名企業の社長さんが
沢山給料をもらっているのを見るたびに



「ああ、この人は人生何回分の給料を1年でもらうんだ」



という計算をしてしまう。
(こう言うところが、普通ではない、と言われてしまうところなのかも...)
何かと注目されるGSのブランクファインCEOは13億円で人生4回分。


著名投資家、ウォーレン・バフェットは50億円ぐらいなので
人生17回分弱



ビルゲイツに至っては、年収5,000億円らしい(ネットからの情報)
ということは、人生1,667回分



念のためですが、上記の収入は税前・1年の収入なので
もしこの水準の年収を維持し
20年間働いたとしたら



ゴーン社長は人生60回分
ブランクファインは80回分
ウォーレン・バフェットは340回分
ビルゲイツは何と人生33,340回分だ



33,340回!!



もし通常の人間が全く死ぬことが無く、(仮に)40年で3億円の収入を稼いでいたとすると



33,340回×40年 = 1,333,600年



130万年!!!
うーむ。ビル・ゲイツが引退するタイミングで同じ手取り総額になるためには
こんなに長く働かなければならないのか。
(インフレ率を考慮していないので、名目ベースではもっと長く働かなければならないが)
ケーキの上にはローソクは立たないだろうし
全部に火を付けたら火事になりそうな本数だ。



もし130万年前(ちなみに前旧石器時代に分類される)から働かなければならなかったとすると
ホモ・エレクトス(原人)が地上に登場した頃から、サラリーマンとして働かなければならない。
このあたりから大脳が発達し始め、言語や火の使いも発達したので
何とかコミュニケーションをして、会社を作れなくもないかもしれない。
作れませんかそうですか。
サラリーマンとしてどんな仕事するんだろう?
やっぱり、狩とか農林水産業、なんだろうな...



イチローや松井の活躍で、3億円とか10億円、って言う年収には
あまり違和感を感じ無くなっているが
10億を超えてくる給料って、相当天文学的な給料だなと
改めて実感、である。